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LinuC(リナック)とは?レベル別の内容・難易度・勉強法と転職での評価【未経験向け】

LinuCとは?レベル別の内容・難易度・勉強法のアイキャッチ
2026.10.16

目次

LinuC(リナック)は、Linuxサーバーを構築・運用できる力を示す、国内の認定資格です。未経験からインフラエンジニアを目指す方は、まずレベル1(101試験と102試験)から始めるのが基本です。この記事では、LinuCの概要、レベル別の内容、試験の形式と受験料、出題範囲、難易度、学習計画、LPICとの違い、転職での活かし方まで、公式情報をもとにまとめました。

この記事のポイント

  • 運営はLPI-Japan。現在の出題はVersion 10.0、試験はCBT方式で、実務経験や前提資格は不要
  • レベル1は101試験と102試験の2試験。1試験あたりの受験料は16,500円(税込)、試験時間は90分、問題数は約60問
  • 出題範囲は、コマンド操作・パッケージ管理・ディスク・シェル・ネットワーク・システム管理・セキュリティなど、現場で使う基本が中心
  • 学習の中心は、実際に手を動かすこと。仮想マシンにLinuxを入れて、コマンドを打ちながら進める
  • 資格は、運用・監視の実務と組み合わせると、構築・設計へ進む根拠になる

結論|LinuCは「Linuxを実務で使える」ことを示す資格。未経験はレベル1から

インフラの現場では、サーバーのOSとしてLinuxを使う場面が多くあります。サーバーの設定や障害対応では、コマンドで操作できることが前提になります。LinuCは、この「Linuxを扱える力」を、試験で客観的に示せる資格です。

未経験の方が最初に狙うのは、レベル1です。レベル1の受験に、実務経験や前提となる資格は必要ありません。101試験と102試験の両方に合格すると、レベル1に認定されます。受験の順番は問われません。

一方で、LinuCを取るだけで、転職が決まるわけではありません。採用側が見るのは、「なぜインフラに進みたいのか」と、「学習を続けられるか」です。資格は、その学習の成果を示す材料のひとつです。この記事の後半で、書類・面接での伝え方も紹介します。

LinuCとは|運営団体と、資格の位置づけ

LinuCは、特定非営利活動法人LPI-Japan(エルピーアイジャパン)が運営する、Linux技術者の認定資格です。2018年3月から提供されています。試験は、日本語と英語の両方で受験できます。

出題の内容は、現場の変化にあわせて改訂されています。現在のレベル1とレベル2は、Version 10.0です。受験前に、使う教材が現在のバージョンに対応しているかを必ず確認してください。

  • 運営|LPI-Japan(NPO法人)
  • 提供開始|2018年3月
  • 現在のバージョン|レベル1・レベル2はVersion 10.0
  • 試験の方式|CBT(コンピュータで受験)
  • 試験の言語|日本語・英語

⚠ 注意

受験料・試験時間・出題範囲などは、改訂により変わる場合があります。受験の前に、必ずLinuC公式サイトで最新の情報を確認してください。この記事の数値は、2026年10月時点の公式情報にもとづいています。

LinuCのレベル別の内容|レベル1・2・3の違い

LinuCは、レベル1からレベル3までの3段階です。段階ごとに、想定される技術者像が決まっています。

レベル想定される技術者像認定の条件未経験の方の目安
レベル1Linuxサーバーの構築・運用・保守ができる技術者101試験と102試験の両方に合格最初の目標。実務経験・前提資格は不要
レベル2仮想環境を含むLinuxのシステム設計やネットワーク構築を、設計・導入・保守でき、問題を解決できる技術者レベル1の認定を持ったうえで、201試験と202試験の両方に合格実務で数年経験したあとの目標
レベル3エンタープライズ(大規模な業務システム)の構築に必要な、専門技術を持つスペシャリストレベル2の認定を持ったうえで、3PS(プラットフォーム)または3SS(セキュリティ)に合格キャリアを積んだあとの目標

レベル2の試験は、レベル1の認定がなくても先に受験できます。ただし、認定を得るには、レベル1の認定が必要です。レベル3は、スペシャリストとして、仮想化・コンテナ・分散環境の構築や、セキュリティの強化を扱います。

未経験の方は、レベル1を取得したあと、実務を経験しながら、レベル2やクラウドの資格へ進む流れが現実的です。

レベル1の試験概要|形式・受験料・申込み

項目内容
認定の条件101試験と102試験の2試験に合格(受験の順番は自由)
試験時間90分(試験後のアンケート5分を含むため、実質85分)
問題数約60問(1試験あたり)
受験料1試験16,500円(税込)。レベル1の認定には2試験が必要なので、合計33,000円
試験の方式CBT(コンピュータで受験)。選択問題が中心で、キーボード入力の問題も一部ある。実技・面接はなし
受験の場所テストセンター、またはオンライン(自宅・職場で受験)。団体向けには紙の試験もある
受験の前提実務経験・前提資格は不要
試験の言語日本語・英語
認定の有効性101・102の両方を5年以内に合格する必要がある。認定後は、5年以内に再認定、または上位認定の取得が必要

2試験の受験料の合計は、33,000円です。不合格の場合は、再度、受験料がかかります。参考書での準備に加えて、費用の見通しも立てておきましょう。

⚠ 注意

受験料は、時期により変わる場合があります。申込みの前に、LinuC公式サイトで、最新の金額と、再受験のルールを確認してください。

出題範囲|101試験と102試験で学ぶこと

出題範囲は、「主題」という単位で整理されています。レベル1(Version 10.0)の主題は、次のとおりです。各主題の中の小項目に、重要度が付いています。重要度の高い項目から、学習を進めるのが効率的です。

101試験の出題範囲

主題学ぶこと(かみくだいた説明)現場とのつながり
1.01 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用Linuxの導入方法、仮想マシン、コンテナの基本検証環境を自分で作る場面で使う
1.02 ファイル・ディレクトリの操作と管理ファイルの作成・移動・削除、権限、検索日々の運用の基本操作
1.03 GNUとUnixのコマンドファイルの中身の確認・検索・加工、パイプ、リダイレクトログの確認、障害の調査
1.04 リポジトリとパッケージ管理ソフトウェアの導入・更新・削除サーバーへのソフト導入、更新作業
1.05 ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステムディスクの管理、領域の分割、ファイルシステム容量不足の対応、ディスクの増設

102試験の出題範囲

主題学ぶこと(かみくだいた説明)現場とのつながり
1.06 シェルおよびスクリプトシェルの操作、簡単な自動化の書き方定型作業の自動化
1.07 ネットワークの基礎IPアドレス、名前解決、ネットワークの設定と確認疎通確認、ネットワーク障害の切り分け
1.08 システム管理ユーザー管理、日時、ログ、定期実行アカウント発行、ジョブの管理
1.09 重要なシステムサービスサービスの起動・停止、時刻同期、メール、印刷などサービスの起動状態の確認・再起動
1.10 セキュリティ権限の管理、暗号化の基本、ログインの保護不正アクセスの防止、設定の見直し
1.11 オープンソースの文化オープンソースの考え方、ライセンスOSSを選ぶ・使うときの判断

101試験は「Linuxの基本操作とディスク」、102試験は「自動化・ネットワーク・管理・セキュリティ」に分かれています。どちらから受験しても問題ありません。操作に慣れるため、101試験から始める方が多くいます。

LinuCの難易度|どこでつまずきやすいか

LinuCレベル1の難易度は、「ITの基礎知識があり、コマンドを実際に打って練習すれば、届く水準」と考えます。実務経験は必要ありません。ただし、知識を暗記するだけでは、問題に対応しにくい試験です。コマンドの使い方を、実際に動かして理解していることが前提になります。

公式サイトで確認できる情報では、合格点は明示されていません。合格率も、本記事の作成時点で、公式ページで確認できませんでした。数字による他資格との比較は、ここでは行いません。

未経験の方が、つまずきやすい点は、次のとおりです。

  • コマンドとオプションの数が多い|lsやgrepは、オプションの組み合わせで動作が変わります。一覧を暗記するより、実際に打って結果を見て覚えます。
  • ディスクとファイルシステムの概念|パーティション、マウント、ファイルシステムなど、見えにくい仕組みが出てきます。図にして整理します。
  • ネットワークの基礎|IPアドレスやサブネットの考え方に慣れていないと、設定や確認の問題で時間がかかります。
  • パッケージ管理の違い|ディストリビューションごとに、ソフトの入れ方が異なります。両方の系統の操作を、一度は経験しておきます。
  • キーボード入力の問題|選択問題だけでなく、入力する問題も一部あります。コマンドを正確に書く練習が必要です。

ポイント

コマンドは、「見て覚える」より「打って覚える」ほうが定着します。本を読む時間の半分は、実際にコマンドを操作する時間にあててください。

勉強の進め方|学習環境をつくって、手を動かす

公式が定める学習時間はありません。必要な時間は、普段からパソコンやコマンドに触れているかどうかで、大きく変わります。まずは、学習のしかたを決めましょう。次の3つを、順に進めます。

  1. 学習環境をつくる|パソコンの中に仮想マシンを作り、Linuxを入れます。壊しても作り直せる環境で、安心して試せます。
  2. 参考書を1冊、通して読む|出題範囲に対応した書籍を選び、1周します。分からない部分は、すぐに先へ進み、全体像をつかみます。
  3. 実機で操作しながら、問題を解く|問題集を解き、間違えた問題は、実際にコマンドを打って確認します。

教材を選ぶときの確認点

  • バージョン|Version 10.0に対応した教材かどうかを確認します。
  • 出題範囲の網羅|公式の出題範囲(主題・小項目)と照らし合わせて、抜けがないかを確認します。
  • 演習問題の量|解説付きの問題が、十分にあるものを選びます。
  • 公式の情報|公式サイトの出題範囲のページを、学習の地図として使います。

8週間の学習計画の例(目安)

次の表は、仕事をしながら学習する場合の例です。学習できる時間は人によって違うため、自分の生活に合わせて調整してください。

期間学ぶことやること
1〜2週目学習環境づくり、ファイル操作、基本コマンド(主題1.01〜1.03)仮想マシンにLinuxを入れ、毎日コマンドを打つ
3〜4週目パッケージ管理、ディスク・ファイルシステム(主題1.04〜1.05)ソフトの導入、ディスクの確認を実機で試す。101試験の問題を解く
5〜6週目シェル・スクリプト、ネットワーク(主題1.06〜1.07)簡単なスクリプトを書く。IPアドレスの設定・確認をする
7週目システム管理、重要なサービス、セキュリティ、OSSの文化(主題1.08〜1.11)ユーザー作成、サービスの起動・停止、権限設定を試す
8週目総復習と、問題演習間違えた問題を中心に復習し、受験日を予約する

まず覚えたい基本コマンド一覧

試験でも現場でも使う、基本のコマンドです。一覧を眺めるだけでなく、実際に打って、結果を確認してください。

分類コマンド何をするか
ファイル操作lsファイルとディレクトリの一覧を表示する
ファイル操作cd / pwdディレクトリを移動する/今いる場所を表示する
ファイル操作cp / mv / rmコピー/移動・名前変更/削除
ファイル操作mkdir / touchディレクトリを作る/空のファイルを作る
中身の確認cat / lessファイルの内容を表示する
中身の確認head / tailファイルの先頭・末尾を表示する(tail -fでログを追う)
検索・加工grep文字列を検索する
検索・加工find条件に合うファイルを探す
権限chmod / chown権限を変更する/所有者を変更する
プロセスps / top動いているプロセスを確認する
ディスクdf / duディスクの空き容量/使用量を確認する
圧縮tarファイルをまとめる・展開する
サービスsystemctlサービスの起動・停止・状態確認
ネットワークip / pingIPアドレスの確認/疎通の確認
リモート接続ssh別のサーバーに安全に接続する
エディタviファイルを編集する

rmは、削除したファイルが元に戻らないコマンドです。学習中でも、実行する前に、対象を必ず確認する習慣をつけてください。この習慣は、実務のサーバーで作業するときに、重大な事故を防ぎます。

LinuCとLPICの違い|どちらを選ぶか

LinuCと並んでよく名前が挙がるのが、LPIC(エルピック)です。どちらも、Linuxの技術力を示す資格です。違いは、主に運営団体と、想定する市場にあります。

項目LinuCLPIC
運営LPI-Japan(日本のNPO法人)LPI(カナダに本部を置く団体)
位置づけ日本の市場にあわせて、日本国内で開発・運用世界共通の問題を使う国際的な認定
問題の作り日本の技術動向にあわせて、日本向けに作成世界共通の問題を使用
レベル構成レベル1〜3の3段階レベル1〜3の3段階
向いている人国内の企業で働くことを考えている方海外での活躍も視野に入れている方

日本国内の案件や求人では、どちらも評価されるという見方が一般的です。まずは、学習する教材が豊富で、自分が理解しやすいほうを選んで問題ありません。両者の詳しい比較は、LinuCとLPICの違いを比較した記事でまとめています。

⚠ 注意

LPICの試験情報(受験料・試験範囲など)は、LinuCとは別に、LPI側の公式サイトで確認する必要があります。この記事では、LinuCの内容に絞って記載しています。

転職でのLinuCの評価|資格と実務の組み合わせ

インフラエンジニアの採用では、未経験者に対して、資格は「学習意欲と基礎知識の証明」として評価されます。資格があるだけで、採用が決まるわけではありません。ただ、実務経験がない段階で、基礎を学んだことを客観的に示せる材料は多くありません。LinuCは、その材料のひとつになります。

当社で2025年8月〜2026年7月に入社した201名(自社集計)のうち、前職がIT以外の方は90%でした。多くの方が、実務経験のない状態から、IT業界に進んでいます。インフラ分野に入社した170名の入社時年収は、中央値で320万円(転職前は300万円)でした。入社時の年収が、転職前を上回った方は60%でした。

また、運用・監視の経験を3年程度積み、資格を持つ20名のうち19名(95%)が、入社後半年程度で、構築・設計を担当しています(自社集計)。詳しい進み方は、運用・監視から構築・設計へ進む方法で解説しています。

LinuCを活かせる職種

職種LinuCとの関係
サーバーエンジニア・インフラエンジニアLinuxサーバーの構築・運用に直結。レベル1の内容が、日常の作業で使われる
運用・監視(オペレーター)障害の一次対応で、コマンドを使ってログを確認する場面がある。資格は、構築側へ進む根拠になる
クラウドエンジニアクラウド上のサーバーにも、Linuxが広く使われている。基礎として役立つ
開発エンジニア開発環境・サーバー環境の理解に役立つ。Webサービスの開発では、Linux上で動かす場面が多い

書類・面接での伝え方|例文つき

資格は、取得した結果だけでなく、「なぜ取ったか」「どう学んだか」を伝えると、評価が上がります。次の例は、書き方の参考です。自分の経験に合わせて、書き換えてください。

職務経歴書・自己PRの書き方の例

【例】

インフラエンジニアを目指し、LinuCレベル1の取得に向けて学習しています。自宅のパソコンに仮想マシンを作り、毎日コマンドを操作しながら学習を進めました。現在は、101試験に合格しており、〇月に102試験の受験を予定しています。学習を通じて、ログの確認やディスクの管理など、運用の基本を実際に試してきました。入社後は、運用・監視の業務から経験を積み、将来は構築・設計を担当したいと考えています。

「〇月に受験予定」と明記して、応募を進めることも可能です。取得済みの試験と、予定を分けて書くと、状況が明確に伝わります。

面接で聞かれやすい質問

  • なぜLinuCを選んだのですか|インフラの仕事で、Linuxを使う場面が多いと知り、基礎を体系的に学べる資格として選んだ、という流れで答えます。
  • 学習でどう工夫しましたか|仮想マシンで実際に操作した経験、間違えた問題をコマンドで再現して確認した経験など、具体的に話します。
  • 実際に使ったコマンドを教えてください|grepやsystemctlなど、使ったコマンドと、目的を説明できるようにしておきます。
  • 今後のキャリアをどう考えていますか|運用・監視から経験を積み、構築・設計やクラウドへ進みたい、という方向性を示します。

面接では、コマンドの暗記より、「何のために、どう使ったか」を説明できることが評価されます。実際に手を動かした経験を、自分の言葉で話せるようにしましょう。

よくある失敗と対策

失敗のパターン起きる理由対策
参考書を読むだけで終わる見ただけでは、コマンドの動作が身につかない読んだ範囲のコマンドを、その日のうちに実機で打つ
最初から完璧を目指して、進まない範囲が広く、1項目に時間をかけすぎる1周目は、全体像をつかむことを優先する。分からない所は印をつけて先へ進む
学習環境を壊して、先に進めなくなる設定を変更して、元に戻せなくなる仮想マシンのスナップショット(保存時点)をとり、いつでも戻せるようにする
試験の直前に新しい教材に手を出す不安から、教材を増やしてしまう使い慣れた教材と問題集の復習に集中する
バージョンの違う教材で学習する古い教材は、出題範囲とずれている場合があるVersion 10.0に対応した教材かを、購入前に確認する

受験当日までの流れ

  1. 試験の申込み|公式の案内にしたがい、受験する試験(101/102)と、会場(テストセンター)または自宅・職場でのオンライン受験を選びます。
  2. 日程の決定|学習計画から逆算して、受験日を決めます。受験日を先に決めておくと、学習が進みやすくなります。
  3. 受験の準備|持ち物(本人確認の書類など)、会場までの経路、オンラインの場合は受験環境(通信・部屋)を確認します。
  4. 当日の受験|時間に余裕を持って会場に着き、受付を済ませてから受験します。
  5. 結果の確認|結果の確認方法は、公式の案内にしたがいます。

⚠ 注意

オンライン受験の条件(パソコンの設定、部屋の環境、本人確認の方法)は、公式の案内で細かく決められています。申込みの前に、必ず内容を確認してください。

受験前のチェックリスト

  • ☐  Version 10.0に対応した教材で学習した
  • ☐  仮想マシンで、基本コマンドを一通り操作した
  • ☐  主題ごとに、重要度の高い項目を復習した
  • ☐  問題集を解き、間違えた問題を、実機で確認した
  • ☐  試験日・会場(またはオンライン受験の環境)を確認した
  • ☐  本人確認の書類など、持ち物を準備した
  • ☐  前日は、新しいことを学ばず、早めに休む

LinuCのあとに進む資格とキャリア

レベル1を取ったあとは、実務を経験しながら、次の目標を選びます。進む方向によって、おすすめの資格は変わります。

進みたい方向次の目標の例ポイント
Linuxの専門性を深めるLinuCレベル2仮想環境を含む、システム設計・ネットワーク構築を学ぶ
クラウドへ進むクラウドの基礎資格(AWS・Azureなど)Linuxの知識が、クラウド上のサーバー管理で活きる
ネットワークの力をつけるネットワーク系の資格(CCNAなど)サーバーとネットワークの両方を理解できると、障害対応の幅が広がる
セキュリティへ進む情報処理安全確保支援士などの資格Linuxの権限・ログの知識が土台になる

資格の選び方全体は、IT資格のロードマップで整理しています。インフラエンジニアを目指す流れは、未経験からインフラエンジニアになる方法もあわせてご覧ください。

キャリアカンパニーでのサポート

キャリアカンパニーでは、未経験の方が、資格学習と転職準備を並行して進められるよう、面談で学習状況を整理しています。応募のタイミングや、書類での見せ方も、一緒に考えます。資格の学習中でも、「〇月受験予定」と書類に明記して、応募を進められます。

インフラエンジニアを目指す方には、運用・監視から経験を積み、構築・設計へ進める企業を、ご案内しています。「LinuCを取るべきか」「どの順で進めるか」といった相談だけでも、お受けします。

インフラエンジニアへ未経験で転職する流れ全体は、こちらで解説しています。
▶ インフラエンジニアへ未経験で転職する方法

まとめ|LinuCは、手を動かして学べば、未経験でも届く

  • LinuCは、LPI-Japanが運営する、Linux技術者の認定資格
  • 未経験は、レベル1(101試験と102試験)から。受験の前提条件はない
  • 受験料は1試験16,500円(税込)、試験時間は90分、問題数は約60問、CBT方式
  • 学習は、仮想マシンで実際にコマンドを打つことが中心
  • 転職では、資格に加えて、「なぜ取ったか」「どう学んだか」を伝える
  • 受験料・試験内容は変更される場合があるため、公式サイトで最新情報を確認する

資格の取得は、ゴールではなく、インフラエンジニアとしてのスタートです。学習の進め方や、応募のタイミングに迷ったときは、お気軽にご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. LinuCは、未経験でも受験できますか?

受験できます。レベル1の受験に、実務経験や前提となる資格は必要ありません。ただし、コマンドを実際に操作する学習が必要です。仮想マシンにLinuxを入れて、手を動かしながら進めましょう。

Q2. 101試験と102試験は、どちらから受けるべきですか?

受験の順番は問われません。操作の基本とディスクを扱う101試験から始める方が多くいます。両方に合格すると、レベル1に認定されます。

Q3. LinuCの受験料はいくらですか?

レベル1は、1試験16,500円(税込)です。認定には101試験と102試験の2試験が必要なので、合計33,000円です。金額は変更される場合があるため、申込み前に公式サイトで確認してください。

Q4. LinuCとLPICは、どちらを取るべきですか?

日本国内で働くことを考えている場合は、どちらも評価されるという見方が一般的です。国内向けに作られたLinuCと、世界共通のLPICのうち、教材が豊富で理解しやすいほうを選んでかまいません。詳しい比較は、LinuCとLPICの違いの記事をご覧ください。

Q5. LinuCを取れば、インフラエンジニアに転職できますか?

資格だけで、転職が決まるわけではありません。採用では、志望理由と、学習を続けられるかが見られます。資格は、基礎を学んだことを示す材料です。学習の経過を、自分の言葉で話せるように準備しましょう。

Q6. LinuCの認定に、有効期限はありますか?

認定そのものに、有効期限はありません。ただし、101・102の両方を5年以内に合格する必要があります。また、認定日から5年以内に、再認定または上位認定の取得が必要です。詳細は、公式サイトで確認してください。

Q7. LinuCの学習には、どのくらい時間がかかりますか?

公式が定める学習時間はありません。普段からパソコンやコマンドに触れているかどうかで、大きく変わります。8週間の学習計画の例を、本文で紹介しています。自分の生活にあわせて調整してください。

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この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

アドバイザー

百瀬将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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