
「未経験からのIT転職は、準備に時間がかかりそう」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。今回は、スーパーのベーカリー部門でチーフを務めていたN.Fさん(20代前半)が、初回のご相談からおよそ1週間半というスピードで内定を獲得し、未経験からインフラエンジニアへの転職を実現した事例を、担当キャリアアドバイザーの視点からご紹介します。
本記事では、CAREER ACCOMPANYのキャリアアドバイザーが実際にサポートした転職成功事例を、CA(キャリアアドバイザー)の視点から解説します。
約5年間、パンの製造・販売に加え、発注や在庫管理、スタッフの育成・シフト調整まで幅広く担当。
20代前半・スーパーのベーカリー部門チーフからインフラエンジニアへ。初回面談から内定まで約1週間半、応募1社で内定を獲得。
CAREER ACCOMPANYではこれまで700名以上の未経験からのインフラエンジニア転職を支援しており、平均して約2ヶ月で内定を獲得しています。
前職では製造・販売だけでなく、発注や在庫管理、スタッフの育成・シフト調整まで幅広く任され、チーフとして年間予算に対して105%を超える売上を達成するなど、着実に成果を出していました。その一方で、「この経験だけに頼らず、今後長く活かせる専門的なスキルを身につけたい」という思いが強くなり、転職活動を始めたことがきっかけでした。
IT業界の知識がまったくない状態からのスタートだったため、面接で必ず聞かれる「なぜIT業界か」「なぜインフラエンジニアか」を、前職の経験と結びつけて自分の言葉で語れるようにすることが最初の壁でした。自己紹介文や志望動機を何度も書き直しながら、面接本番までに仕上げていく必要がありました。
自己紹介・志望動機・逆質問まで、面接で聞かれる想定質問を項目ごとにリストアップし、回答案をLINEでやり取りしながら一文ずつ添削しました。特に、前職の「発注・在庫管理・スタッフ調整」という経験を、「縁の下の力持ちとしてサービスを支える」というインフラエンジニアの仕事像と結びつけて語れるよう、表現の作り込みを重点的にサポートしました。
未経験者向けの研修制度が充実している企業をご紹介し、書類選考から面接日程の調整までスピーディーに進めました。前職が忙しく準備の時間が限られる中でも対応できるよう、やり取りは基本的にLINEで完結する形にしました。
面接直前・直後にはLINEやお電話でこまめにフォローし、「先に謝罪してから始めるとよい」といった当日の立ち回りのアドバイスも含め、緊張をほぐしながら本番に臨めるようサポートしました。
前職で培った発注・在庫管理・スタッフ調整といったコミュニケーション力に加え、資格取得(CCNA・ITパスポート)に向けて計画的に学習を進めている点、そして前職や部活動を通じて物事を長期間継続してきた経験が評価され、内定につながりました。
前職での「管理・調整」の経験は、言葉を選んで伝えればIT未経験でもインフラエンジニアの適性として十分に評価されます。ポイントは、「なぜIT業界か」「なぜインフラエンジニアか」を、自分自身のこれまでの経験と結びつけて語れるようにしておくことです。想定される質問への回答を一つひとつ事前に準備しておけば、忙しい仕事の合間を縫っての転職活動でも、短期間での内定獲得は十分に可能です。
この記事の要点
未経験からのIT転職は、「経験がないから難しい」と思われがちですが、これまでの経験をどう言語化するかで結果は大きく変わります。N.Fさんのように、忙しい仕事の合間を縫って一つひとつ準備を重ねれば、短期間での転職成功も十分可能です。転職に不安がある方は、ぜひ一度キャリアアドバイザーにご相談ください。

アドバイザー
百瀬将悟
大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。