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COLUMN

インフラエンジニア転職の実態データ|入社201名の自社集計(年収・期間・応募数・定着率)【2026年版】

インフラエンジニア転職の実態データのアイキャッチ画像
2026.10.19

目次

インフラエンジニアへの転職の実態を、キャリアカンパニーの紹介実績(2025年8月〜2026年7月入社の201名)から整理しました。インフラ職に入社した170名の、入社時の年収の中央値は320万円(転職前は300万円)で、年収が上がった方は60%でした。前職がIT以外だった方は90%、面談から内定までの期間の中央値は40日、入社後1年以内の定着率は98%です。このページでは、各数字の定義と読み方、注意点、市場の公開データ(doda)との違いを、1か所にまとめています。数字を引用するときの、出典の書き方も案内しています。

この記事のポイント

  • 対象は、キャリアカンパニー(運営: 株式会社エンデバース)の紹介実績。2025年8月〜2026年7月入社の201名
  • 前職がIT以外の方は90%、文系出身の方は92%
  • 面談から内定までの期間の中央値は40日。応募数の平均は5社、内定数の平均は4社
  • インフラ職170名の入社時年収の中央値は320万円(転職前は300万円)。年収が上がった方は60%
  • 入社後1年以内の定着率は98%(201名が対象)
  • 業界全体の統計ではなく、自社の紹介実績。市場全体の数字は、doda等の公開データを参照

このデータの出典と、集計の前提

項目内容
集計の主体キャリアカンパニー(運営会社: 株式会社エンデバース)。未経験・若手のITエンジニア専門の転職エージェント
集計の対象2025年8月〜2026年7月に入社した、201名(当社の紹介実績)
含まれる職種インフラ職(ネットワーク・サーバー・運用監視など)が中心。開発職などを含む
数字の種類割合・中央値・平均。人数は、対象の説明に必要なものだけ記載
累計の支援実績未経験からのインフラ転職を700名以上支援。本ページの数字は、2025年8月〜2026年7月入社の201名を対象とした集計で、累計の支援実績とは別の数字です
注意当社の紹介実績に基づく集計であり、業界全体や、個々の方の結果を示すものではありません
引用するときの書き方|「出典: キャリアカンパニー(株式会社エンデバース)自社集計(2025年8月〜2026年7月入社の201名)」と、期間と対象を、あわせて書いてください。

主要データ一覧

指標数字対象読み方
前職がIT以外の方の割合90%201名未経験からの転職が、中心
文系出身の方の割合92%201名理系でなくても、入社している
面談から内定までの期間(中央値)40日201名約1か月半。応募開始の3か月ほど前から、動き始めると余裕がある
応募数(平均)5社201名数を増やすより、関心のある会社に絞る
内定数(平均)4社201名複数の内定が出ることは、珍しくない
入社時年収(中央値)320万円インフラ職170名転職前の中央値は300万円
年収が上がった方の割合60%インフラ職170名上がらなかった方も、一定数いる
入社後1年以内の定着率98%201名1年以内の定着の数字。2年目以降は含まない
運用監視3年以上+資格の方が、入社後半年ほどで構築・設計を担当した割合95%(20名中19名)運用・監視を3年以上経験し、資格も持っていた方経験を積んだうえで、構築・設計へ進むルートが開けている

それぞれの数字について、定義と読み方を、次の章で説明します。

前職・学歴|未経験からの転職が中心

当社の紹介実績(201名)では、前職がIT以外だった方が90%、文系出身の方が92%でした。インフラエンジニアは、専門知識が必要な仕事ですが、入社時に、IT経験や理系の学歴が必須であるわけではないことが、読み取れます。

ただし、「経験がなくても、誰でも入社できる」という意味ではありません。学習の事実(資格・学習環境での実践)や、「なぜインフラなのか」の説明が、選考では見られます。進め方は、インフラエンジニアへ未経験で転職する方法で、解説しています。

期間と応募数|面談から内定まで、中央値で40日

面談から内定までの期間の中央値は、40日(約1か月半)でした。応募数の平均は5社、内定数の平均は4社です。応募先を絞って面接を受けても、複数の内定が出ることは、珍しくありません。

  • 中央値|全員を短い順に並べたときの、真ん中の値。極端に長い期間・短い期間の影響を受けにくい
  • 平均|応募数・内定数は、合計を人数で割った値
  • 活かし方|入社したい時期の3か月ほど前から動き始める。面接は4〜5社に絞り、同じ時期にまとめて受ける(当社の面談での目安)

内定の回答期限は、1週間ほどが多く、延ばしても2週間ほどです(当社の面談での目安)。複数の内定が出たときの比べ方は、IT転職の内定が複数出たときの選び方、時期の考え方は、エンジニアの転職タイミングで、解説しています。

年収|入社時の中央値320万円、年収が上がった方は60%

インフラ職に入社した170名の、入社時の年収の中央値は320万円でした。転職前の年収の中央値は300万円で、年収が上がった方は60%です。未経験・若手の転職では、入社時点で大きく年収が上がるケースばかりではなく、入社後の経験の積み方で、伸びが変わると考えています。

項目数字読み方
入社時の年収(中央値)320万円インフラ職170名
転職前の年収(中央値)300万円インフラ職170名
年収が上がった方60%上がらなかった方も、一定数いる
注意|入社時の年収は、前職の経験・年齢・職種・勤務地などで変わります。上の数字は、当社の紹介実績における中央値であり、「インフラエンジニアの平均年収」ではありません。

市場の公開データとの違い(doda 平均年収ランキング2025)

市場全体の目安として、dodaの「平均年収ランキング2025」(調査期間: 2024年9月〜2025年8月)では、IT関連の主な職種の平均年収は、次のとおりです(出典: doda)。

職種平均年収(doda)
技術系(IT・通信)全体469万円(20代398万円/30代519万円/40代649万円)
プロジェクトマネージャー707万円
セキュリティコンサルタント649万円
ITコンサルタント601万円
サーバーエンジニア469万円
ネットワークエンジニア455万円
SE・プログラマー435万円
テクニカルサポート432万円
運用監視・保守389万円
ヘルプデスク362万円

dodaの数字は、幅広い年代・経験の方の「平均年収」で、当社の数字は、未経験・若手が中心の「入社時の年収の中央値」です。対象も、指標も異なるため、単純に比べることはできません。参考としては、運用監視やヘルプデスクから、構築・設計、さらに上流工程へと担当を広げるほど、平均年収が高い職種に近づくことが、読み取れます。年収の考え方は、ITエンジニアの年収が上がりにくい理由で、解説しています。

経験者ルート|運用・監視3年以上+資格の方は、95%が構築・設計へ

当社の自社集計では、運用・監視を3年以上経験し、資格も持っていた方20名のうち19名(95%)が、入社後半年ほどで、構築・設計の業務を担当しています。運用・監視の経験を積んだうえで、構築・設計へ進むルートが、現実的に開けていることを示す数字です。

  • 対象|運用・監視の経験が3年以上で、資格も持っていた方(20名)
  • 結果|入社後半年ほどで、構築・設計の業務を担当した方が19名
  • 注意|対象が20名と少ないため、傾向を示す参考値として、ご覧ください

進め方は、運用・監視から構築・設計へ進む方法で、資格の選び方は、LinuCとは、CCNAとはで、解説しています。

定着率|入社後1年以内の定着率は98%

入社後1年以内の定着率は98%です(2025年8月〜2026年7月入社の201名が対象)。この数字は、「入社後1年以内に、定着している方の割合」であり、2年目以降の定着を示すものではありません。

  • 定義|入社後1年以内の定着(1年以内に退職していない方の割合)
  • 対象|2025年8月〜2026年7月入社の201名
  • 注意|入社から日の浅い方も含む集計です

当社では、2年目以降は、キャリアアップのための転職も、選択肢の一つだと考えています。1〜2年での早い転職は避け、3年ほど経験してから、より上の領域へ進む選択もあります。

市場の状況|転職求人倍率(doda)

求人の状況は、dodaの転職求人倍率レポートで確認できます。2026年6月のレポートでは、全体が2.55倍だったのに対し、IT関連は11.06倍でした。2026年8月の全体の転職求人倍率は、2.86倍です(前月差+0.15ポイント、前年同月差+0.44ポイント)。出典: doda 転職求人倍率レポート。

求人倍率は、月ごとに変動します。求人が多いことと、誰でも内定が出ることは、別の話です。最新の数字は、dodaの公式サイトで確認してください。

このデータから「言えること」と「言えないこと」

言えること言えないこと
未経験・文系から、インフラ職へ入社した方が、当社の紹介実績では、多数を占める「誰でも、インフラ職に転職できる」とは言えない
面談から内定まで、中央値で約40日。複数の内定が出ることも珍しくない「必ず、40日で内定が出る」とは言えない
インフラ職の入社時年収の中央値は320万円、年収が上がった方が60%「インフラエンジニアの平均年収が320万円」とは言えない
運用・監視3年以上+資格の方は、構築・設計へ進める例が多い(20名中19名)「3年経てば、全員が構築・設計に進める」とは言えない
入社後1年以内の定着率は98%「2年目以降も、同じ割合で定着する」とは言えない

働き方の実態|夜勤・シフト・休日(当社の面談での説明)

インフラの運用・監視の求人は、夜勤がある場合が多くあります。当社の面談では、数字だけでなく、働き方の実態も、あわせてお伝えしています。

項目当社の面談での説明
夜勤の時間帯の例夕方17〜18時から、翌朝9〜10時まで勤務し、翌日は休み、という形がある
勤務の組み合わせ夜勤と日勤が混ざる働き方になる場合がある
土日祝休み最初の数年は、難しい場合がある
年間休日120日を超えるケースが多い
仕事の内容運用・監視の求人は、プログラミングを書く仕事ではない
先に確認すること夜勤・平日休みへの抵抗の有無。通勤時間、家庭の事情

平日休みを「混まなくてよい」と感じる方もいます。一方で、夜勤や平日休みに抵抗がある方は、応募の前に、「夜勤なし・日勤のみ」の求人があるかも、確認してください(求人によって条件は異なります)。

インフラ職のキャリアの進み方|当社の面談での考え方

  • 最初の3年|運用・監視などで、現場の経験を積む。1〜2年での早い転職は避ける
  • 次の段階|構築・設計へ進み、サーバー・ネットワーク・クラウドの経験を深める。市場の評価が高いのは、サーバーの構築・クラウドの経験
  • その先|商流の浅い会社で上流工程(要件定義など)を経験し、PM・コンサルなどへ進む。上流の経験は、年収も上がりやすい
  • セキュリティを目指す場合|いきなりセキュリティ一本は難しく、ネットワークを学んでから進むのが王道
  • 社内SEを目指す場合|「最終着地」になりやすいため、構築・設計・要件定義を一通り経験してから目指す

会社を選ぶときは、商流の深さにも注意が必要です。商流が深い(二次受け・三次受けなど)と、単価と給与が上がりにくい傾向があります。会社の規模、設立からの年数、エンジニアの配属、営業の強さが、判断材料になります。確認のしかたは、ブラックなIT企業の見分け方で、解説しています。

インフラ職の種類と、仕事内容のちがい

「インフラエンジニア」は、ITの土台(基盤)を支える仕事の総称です。担当する領域によって、仕事内容が異なります。

種類主な仕事内容関連する記事
運用・監視システムの稼働を監視し、障害の一次対応を行う運用保守の入り口になる仕事
ネットワークエンジニア社内外の通信網(LAN・WANなど)の設計・構築・運用ネットワーク転職の記事
サーバーエンジニアサーバーの設計・構築・運用(Linuxなど)LinuC・サーバーの資格の記事
クラウドエンジニアクラウド上のインフラの構築・運用クラウド転職の記事
セキュリティエンジニアシステムを守るための、設計・運用・診断セキュリティの記事

ネットワーク分野はネットワークエンジニアへ未経験で転職する方法、クラウド分野は未経験からクラウドエンジニアになるには、セキュリティ分野はセキュリティエンジニアになるためのロードマップで、解説しています。

このデータが、インフラ転職を考える方にとって意味すること

数字を、ご自身の状況に当てはめて考えるときの、ポイントを整理します。

あなたの状況データから読み取れること次の一歩
IT未経験・文系当社の紹介実績では、前職IT以外が90%、文系が92%。未経験からの入社が中心学習の事実(資格・実践)をつくり、早めに相談する
運用・監視の経験が1〜2年構築・設計へ進むには、3年ほどの経験が目安担当を広げられる機会を探し、資格を取る
運用・監視の経験が3年以上資格を持つ方は、20名中19名が入社後半年ほどで構築・設計を担当経験を棚卸しし、構築・設計の求人を探す
年収アップが目的入社時の年収の中央値は320万円。入社後の経験の積み方で伸びが変わる商流の浅い会社と、上流の経験を重視する

当社では、これらの数字を、毎年の集計で見直し、最新の実態に近づけていきます。個別のご状況に応じた、具体的な相談は、無料相談から、お受けしています。

数字の読み違いを防ぐポイント

  • 対象を確認する|201名全体の数字か、インフラ職170名の数字か、経験者20名の数字かを区別する
  • 期間を確認する|2025年8月〜2026年7月入社の集計であり、他の期間は含まない
  • 中央値と平均を区別する|年収は中央値、応募数・内定数は平均
  • 定義を確認する|定着率は「入社後1年以内」の数字
  • 市場全体の数字と混同しない|市場全体の年収・求人倍率は、dodaなどの公開データを参照

データを踏まえた、インフラ転職の進め方

  1. 方向性を決める|運用・監視・ネットワーク・サーバー・クラウドなど、どの分野を目指すかを整理する
  2. 基礎を学ぶ|資格や学習環境での実践で、基礎知識と学習の事実をつくる
  3. 応募先を絞る|興味のある会社を、4〜5社ほどに絞り、面接を同じ時期にまとめる
  4. 条件を確認する|労働条件通知書で、給与の内訳・固定残業代・勤務時間・夜勤の有無を確認する
  5. 入社後は、現場の経験を積む|3年ほどを目安に、構築・設計へ担当を広げる

詳しい手順は、インフラエンジニアへ未経験で転職する方法、エージェントの選び方は、インフラエンジニア向け転職エージェントの選び方、志望動機の書き方は、インフラエンジニアの志望動機で、解説しています。

キャリアカンパニーについて

キャリアカンパニーは、株式会社エンデバースが運営する、未経験・若手のITエンジニア専門の転職エージェントです。企業の人事・役員に直接ヒアリングしており、採用コンサルティングで、エンジニア採用をする複数の会社の面接官も担当しています。選考の基準や、合格ラインを踏まえた面接対策を、企業ごとに個別に行っています。

このデータに関するご質問や、インフラエンジニアへの転職のご相談は、無料相談からお受けします。

よくある質問(FAQ)

Q1. 未経験からインフラエンジニアに転職した人は、どのくらいいますか

キャリアカンパニーの紹介実績(2025年8月〜2026年7月入社の201名)では、前職がIT以外だった方が90%、文系出身の方が92%でした。未経験・文系からの入社が、中心です。

Q2. インフラエンジニアに転職した人の、入社時の年収はいくらですか

キャリアカンパニーの紹介実績では、インフラ職に入社した170名の入社時の年収の中央値は320万円で、転職前の中央値は300万円でした。年収が上がった方は60%です。業界全体の平均ではありません。

Q3. インフラエンジニアの転職活動は、どのくらいの期間がかかりますか

当社の紹介実績では、面談から内定までの期間の中央値は40日(約1か月半)でした。応募数の平均は5社、内定数の平均は4社です。入社したい時期の3か月ほど前から動くと、余裕を持てます。

Q4. 運用・監視から構築・設計に進めますか

当社の紹介実績では、運用・監視を3年以上経験し、資格も持っていた方20名のうち19名(95%)が、入社後半年ほどで、構築・設計の業務を担当しました。対象が少ないため、参考値としてご覧ください。

Q5. インフラ転職後の定着率はどのくらいですか

当社経由で入社した方の、入社後1年以内の定着率は98%です(201名が対象)。1年以内の数字であり、2年目以降を示すものではありません。

Q6. この数字を、記事や資料で引用してよいですか

出典を明記すれば、引用していただけます。「出典: キャリアカンパニー(株式会社エンデバース)自社集計(2025年8月〜2026年7月入社の201名)」と、期間と対象をあわせて記載してください。

まとめ|数字は「自社の紹介実績」。市場全体はdodaなどの公開データで

  • 対象は、2025年8月〜2026年7月入社の201名(当社の紹介実績)
  • 前職IT以外90%、文系92%。面談から内定まで、中央値40日。応募平均5社・内定平均4社
  • インフラ職170名の入社時年収の中央値は320万円(転職前300万円)。年収が上がった方は60%
  • 運用・監視3年以上+資格の方は、20名中19名が構築・設計へ。入社後1年以内の定着率は98%
  • 市場全体の数字は、dodaの平均年収ランキング・転職求人倍率などの公開データで確認する

データの更新は、集計期間が変わったときに行います。最新の転職ガイドは、インフラエンジニアへ未経験で転職する方法をご覧ください。

運営会社の情報は、運営者情報(運営会社・許可番号・コンテンツ方針)をご覧ください。

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この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

アドバイザー

百瀬将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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