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インフラエンジニア向け転職エージェントの選び方|未経験・経験者別のチェックポイント【2026年版】

インフラエンジニア向け転職エージェントの選び方|未経験・経験者別のチェックポイント【2026年版】
更新日:2026.10.19

目次

インフラエンジニアに転職するときは、転職エージェントを「求人数」だけで選ぶのではなく、自分の経験(未経験か経験者か)と、目指す職種(サーバー・ネットワーク・クラウド・セキュリティ)に合うかで選ぶと失敗しにくくなります。この記事では、選び方の基準、面談で確認したい質問、注意したいサインを整理しました。

先に結論:インフラ向けエージェント選びの3つの基準

  • 経験に合っているか:未経験・若手向けなのか、経験者向けなのかで、紹介される求人が大きく変わります
  • 求人の中身を説明してくれるか:客先常駐か自社開発か、運用保守から構築・設計へ進める環境かを具体的に説明できるか
  • 運営が信頼できるか:有料職業紹介事業の許可を受けているか、手数料や条件の説明が明確か

インフラエンジニアの転職で、エージェントに期待できること

インフラエンジニアは、サーバー・ネットワーク・クラウド・セキュリティなど、システムの土台を支える職種です。求人票だけでは、配属先の業務内容(運用・監視が中心か、構築・設計に関われるか)が分かりにくいため、転職エージェントを使う場合は次の点で役立ちます。

  • 求人票に書かれていない配属先の業務内容や働き方を確認してもらえる
  • 職務経歴書の書き方や面接対策など、選考の準備を相談できる
  • 自分の経験に合う職種(運用・監視から構築、サーバーからクラウドなど)の進み方を相談できる

職種の違いは、インフラエンジニアの仕事内容を完全解説!業務内容から年収まで未経験者向け完全解説やインフラエンジニアとは?IT初心者でも分かる職種解説と転職成功の全知識も参考にしてください。

✔ ポイント

求人数だけでなく、「経験に合うか」「求人の中身を説明できるか」「運営が信頼できるか」で選びましょう。

未経験・経験者別のエージェントの選び方

未経験・実務経験が浅い場合

  • 未経験・若手向けの求人を扱っているか(応募条件が「未経験可」の求人が中心か)
  • 入社後の研修や教育体制について、具体的に説明してもらえるか
  • 最初の配属が運用・監視の場合、その後に構築・設計へ進む道筋を説明できるか

運用保守から始める場合は、システム運用保守とは?仕事内容・向いている人・年収・資格まで徹底解説や運用保守未経験からでも転職できる?難易度と対策で、仕事内容と難易度を確認しておくと面談がスムーズです。

インフラの実務経験がある場合

  • クラウド・セキュリティ・自動化など、次に伸ばしたい分野の求人が扱われているか
  • 年収だけでなく、担当範囲(設計・構築・運用のどこまでか)まで確認できるか
  • 職務経歴書で、使った技術や担当範囲を整理するサポートがあるか

経験者の転職事情は、インフラエンジニア経験者の転職事情|転職に有利なスキル・資格と成功させるコツで詳しく整理しています。

職種別・平均年収の目安

年収は選ぶ職種で目安が変わります。dodaの「平均年収ランキング2025」(集計期間:2024年9月〜2025年8月)では、インフラ関連の職種の平均年収は次のとおりです。

職種平均年収(目安)
セキュリティエンジニア497万円
サーバーエンジニア469万円
ネットワークエンジニア455万円
運用/監視/保守389万円
ヘルプデスク362万円

※年収の金額はあくまで目安です。実際の年収は、企業・職種・経験・地域によって異なります。職種別の平均年収は、doda「平均年収ランキング」や、厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)などで最新の数値をご確認ください。

エージェントのタイプ別|インフラ職を探すときの比較

「インフラ向けのエージェント」と言っても、タイプによって得意なことが違います。特徴を知って、目的に合うものを選びましょう。

タイプ特徴インフラ職を探すときの向き不向き
IT特化型IT業界の職種・企業を理解した担当者が対応。IT企業の求人が中心職種の違いの説明、未経験からの入口の紹介など、IT職探しに向く
総合型幅広い業界の求人を持つ。求人数が多い業界を絞らず探す人に向く。IT職の細かい説明は、担当者によって差がある
両面型(求職者と企業を同じ担当者が見る)企業側の情報(配属予定のチーム、残業の実態など)を持っている求人票に載らない情報を踏まえて選びたい人に向く
スクール併設型学習と、転職支援をセットで提供学習から始めたい人に向く。受講契約の条件・返金規約の確認が必要

目的が「未経験からインフラ職に入る」であれば、IT特化型、または両面型のエージェントを中心に、1〜2社を併用して比べるのが分かりやすい進め方です。

インフラ職の「入口」と、その後のキャリア

エージェントを選ぶ基準の一つは、「入口の職種と、その後のキャリアを、具体的に説明してくれるか」です。インフラ職の一般的な流れは次のとおりです。

運用・監視から構築・設計へ進む具体的な方法は、運用・監視から構築・設計へ進む方法で解説しています。エージェントの面談では、「過去に、運用から構築へ進んだ人は、どのくらいの期間でしたか」と質問してみましょう。

インフラ職の求人票で確認したい6項目

項目確認することなぜ大切か
夜勤・シフト頻度、夜勤手当、日勤のみの可否生活リズムと、長く働けるかに関わる
研修期間、内容、資格取得の支援(受験費用・学習時間)未経験者が、戦力になるまでの支えになる
配属・常駐先自社勤務か、客先常駐か。配属先の選び方経験できる内容と、成長の方向性が決まる
業務内容監視・運用・構築など、最初の半年の仕事入社後のイメージのずれを防ぐ
キャリアパス運用から構築・設計へ進んだ実績、期間数年後の成長と、年収の見通しに関わる
評価・昇給評価の基準、資格手当、昇給の時期モチベーションと、収入の伸びに関わる

求人票に十分な情報がないときは、エージェントを通して確認します。曖昧な返事が続く求人は、慎重に検討しましょう。

インフラ職に関係する主な資格

分野資格の例役立つ場面
ネットワークCCNA、CCNPネットワークの運用・構築
サーバーLPIC、LinuCLinuxサーバーの構築・運用
クラウドAWS ソリューションアーキテクト アソシエイト、Azure AZ-104クラウドの構築・設計
基礎ITパスポート、基本情報技術者IT全般の基礎知識の証明

資格の選び方はIT資格のロードマップが参考になります。学習中の資格は、書類に「〇月受験予定」と明記して応募して問題ありません。

エージェント比較シートの例

複数のエージェントと面談したら、次のような表で比較すると、判断しやすくなります。◎〇△で採点してみましょう(例は架空です)。

比較項目エージェントAエージェントBエージェントC
IT職種の説明の分かりやすさ◎〇△
紹介理由の具体性〇△〇
面接対策(企業ごと・模擬面接)◎〇△
入社後のフォロー〇△△
連絡の速さ・相性◎〇〇
個人情報の取り扱いの説明〇〇△

総合点で決めるのではなく、自分が一番重視する項目(たとえば、職種の説明と、面接対策)を優先して選びましょう。

よくある疑問と答え

Q. インフラ未経験でも、エージェントに登録できますか?

登録できます。未経験歓迎の求人を扱うエージェントは多く、IT業界の基礎から説明してもらえる場合もあります。面談で、「IT知識はまったくない」と、正直に伝えましょう。

Q. 夜勤がある仕事は、避けたほうがよいですか?

夜勤がある運用・監視の仕事は、未経験者が実務経験を積む入口になることがあります。ただし、生活や家庭の事情で難しい場合は、面談の段階で、はっきり伝えましょう。条件に合う求人に絞って、紹介を受けられます。

Q. インフラ職の年収は、どのくらいですか?

上の表のとおり、職種によって平均年収に差があります。未経験からの入社時の年収は、会社の規定で決まっていることが多く、詳しくはIT転職の年収交渉の進め方で整理しています。

企業のタイプ別|インフラ職の働き方の違い

エージェントから求人を紹介されるとき、企業のタイプを意識すると、働き方のイメージが持ちやすくなります。

企業のタイプインフラ職の仕事の例特徴・確認したい点
SES(客先常駐)取引先に常駐し、運用・監視・構築などを担当配属先で経験が決まる。配属の希望の聞かれ方、配属後のフォローを確認
SIer顧客のシステムの設計・構築・運用を、請け負って進めるプロジェクト単位で動く。上流工程に関わる機会や、研修の充実度を確認
自社サービス企業・社内SE自社のシステム基盤の運用・改善未経験の採用枠は限られる。経験者・資格保有者が有利になりやすい
データセンター・運用専門会社サーバー・ネットワークの監視・運用夜勤・シフトがある場合が多い。運用から構築へ進んだ実績を確認

どのタイプが優れているということはなく、自分の希望(成長・働き方・安定)に合うかで選びます。エージェントに、「このタイプの会社で、半年・1年後に経験できる仕事は何か」を聞いてみましょう。

未経験からインフラ職を目指す学習ロードマップ(目安)

期間学ぶことアウトプット
1か月目IT全般の基礎(ITパスポートの範囲)、ネットワークの基礎用語(IPアドレス、OSI参照モデル)学んだ用語を、自分の言葉でノートにまとめる
2〜3か月目CCNAやLinuxの基礎(基本コマンド、ファイル操作)検証環境(仮想環境など)で、実際にコマンドを試す
3〜4か月目資格の受験(CCNA、LinuCなど)、模擬問題で理解を確認受験日を決めて、書類に「〇月受験予定」と書く
応募と並行サーバー・クラウドの基礎、運用・監視の仕事内容の理解学習の記録を、面接で話せる形に整理する

学習の進め方は、人によって異なります。学習の事実(期間・教材・進み具合)を、応募書類と面接で話せることが大切です。資格の選び方はIT資格のロードマップが参考になります。

応募前の最終確認

✅ エージェントから紹介された求人に応募する前のチェック

  • ☐  入社後の最初の半年の仕事内容を、具体的に聞いた
  • ☐  夜勤・シフト・残業の実態を確認した
  • ☐  研修の内容・期間と、資格取得の支援を確認した
  • ☐  配属先の決まり方と、希望の聞かれ方を確認した
  • ☐  運用から構築・設計へ進んだ実績を確認した
  • ☐  固定残業代・賞与・手当を含めた年収の内訳を確認した
  • ☐  応募書類の内容(日付・連絡先・学習の事実)を再確認した

面談で確認したい質問リスト

  • 紹介される求人は、客先常駐・自社開発・社内SEのどれが多いですか?
  • 配属先の業務は、運用・監視が中心ですか?構築・設計に関われるのはいつ頃からですか?
  • 未経験の場合、入社後の研修や学習支援の内容を教えてください
  • 残業時間や夜勤・シフトの有無を、求人ごとに教えてください
  • 応募する企業を決める前に、私の希望や不安を聞いてもらえますか?

「合わない」と感じたときの見直し方は、IT転職エージェントが合わないと感じたら見直したい5つのポイントで整理しています。

注意したいエージェントのサイン

  • 求人の中身(業務内容・勤務形態)を聞いても、具体的に答えられない
  • 希望を聞く前に、応募や登録を急がせる
  • 有料職業紹介事業の許可番号が確認できない、または手数料などの説明があいまい

厚生労働省の案内では、有料職業紹介事業者は、求職者から手数料を取ってはならないとされています。また、事業者が許可事業者かどうかは、厚生労働省の「人材サービス総合サイト」で確認できます。令和7年(2025年)4月1日からは、紹介手数料の実績の公開と違約金規約の明示も必要になりました。登録前に、許可番号と説明内容を確認しておくと安心です。

キャリアカンパニーについて

キャリアカンパニーは、未経験・若手ITエンジニア専門の転職エージェントです。インフラエンジニアを目指す方には、経験や希望を聞いたうえで、職種の選び方や、運用・監視から構築・設計へ進める環境かどうかも含めてご相談に対応します。入社後1年以内の定着率は98%(201名が対象、自社集計)です。相談は無料です。

⚠ 注意

有料職業紹介事業の許可番号が確認できない、または手数料の説明があいまいなエージェントには注意しましょう。

インフラエンジニアへの未経験転職の全体像(仕事内容・年収・企業選び)は、こちらで解説しています。
▶ インフラエンジニア 未経験 転職|年収・必要スキル・企業選び

インフラの夜勤・シフトの実態と、会社選びの確認点は、こちらでも解説しています。
▶ インフラエンジニアはやめとけ?きついと言われる7つの理由と、後悔しない会社選び・向き不向き

この記事のまとめ

  • インフラ向けエージェントは、IT特化型・両面型を中心に、1〜2社を併用して比べる
  • 入口の職種(運用・監視)と、その後のキャリアを具体的に説明してくれるか確認する
  • 求人票は、夜勤・研修・配属・キャリアパスなど6項目を確認する
  • 要注意なサインがないか、面談で質問して見極める
  • 比較シートで、自分が重視する項目を優先して選ぶ

次にやること

  1. 面談で確認したい質問を、メモにする
  2. 2社に登録し、比較シートで採点する
  3. 求人票の6項目を、紹介された求人で確認する

あわせて読みたい:IT転職エージェントの面談では何を聞かれる?準備と答え方【未経験向け】

キャリアカンパニーの支援実績(自社集計)

インフラ職を目指す方の実績を、数字で紹介します。キャリアカンパニーで2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名の集計です。

項目結果
前職がIT以外だった方の割合90%
面談から内定までの期間(中央値)40日
内定までに応募した会社数/内定をいただいた会社数(1人あたり平均)5社/4社
インフラ職で入社した方(170名)の入社時年収(中央値)320万円(転職前は300万円)
インフラ職で年収が上がった方の割合60%
入社後1年以内の定着率(201名が対象)98%
運用・監視の経験が3年程度あり、資格(CCNP、LPICレベル3、AWS SAA、Azure AZ-104など)を取得している方(20名)のうち、入社後半年程度で構築・設計を担当した方19名(95%)

※自社集計(2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方。定着率は、入社後1年以内に退職しなかった方の割合(201名が対象))。年収は中央値で、個人が特定されない形で集計しています。

運用・監視の経験が3年程度あり、CCNP、LPICレベル3、AWS ソリューションアーキテクト アソシエイト、Azure AZ-104などの資格を取得している20名のうち19名(95%)は、入社後半年程度で構築・設計を担当しています(自社集計、2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方)。経験と資格がそろうと、運用・監視から構築・設計へ進みやすいことがうかがえます。

転職エージェントを比べるときの参考として、当社の紹介実績に基づく数字は、インフラエンジニア転職の実態データ(入社201名の自社集計)をご覧ください。

運営者の情報(有料職業紹介事業の許可番号を含む)は、運営者情報(運営会社・許可番号・コンテンツ方針)に掲載しています。

あわせて読みたい関連記事

よくある質問(FAQ)

Q1. インフラエンジニアに強い転職エージェントは、どう選べばよいですか?

経験(未経験か経験者か)に合った求人を扱っているか、求人の中身(運用・構築のどこまで担当できるか)を具体的に説明してもらえるか、有料職業紹介事業の許可を受けているか、の3点で選ぶと失敗しにくくなります。

Q2. 未経験でもインフラエンジニアのエージェントを使えますか?

使えます。未経験・若手向けの求人を扱うエージェントなら、入社後の研修や、運用・監視から構築・設計へ進む道筋について相談できます。

Q3. 転職エージェントを使うと費用はかかりますか?

厚生労働省の案内では、有料職業紹介事業者は求職者から手数料を取ってはならないとされています。登録前に、手数料や条件の説明があるかも確認してください。

Q4. 複数のエージェントに登録してもよいですか?

問題ありません。複数のエージェントを比較すると、紹介される求人や担当者との相性の違いが分かります。ただし、同じ企業に重複して応募しないよう、応募状況は自分で管理しましょう。

Q5. エージェントが合わないと感じたらどうすればよいですか?

担当者の変更を相談するか、別のエージェントに切り替えることができます。見直すポイントは、IT転職エージェントが合わないと感じたら見直したい5つのポイントで整理しています。

この記事の内容をふまえて、自分の場合はどうなのかを知りたい方は、キャリアカンパニーの無料相談をご利用ください。経験や希望に合わせて、キャリアアドバイザーがご相談に対応します。

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

アドバイザー

百瀬将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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