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インフラエンジニアへ未経験で転職する方法|年収・必要スキル・資格・企業選びを解説【2026年版】

未経験からインフラエンジニアへ転職する方法のアイキャッチ
更新日:2026.10.19

目次

インフラエンジニアへの転職は、未経験でも目指せます。実際、当社で2025年8月〜2026年7月に入社した201名のうち、前職がIT以外の方は90%でした(自社集計)。多くは、運用・監視やヘルプデスクなど、手順が決まった業務から経験を積み、構築・設計へ進んでいます。この記事では、仕事内容、年収の目安、必要なスキルと資格、企業の選び方、書類・面接の対策、転職活動の進め方まで、公的データと自社データをもとに整理しました。

この記事のポイント

  • 未経験の入り口は、運用・監視、ヘルプデスク、テクニカルサポートなどが中心。そこから構築・設計へ進むのが一般的な流れ
  • 当社の入社者201名のうち、前職がIT以外の方は90%、文系出身の方は92%(2025年8月〜2026年7月入社、自社集計)
  • 面談から内定までは、中央値で40日。応募は平均5社、内定は平均4社(自社集計)
  • 入社時年収の目安は300万円台前半。インフラ入社者170名の中央値は320万円(転職前300万円)
  • 選考で見られるのは、志望理由の具体性と、学習を続けられるか。資格は、その裏付けになる
  • 企業選びは、研修・配属・勤務形態(夜勤の有無)の3点を、入社前に必ず確認する

結論|未経験からインフラエンジニアへ。入り口を選び、構築・設計への道筋を確認する

インフラエンジニアは、サーバー・ネットワーク・データベース・クラウドなど、システムの土台を設計・構築・運用する仕事です。24時間止められないシステムが多く、運用・監視の担当者は、継続的に必要とされています。そのため、手順書に沿って対応する業務から、未経験者を受け入れる企業が多くあります。

ただし、「未経験歓迎」の求人なら、どこでもよいわけではありません。入社後に、運用・監視だけで何年も止まってしまう職場もあります。大切なのは、入社後に、どの工程の経験を積めるかを、事前に確認することです。この記事では、その確認の仕方を具体的に紹介します。

この記事の読み方

これから転職活動を始める方は、「企業の選び方」「書類・面接」「転職活動の進め方」の順に読んでください。まだ迷っている方は、「仕事内容」「向き不向き」「メリット・デメリット」から読むと、判断しやすくなります。

インフラエンジニアとは|仕事内容と、4つの専門分野

インフラエンジニアは、ITシステムが動くための基盤(インフラ)を、整える仕事です。ウェブサイトや業務システムは、サーバーやネットワークの上で動きます。この基盤が止まると、サービス全体が止まります。そのため、設計・構築から、日々の運用・保守まで、幅広い業務があります。

分野主な役割関わる技術の例
サーバーエンジニアサーバーの設計・構築・運用。OSの設定、サービスの導入、障害対応Linux、Windows Server、仮想化、コンテナ
ネットワークエンジニア社内外の通信環境の設計・構築・運用。機器の設定と障害対応ルーター、スイッチ、ファイアウォール、VPN
データベースエンジニアデータを保管・管理する仕組みの設計・運用。性能の調整、バックアップOracle、MySQL、PostgreSQL、SQL Server
クラウドエンジニアクラウド上の環境の設計・構築・運用。自動化・監視AWS、Azure、Google Cloud

未経験の方が最初に関わることが多いのは、サーバーとネットワークです。まずは1つの分野の基本を身につけ、慣れてきたら、周辺の分野へ広げていく流れが一般的です。

インフラエンジニアの3つの工程

工程内容未経験からの関わり方
設計要件をもとに、構成・性能・セキュリティを決める入社直後は少ない。経験を積んでから担当することが多い
構築設計書に従い、機器やサーバーを設定し、動作を確認する手順書があれば、先輩の補助から担当しやすい
運用・保守システムの監視、障害の一次対応、定期作業、問い合わせ対応未経験の入り口として、最も多い工程

未経験の入り口になりやすい職種|運用・監視、ヘルプデスク、サーバー・ネットワーク

インフラの仕事に入る入り口は、ひとつではありません。経験や適性によって、選ぶ職種が変わります。次の表は、未経験の方が入りやすい職種と、その特徴です。

入り口の職種仕事の中心次のステップ注意点
運用・監視システムの稼働監視、アラート対応、手順書に沿った一次対応障害対応の経験を積み、構築・設計へ進む夜勤・シフトの有無を確認する
ヘルプデスク・テクニカルサポート社内外からの問い合わせ対応、設定の案内、状況の切り分け運用・監視、サーバー・ネットワークの運用へ進むコミュニケーションの比重が大きい
サーバーの運用・保守サーバーの設定変更、パッチ適用、バックアップ、ユーザー管理構築・設計、クラウドへ進むLinuxの基礎が前提になることが多い
ネットワークの運用・保守機器の設定変更、通信の疎通確認、障害の切り分けネットワーク構築、セキュリティへ進む機器・用語の学習量が多い

年収の目安|職種別の平均と、入社時の現実

年収は、気になる点のひとつです。転職サービスdodaの「平均年収ランキング(2025年版、2024年9月〜2025年8月)」では、IT・通信の技術系全体の平均年収は469万円でした。インフラに関わる職種は、次のとおりです。

職種平均年収(doda、2025年)
サーバーエンジニア469万円
ネットワークエンジニア455万円
データベースエンジニア417万円
テクニカルサポート432万円
運用監視・保守389万円
ヘルプデスク362万円

同じ調査では、IT・通信の技術系の平均は、20代で398万円、30代で519万円、40代で649万円でした(年代別)。経験を積むほど、年収が上がっていく傾向があります。

⚠ 注意

上の数字は、経験者を含む全体の平均です。未経験で入社したときの年収とは異なります。

未経験の入社時の年収

当社で、インフラ分野に入社した170名の入社時年収は、中央値で320万円でした。転職前の年収は、中央値で300万円です(自社集計、2025年8月〜2026年7月入社)。入社時の年収が、転職前を上回った方は60%でした。

入社時の年収は、300万円台前半が目安です。ただし、経験を積み、構築・設計や、クラウドを担当できるようになると、年収が上がっていきます。年収は、入社時の金額だけでなく、数年後にどこまで伸ばせるかで、判断することをおすすめします。

向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
手順を守り、確認を丁寧にできる確認を後回しにして、スピードだけを優先したい
トラブルの原因を、順番に調べるのが苦にならない新しいことを学び続けるのが苦手
チームで連携し、報告・相談ができる報告・連絡を負担に感じる
システムを裏方で支える仕事にやりがいを感じる成果が、目に見える形で毎回ほしい
新しい技術を、少しずつ学び続けられる夜勤・シフト勤務が、どうしても難しい

向き不向きは、経験する前に、完全には分かりません。ただ、「調べる」「手順を守る」「報告する」の3つに、抵抗がなければ、未経験からでも十分に適性があります。

メリットとデメリット|入社前に知っておくこと

メリット

  • 未経験から入りやすい|運用・監視など、手順化された業務から、経験を積める。
  • 経験が、次の仕事に活きる|サーバー・ネットワーク・クラウドの知識は、他のIT職種にも役立つ。
  • 需要が続きやすい|システムが動いている限り、基盤を支える仕事は必要とされる。
  • 資格で、成長を示せる|資格が、知識の裏付けとして評価される。

デメリット(と対策)

デメリット詳細対策
夜勤・シフト勤務の可能性24時間稼働のシステムでは、交代制の職場がある求人の勤務形態、夜勤の頻度、手当を、入社前に確認する
最初の年収は高くない未経験の入社時年収は、300万円台前半が目安数年後の昇給と、担当できる工程の広がりを確認する
継続的な学習が必要技術の更新が早く、クラウドや自動化を学ぶ必要がある資格取得支援や、研修制度のある企業を選ぶ
運用・監視で止まる可能性配属によっては、構築・設計に関われない場合がある入社後のキャリアパスと、配属の実績を確認する
緊急対応が発生する障害時は、時間外の対応が必要になる場合がある待機・呼び出しの有無と、手当の有無を確認する

⚠ 注意

夜勤などの深夜労働(22時〜翌5時)には、労働基準法第37条により、25%以上の割増賃金が必要です。求人票で、深夜手当の扱いを確認してください。

運用・監視の1日の流れ|未経験が最初に担当する仕事のイメージ

入社後に最初に担当することが多い、運用・監視の1日の流れを紹介します。職場によって異なるため、あくまで一例です。

時間帯主な作業ポイント
始業・引き継ぎ前の担当者から、状況の引き継ぎを受ける。未対応のアラート・依頼を確認する引き継ぎの内容を、メモに残す
日中の監視監視画面で、サーバー・ネットワークの状態を確認する。アラートが出たら、手順書に沿って一次対応する判断に迷ったら、すぐに先輩へ相談する
定型作業バックアップの確認、ログの確認、設定変更の作業など、決まった手順の作業を行う手順どおりに実行し、結果を記録する
問い合わせ対応利用者からの問い合わせに対応し、必要に応じて担当部署へ引き継ぐ状況を正確に聞き取り、分かりやすく伝える
終業・引き継ぎ作業の結果と、未完了の対応を、次の担当者に引き継ぐ「何が、どこまで終わったか」を明確にする

夜勤・交代制の職場では、日勤と夜勤が交互に入ります。その場合も、仕事の中心は、監視・一次対応・引き継ぎです。慣れてくると、障害の原因を調べたり、設定変更を担当したりと、できることが広がっていきます。

障害対応のイメージ

  1. 検知|監視ツールのアラートで、異常に気づく
  2. 状況の確認|どのサーバー・サービスで、何が起きているかを確認する
  3. 一次対応|手順書に従い、サービスの再起動などの対応をする
  4. エスカレーション|自分で解決できない場合は、上位の担当者に引き継ぐ
  5. 記録と報告|対応の内容を記録し、関係者へ報告する

障害対応で最も大切なのは、「一人で抱え込まず、早めに報告すること」です。未経験のうちは、判断に迷ったときに、すぐ相談できる職場かどうかが重要です。

必要なスキルと資格|入社前に、何を準備するか

未経験の方に、実務経験は求められません。企業が見ているのは、「基礎を学ぼうとしているか」と、「学習を続けられるか」です。入社前に準備しておくと評価されやすい領域は、次の3つです。

領域目安となる状態学び方の例
Linux基本コマンドを使って、ファイル操作・権限・サービスの確認ができる仮想マシンにLinuxを入れて、毎日コマンドを操作する
ネットワークIPアドレス、DNS、ルーティングなど、通信の流れを説明できる教材で基礎を学び、シミュレーターで機器の設定を試す
クラウド主要サービスの考え方と、基本用語が分かる公式の入門資料や、無料枠で簡単な環境を作る

おすすめの資格

資格分野特徴
基本情報技術者試験IT全般の基礎国家試験。ITの基礎知識を、幅広く示せる。詳しくは基本情報技術者試験の難易度で解説
LinuC / LPICLinuxサーバーの基本操作を示せる。LinuCの詳細はLinuCとはで解説
CCNAネットワークネットワーク機器の基礎を示せる
AWSなどのクラウド資格クラウドクラウドの基本サービスの理解を示せる

資格は、取得数より、「なぜ取ったか」「どう学んだか」が重要です。まずは、1つの分野で、基礎を固めるのがおすすめです。資格全体の選び方は、IT資格のロードマップをご覧ください。

学習の進め方(3か月の例)

期間学ぶこと目標
1か月目Linuxの基本操作、IT基礎用語仮想マシンで、基本コマンドを一通り使える
2か月目ネットワークの基礎、サーバーの設定通信の流れを、図を描いて説明できる
3か月目資格の問題演習、職務経歴書・志望動機の作成資格の受験予定を決め、応募の準備を整える

学習と転職活動は、同時に進めても問題ありません。「学習中です。〇月に受験予定です」と書類に明記して、応募を始める方も多くいます。

企業の選び方|未経験で失敗しない5つの確認点

インフラエンジニアの転職では、企業選びが、その後のキャリアを大きく左右します。求人票の「未経験歓迎」だけで判断せず、次の5点を確認しましょう。

確認点見るポイント質問の例
研修の内容期間、内容(Linux・ネットワーク・クラウド)、研修後のフォロー研修は何か月で、どんな内容ですか
配属と担当工程入社後の配属先、運用・監視から構築・設計へ進んだ実績入社後、構築・設計に関わった方は、どのくらいいますか
勤務形態夜勤・シフトの有無と頻度、深夜手当、待機・呼び出しの有無夜勤は月に何回ありますか
資格取得の支援受験料の補助、学習時間の確保、報奨金資格取得の支援制度はありますか
キャリアパス数年後の役割、昇給の仕組み、上位の工程へ進める基準3年後に、どんな役割を担う方が多いですか

求人票だけでは、これらの情報は分かりにくい場合があります。面接で質問するほか、転職エージェントを通じて、実際の配属状況や、入社後の実態を確認するのも有効です。エージェントの選び方は、インフラエンジニア向け転職エージェントの選び方で解説しています。

企業のタイプ別の特徴

企業のタイプ特徴未経験が確認したい点
SES・受託系客先に常駐して、運用・構築を担当。案件が多く、未経験の募集が多い配属先の選び方、案件の幅、自社での育成
システムインテグレーター(SIer)システムの設計・構築から運用まで、プロジェクトで担当する未経験の採用枠、研修の内容
データセンター・運用会社サーバーの運用・監視が中心。24時間体制の職場が多いシフトの頻度、上位工程への異動の実績
事業会社の情報システム部門自社のシステムを、社内で運用・管理する未経験の採用枠が少ない場合がある

年代別の転職のポイント|20代・30代・40代

年代評価されやすい点準備しておくこと
20代学習意欲、吸収の早さ、将来の伸びしろなぜITか、学習を続けた事実、キャリアの方向性
30代前職で培った責任感、調整力、業務の知識前職の経験を、IT業務へ置き換えて説明する。転職の理由と覚悟を明確にする
40代マネジメント経験、課題解決の経験、責任感運用現場で活かせる強み、学び続ける姿勢、働き方の条件(夜勤など)の整理

年代が上がるほど、選考では、「なぜ今、未経験からITなのか」が、より丁寧に確認されます。ただ、前職の経験を、具体的にIT業務へつなげて説明できれば、年代を問わず、評価されます。

求人票の見方|未経験が確認したい言葉と、読み解き方

求人票の表現読み解き方確認すること
未経験歓迎未経験の採用実績がある可能性がある入社後の研修と、配属の実績
研修あり入社後に、研修を行う期間・内容・研修後のフォロー
24時間365日の監視交代制・夜勤がある可能性が高い夜勤の頻度、手当、シフトの組み方
常駐・客先勤務顧客先で働く。配属先で環境が変わる配属先の決まり方、案件の幅、希望の反映
資格取得支援受験料の補助などがある対象の資格、補助の範囲、学習時間の確保
キャリアパスあり上位の工程へ進める可能性がある進んだ方の実績、昇給・昇格の基準

表現だけでは、実態が分かりません。気になる表現があれば、面接やエージェントを通じて、具体的に確認しましょう。求人票の言葉を、そのまま受け取らず、「実際はどうか」を確かめる姿勢が、入社後のミスマッチを防ぎます。

前職別|経験を、インフラの仕事に置き換えて伝える

未経験の方は、前職の経験を、インフラの仕事に置き換えて伝えると、評価されやすくなります。次の表は、置き換えの例です。

前職活かせる強みインフラの仕事での置き換え
接客・販売お客様の要望を聞き取り、状況に合わせて対応する力問い合わせ対応、状況の聞き取り、分かりやすい説明
事務・経理正確さ、ルールに沿った処理、確認の習慣手順書に沿った作業、設定内容の確認、記録の管理
製造・工場手順の遵守、品質管理、設備の点検定型作業、監視、障害の一次対応
介護・医療状況の変化に気づく観察力、緊急時の対応力、チームでの連携アラートの検知、障害時の落ち着いた対応、引き継ぎ
営業相手の課題を整理する力、調整力関係部署との調整、障害時の報告・連絡

「前職の経験が、インフラの現場で、どう役立つか」を、具体的な場面で語れることが大切です。自己PRの書き方は、IT転職の自己PRの書き方で、例文を紹介しています。

書類・面接の対策|未経験でも評価される伝え方

未経験の選考では、実務経験の代わりに、「志望理由」「学習の経過」「前職の強み」の3つが、判断の材料になります。書き方と答え方の基本を、例文つきで紹介します。

志望動機の組み立て方

  1. きっかけ|なぜインフラ(基盤を支える仕事)に興味を持ったか
  2. 準備|学習した内容、取得した資格、試した環境
  3. 活かせる強み|前職で身につけた、確認の丁寧さ・調整力など
  4. 将来像|入社後、どの工程へ、どう進みたいか

【志望動機の例(運用・監視の場合)】

前職では店舗運営として、設備の点検や、トラブルの一次対応を担当していました。お客様の生活を支える裏側の仕組みに関心を持ち、システムの基盤を支えるインフラの仕事を志望しています。現在は、自宅のパソコンに仮想マシンを作り、Linuxの基本コマンドを毎日操作しながら、LinuCの学習を進めています。前職で培った、手順を守って確認を徹底する姿勢を活かし、まずは運用・監視の業務で経験を積みます。将来は、構築・設計を担当できるエンジニアを目指します。

志望動機の例文を、未経験・経験者別にさらに載せた記事は、インフラエンジニアの志望動機です。職務経歴書の書き方はIT転職の職務経歴書の書き方、自己PRはIT転職の自己PRの書き方をご覧ください。

面接で聞かれやすい質問

質問答え方のポイント
なぜインフラエンジニアを志望しますかきっかけ、仕事内容の理解、学習の事実を、順に話す
なぜ未経験からITに転職するのですか前職への不満ではなく、前向きな動機を中心に話す
どのように学習していますか期間、頻度、使った教材、試した環境を、具体的に話す
夜勤・シフト勤務は可能ですか条件を正直に伝える。可能な範囲を明確にする
入社後、どう成長したいですか運用・監視の次に、どの工程を目指すか、段階で話す
前職の経験を、どう活かせますか確認の丁寧さ、報告の習慣など、仕事の進め方に落とし込んで話す

面接の質問と、答え方の例は、未経験IT転職の面接でよく聞かれる質問と答え方で、さらに詳しく紹介しています。退職理由の伝え方はIT転職の退職理由の伝え方をご覧ください。

転職活動の進め方|全体の流れと、期間の目安

転職活動は、準備から入社まで、おおよそ次の流れで進みます。当社では、面談から内定までの期間は、中央値で40日でした(自社集計)。

  1. 自己分析と、情報収集|なぜインフラか、どんな働き方をしたいかを整理する
  2. 学習の開始|Linux・ネットワークの基礎を学び、資格の受験日を決める
  3. 書類の作成|職務経歴書と、志望動機を作る
  4. 応募・書類選考|複数社に、並行して応募する
  5. 面接|企業ごとに、質問への答えと、確認したい点を準備する
  6. 内定・条件の確認|配属、勤務形態、年収を確認する
  7. 退職・入社準備|在職中は、退職の手続きを進める

当社では、内定までに応募した会社の平均は5社、内定をいただいた会社の平均は4社でした(自社集計)。1社の結果に、一喜一憂せず、複数社を並行して進めることが、結果的に納得のいく選択につながります。全体の流れと期間は、IT転職エージェントの登録から内定までの流れで、詳しく紹介しています。

在職中に転職活動をするときの注意

  • 面接日程は、有給休暇や、業務時間外にあてる
  • 現在の職場に、転職活動を知られないよう、情報の扱いに注意する
  • 入社日は、退職の手続きの期間も見込んで決める
  • 詳しい進め方は、IT転職は在職中と退職後のどちらがよいかで解説

よくある失敗と対策

失敗のパターン起きる理由対策
「未経験歓迎」だけで、会社を選ぶ配属・研修の実態を、確認していない研修・配属・勤務形態の5つの確認点で判断する
資格だけで、選考に臨む志望理由と、学習の経過が説明できない「なぜ取ったか」「どう学んだか」を言葉にする
夜勤・シフトの条件を、確認しない入社後に、働き方のミスマッチが生じる頻度・手当・待機の有無を、面接で質問する
1社だけに応募する不合格の際に、活動が止まる複数社を並行して、進める
志望動機が、抽象的なぜインフラなのか、説明できていないきっかけ・準備・将来像を、具体的に書く

入社後のキャリアパス|運用・監視から、構築・設計・クラウドへ

インフラエンジニアの多くは、運用・監視で経験を積み、構築・設計へ進みます。その先に、クラウドやセキュリティなど、専門性を深める道があります。

時期主な役割身につけたいこと
1年目運用・監視、一次対応、定型作業手順書に沿った作業、障害の切り分け、報告・連絡
2〜3年目障害の原因調査、設定変更、構築の補助サーバー・ネットワークの設定、スクリプトによる自動化
3年目以降構築・設計、プロジェクトでの担当領域の拡大設計書の作成、クラウドの設計、資格による専門性の証明

当社では、運用・監視の経験を3年程度積み、資格を持つ方20名のうち19名(95%)が、入社後半年程度で、構築・設計を担当しています(自社集計)。進み方の詳しい手順は、運用・監視から構築・設計へ進む方法で解説しています。

転職成功事例

実際の転職の様子は、次の事例で紹介しています。

転職エージェントを活用するメリット|未経験こそ、使い方が大切

未経験の転職では、求人票だけでは分からない情報が、数多くあります。たとえば、研修の実態、配属先の傾向、夜勤の頻度、入社後の経験の積み方です。これらの情報を、事前に確認する手段として、転職エージェントが活用できます。

  • 非公開の求人を、紹介してもらえる|求人サイトに載らない募集を、案内してもらえる場合がある
  • 企業ごとの面接対策を、受けられる|質問の傾向や、評価される伝え方を、事前に確認できる
  • 条件の交渉や、確認を、任せられる|年収・勤務形態など、自分では聞きにくい点を、確認してもらえる
  • 入社後のフォローが、ある場合もある|入社後の状況を、相談できる

キャリアカンパニーは、未経験・若手のITエンジニアを専門に支援しています。企業側と求職者側の、両方を担当する「両面型」のため、企業ごとの配属や、研修の実態を踏まえて、ご案内しています。面接対策は、企業ごとに個別に行い、模擬面接も、ご希望の回数だけ実施します。入社後も、1か月・3か月の面談で、状況を確認しています。当社の入社後1年以内の定着率は、98%(201名が対象、自社集計)です。

エージェント選びの注意点は、転職エージェントのデメリットと注意点でも解説しています。

転職活動を始める前のチェックリスト

  • ☐  インフラエンジニアの仕事内容(設計・構築・運用)を、説明できる
  • ☐  入り口にしたい職種(運用・監視/ヘルプデスクなど)を決めた
  • ☐  夜勤・シフト勤務の可否を、整理した
  • ☐  Linuxの基本操作を、学習し始めた
  • ☐  資格の受験予定(または取得)を決めた
  • ☐  志望動機の「きっかけ・準備・将来像」を、書き出した
  • ☐  研修・配属・勤務形態の確認点を、質問リストにまとめた
  • ☐  複数社に、並行して応募する準備ができた

ネットワークの専門性を示す資格として、ネットワークスペシャリスト試験の内容を解説しています。
▶ ネットワークスペシャリスト試験(NW)とは?合格率・難易度・日程と対策

当社の面談でよくお伝えする、夜勤・シフトの実態

インフラの運用・監視の求人では、夜勤を含むシフト勤務の職場が、多くあります。当社の面談では、応募の前に、次の実態を、具体的にお伝えしています。

  • 夜勤の例|夕方(17〜18時ごろ)から、翌朝(9〜10時ごろ)まで勤務し、翌日は休みになる形が、一例です。
  • 夜勤と日勤が混ざる|夜勤だけでなく、日中の勤務も入り、両方が織り交ざった働き方になります。
  • 土日祝休みは、難しい場合がある|入社して最初の数年は、土日祝が休みにならないケースがあります。年間休日は、120日を超える職場が、多い傾向です。
  • 平日休みを、プラスに感じる人もいる|平日の休みは、出かけても混雑が少ない、と感じる方もいます。

「夜勤・平日休みに抵抗がないか」を、先に確認しておくと、入社後のミスマッチを防げます。手に職がつき、経験を積むと、将来的にリモート勤務につながる可能性もあります。

エンジニア=プログラミング、ではありません

運用・監視などのインフラの仕事は、プログラミングを書く仕事ではありません。「エンジニアは、コードを書く人」というイメージで、迷っている方も、まずは、仕事の中身を、知ることから始めてください。

30代の方が、未経験からIT転職を進めるときの注意点は、こちらで解説しています。
▶ 30代未経験からIT転職は可能?年収・職種・企業選びと成功のコツ

未経験の転職で、ブラック企業を避ける確認ポイントは、こちらで解説しています。
▶ ブラックなIT企業の見分け方|求人票・面接・口コミで確認するポイントと質問例

インフラエンジニアが「やめとけ」と言われる理由は、こちらでも解説しています。
▶ インフラエンジニアはやめとけ?きついと言われる7つの理由と、後悔しない会社選び・向き不向き

よくある質問(FAQ)

Q1. インフラエンジニアは、未経験でも転職できますか?

転職できます。当社で2025年8月〜2026年7月に入社した201名のうち、前職がIT以外の方は90%でした(自社集計)。運用・監視やヘルプデスクなど、手順が決まった業務から、経験を積む方が多くいます。

Q2. 未経験の入社時の年収は、どのくらいですか?

当社でインフラ分野に入社した170名の入社時年収は、中央値で320万円でした(転職前は300万円、自社集計)。未経験の入社時は、300万円台前半が目安です。経験を積むと、年収は上がっていきます。

Q3. 資格がなくても、転職できますか?

資格がなくても、転職できる場合があります。ただ、学習の意欲と基礎知識を示す材料として、資格は有効です。「受験予定」と書類に書いて、応募する方も多くいます。

Q4. 夜勤・シフト勤務は、必ずありますか?

必ずではありません。24時間稼働のシステムを担当する職場では、交代制の場合があります。求人の勤務形態、夜勤の頻度、深夜手当を、入社前に確認してください。

Q5. 30代・40代でも、未経験から転職できますか?

可能性はあります。年代が上がるほど、「なぜ今、未経験からITなのか」が、丁寧に確認されます。前職の経験を、IT業務へ置き換えて説明できると、評価されます。

Q6. どのくらいの期間で、内定が出ますか?

当社では、面談から内定までの期間が、中央値で40日でした(自社集計)。準備の状況や、応募数によって、変わります。

Q7. 運用・監視から、構築・設計に進めますか?

進めます。運用・監視の経験を3年程度積み、資格を持つ20名のうち19名(95%)が、入社後半年程度で、構築・設計を担当しています(自社集計)。ただし、配属によって異なるため、入社前に、実績を確認してください。

Q8. インフラエンジニアの将来性は、ありますか?

システムが動き続ける限り、基盤を支える仕事は必要とされます。クラウドや自動化の技術を学び続けることで、活躍の場が広がります。

まとめ|入り口を選び、構築・設計への道筋を確認して、転職する

  • 未経験の入り口は、運用・監視、ヘルプデスク、サーバー・ネットワークの運用が中心
  • 当社の入社者201名のうち、前職がIT以外の方は90%。面談から内定までは、中央値で40日
  • 入社時の年収は、300万円台前半が目安。経験を積むと、年収は上がる
  • 選考では、志望理由・学習の経過・前職の強みが見られる
  • 企業選びは、研修・配属・勤務形態などの5つの確認点で判断する
  • 運用・監視の経験3年程度+資格で、構築・設計へ進む道がある

インフラエンジニアへの転職は、準備と企業選びで、結果が大きく変わります。「自分に向いているか」「どの企業を選ぶか」など、迷ったときは、お気軽にご相談ください。

ネットワーク分野に絞った転職の進め方は、ネットワークエンジニアへ未経験で転職する方法をご覧ください。

データで見る、インフラ転職の実態(年収・期間・応募数・定着率)は、インフラエンジニア転職の実態データ(入社201名の自社集計)で、定義と出典つきで公開しています。

当社の運営者情報は、運営者情報(運営会社・許可番号・コンテンツ方針)をご覧ください。

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この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

アドバイザー

百瀬将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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