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ITパスポートは転職で評価される?履歴書の書き方・面接での伝え方と、次に取る資格

ITパスポートは転職で評価される?履歴書の書き方・面接での伝え方と、次に取る資格

ITパスポートは転職で評価される?履歴書の書き方と、面接での伝え方

目次

結論|ITパスポートは「学習意欲の証明」。技術力の証明とは見られにくい

ITパスポートは、ITの基礎知識があることを示す国家試験です。転職では、「ITの学習を、自分から始めている」ことを示す材料として評価されます。

一方で、エンジニアの採用では、技術力の証明とは見られにくいのが実態です。ITパスポートだけで採用が決まることは多くありません。

  • 履歴書には書いてよい:国家試験なので、資格欄に正式な名称で書きます。勉強中の場合も、受験予定として書けます。
  • 面接では「資格の名前」より「学び方」を伝える:いつから勉強しているか、1日の勉強時間、勉強してみての感想、エンジニアへの意欲をセットで話します。
  • 次の資格まで決めておく:インフラエンジニアを目指すならCCNAやLPIC、開発エンジニアなら基本情報技術者試験が、次の目安になります。

試験の内容・難易度・勉強方法は、ITパスポートとは?難易度・合格率・勉強時間で詳しく解説しています。この記事では、転職でどう使うかに絞って整理します。

ITパスポートは、転職でどう評価されるか

評価されやすい場面

場面評価されるポイント
未経験からIT業界を目指すITの学習を自分から始めていること。入社後も学び続けられそうかの判断材料になる
IT以外の職種で、ITを使う仕事に移る(事務・営業など)ITの用語や、セキュリティ・業務の基礎を理解していることを示せる
20代で、職務経歴がまだ短い経歴の少なさを、学習の行動で補える
社内でIT部門への異動を希望する基礎知識の確認として使われることがある

当社の支援では、ITパスポートを持って内定した方は、インフラエンジニア(サーバー・ネットワークの運用・監視などから始める仕事)に決まるケースが多くなっています。未経験から入りやすく、入社後もCCNAやLPICなどで学びを積み上げやすい職種です。

評価されにくい場面

場面理由
エンジニア職で、技術力を問われる選考出題範囲が「ITを使う人」向けで、設計・構築などの技術は問われないため
すでにIT業界で実務経験がある実務の経験のほうが、はるかに重視されるため
資格だけを並べ、目指す職種と結び付いていない「なぜこの資格なのか」が伝わらないため

採用する側が知りたいのは、なぜITの仕事に就きたいのかと、入社後も学び続けられるかです。ITパスポートは、この2つを説明するための材料のひとつとして使うと、評価につながりやすくなります。

ITの経験年数別|ITパスポートを書くべきか

ITの経験ITパスポートの扱い
未経験積極的に書く。学習意欲を伝える材料になる
1〜2年書いてもよいが、実務経験や専門的な資格を優先して書く
3年以上評価への影響は限られる。実務の実績を中心に書く

当社の面談では、ITパスポートを書くことを恥ずかしいと感じる必要はない、とお伝えしています。大切なのは「持っていること」より、取得してから何をしているかです。

CAの現場から|面談で見えること

キャリアカンパニーのキャリアアドバイザー(CA)が、面談で見ている実態です(個人が特定されないよう、傾向としてまとめています)。

  • ITパスポートを持っている方は多い:当社の面談に来る未経験の方のうち、ITパスポートを持っている方・勉強中の方は多くいます。20代中盤以降の方が中心で、前職はさまざまです。「IT業界に転職するなら、まずITパスポート」と考えて勉強を始める方が多い印象です。
  • 企業からは「学習意欲の証明」と見られる:技術力の証明とは見られにくく、実際の選考では、CCNAや基本情報技術者試験など、もう一段上の資格の勉強を求められることが多くあります。
  • 次の資格は、目指す職種で分かれる:インフラエンジニア志望の方はCCNAやLPIC、開発エンジニア志望の方は基本情報技術者試験に進むことが多いです。
  • 取る前から応募してよい:まだ勉強を始めていない方は、先に目指す職種の方向性を固め、その職種に合う資格から勉強を始めるほうが、遠回りになりません。
  • 内定はインフラエンジニアが多い:ITパスポートを持って当社経由で内定した方は、インフラエンジニアに決まるケースが多くなっています。
  • 書類で多いミスは「正式名称を書いていない」と「学習中・受験予定を書いていない」:資格欄に「ITパスポート」とだけ書き、正式名称の「ITパスポート試験」になっていない書類や、勉強中の資格を書かずに空欄のままにしている書類をよく見かけます。
  • 面接で特に聞かれるのは「なぜ取ったか」と「取得後に何をしているか」:当社の面談では、「なぜ取得したか」「どう勉強したか」「難しかった分野」「仕事でどう活かすか」「次の資格・いま勉強していること」の5つを、答えられるように準備していただいています。インフラ志望なら、CCNA・LPIC・Linux・AWSなどの学習まで話せると伝わりやすくなります。
  • 企業が見ているのは「自分で考えて行動できる人か」:資格を持っていること自体より、取得してから何をしているかが評価を分けます。
  • 資格の数より、志望職種に合った学習:資格をいくつも並べるより、目指す職種に合った学習を続けていることのほうが伝わります。取得前でも、学習の内容は自己PRに書けます。
  • ITの経験年数で、書くかどうかが変わる:未経験の方は積極的に書き、IT経験が1〜2年あれば実務や専門資格を優先します。くわしくは経験年数別の扱いで解説しています。

履歴書の書き方|正式な名称と記入例

合格している場合

ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の一試験区分で、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験です。履歴書の資格欄には、次のように書きます。

書き方例
一般的な書き方2026年9月 ITパスポート試験 合格
試験の区分まで書く場合2026年9月 情報処理技術者試験 ITパスポート試験 合格
  • 年月は「合格年月」:受験した日ではなく、合格発表日の年月を書きます。合格年月日は、ITパスポート試験の公式サイトの合格発表ページで確認できます。
  • 「取得」ではなく「合格」:ITパスポートは試験に合格することで認定されるため、「合格」と書くのが一般的です。
  • 和暦・西暦は、履歴書全体でそろえる:学歴・職歴が西暦なら、資格欄も西暦にします。資格欄だけ和暦になっているなど、表記が混ざらないようにします。提出前に見直しましょう。
  • 有効期限はない:IPAのFAQでは、ITパスポート試験の合格に有効期間はないとされています。何年前の合格でも、そのまま書けます。

合格した時期がわからない場合は、合格証明書の交付を申請すると、合格年月日を確認できます(合格証書の再発行はできませんが、合格を証明する「合格証明書」は発行されます)。

勉強中・受験予定の場合

合格前でも、学習中であることは書けます。

状況書き方の例
受験日が決まっている2026年12月 ITパスポート試験 受験予定
受験日は未定で、勉強中ITパスポート試験の合格に向けて学習中(本人希望欄・自己PR欄に書く)
  • 資格欄には、合格したものだけを書くのが基本です。受験日が決まっていない場合は、自己PR欄などに「学習中」として書くと、誤解を招きません。
  • 面接で、進み具合を聞かれる前提で書く:どの分野まで進んでいるか、模擬問題の得点などを答えられるようにしておきます。

職務経歴書・自己PR欄での書き方

職務経歴書や自己PR欄では、資格名を並べるより、学んだ経緯と、仕事への生かし方を書きます(以下は書き方の例です)。

例

前職の販売職で、在庫管理システムの不具合対応に関わったことをきっかけに、ITの仕組みに関心を持ちました。2026年6月から1日1時間の学習を続け、9月にITパスポート試験に合格しました。現在は、インフラエンジニアを目指してCCNAの学習を進めています。

自己PRで書くときは、次の3つを入れると伝わりやすくなります。

  • 目的を、キャリアの目標と結び付ける:「インフラエンジニアを目指して、ITの基礎を固めるために取得した」など
  • 学習への取り組みを具体的に書く:「毎日1時間、過去問を中心に学習した」など
  • 前職の経験と関連付ける:「Excelでの集計業務を効率化した経験から、ITに関心を持った」など

企業は、自分で考えて行動できる人かを見ています。取得したことだけで終わらせず、取得後に何を学んでいるかまで書きましょう。

また、職務経歴書では、職務内容の書き忘れにも注意します。会社名と在籍期間だけを書き、担当した仕事の内容が抜けていると、どんな経験があるのかが伝わりません。ITパスポートの書き方以上に、前職で何をしてきたかを具体的に書くことが大切です。

職務経歴書全体の書き方は、IT業界の職務経歴書の書き方も参考にしてください。

面接での伝え方|「資格の名前」より「学び方」を話す

当社の面談では、ITパスポートについて書類や面接で伝えるときに、次の4つをセットで話すようにお伝えしています。

伝えること例
いつから勉強しているか「6月から勉強を始めました」
1日の勉強時間「平日は仕事のあとに1時間、休日は3時間ほどです」
勉強してみての感想「ネットワークやセキュリティの分野が特に面白く、もっと深く知りたいと思いました」
エンジニアへの意欲「次はCCNAを勉強して、ネットワークの仕事に就きたいと考えています」

回答の例(未経験からインフラエンジニアを目指す場合)

例

ITの仕事に就きたいと考え、6月からITパスポートの勉強を始めました。平日は仕事のあとに1時間、休日は3時間ほど学習し、9月に合格しました。勉強の中で、ネットワークやセキュリティの分野に特に興味を持ったので、いまはCCNAの学習を進めています。入社後も、資格の勉強と実務を並行して、早く現場で役立てるようになりたいと考えています。

面接でよく聞かれる質問と、答え方のポイント

ITパスポートを履歴書に書くと、面接で次のような質問をされることがあります。答えを丸暗記するより、自分の言葉で話せるように、要点を整理しておきましょう。

よくある質問答え方のポイント
なぜITパスポートを取ろうと思ったのですか?前職での経験など、ITに関心を持った「きっかけ」を具体的に話す
勉強で、難しかった分野はどこですか?苦手だった分野と、どう乗り越えたか(過去問を繰り返した、など)を話す
一番面白いと感じた分野は?目指す職種につながる分野(ネットワーク、セキュリティなど)と結び付ける
次に、何を勉強していますか?次の資格と、いつ頃の受験を目指しているかまで話す
学んだ知識を、仕事でどう活かせますか?前職の業務(Excelでの集計など)や、目指す職種の仕事と結び付けて話す
入社後は、どのように学んでいきますか?1日の勉強時間など、いまの学習の習慣を、入社後も続けることを伝える

特に「次に何を勉強しているか」は、ITパスポートを持っている方の多くが聞かれやすい質問です。ITパスポートで終わらず、次の一歩を踏み出していることが、学び続けられる人かどうかの判断材料になります。

「いま勉強していることはありますか?」への答え方

この質問には、「期限」「頻度」「内容」の3つを入れて答えると、学習の計画が具体的に伝わります。

例

ITパスポートに合格したあと、いまは「CCNA」の学習をしています。○月までの取得を目指して、週4日、1日1時間ずつ勉強しています。具体的には、TCP/IPやOSI参照モデルの部分を学んでいるところです。まだ始めたばかりですが、楽しく学習しています。

「勉強しています」だけでは、どのくらい本気なのかが伝わりません。いつまでに、どのくらいのペースで、何を学んでいるかまで話すと、インフラエンジニアを目指して実際に動いていることが伝わります。

インフラエンジニアの面接で、あわせて聞かれやすいこと

インフラエンジニアの面接では、次のような内容が聞かれやすくなっています。ITパスポートについては、「なぜ取得したか」と「取得後に何をしているか」が特に聞かれます。

分類聞かれやすい内容
経歴自己紹介と自己PR、学生時代に頑張ったこと、前職でのやりがいや大事にしてきたこと
人柄長所・短所、失敗や挫折の経験と、そこから学んだこと
志望理由なぜIT業界か、なぜインフラエンジニアか、なぜこの会社か、会社選びの軸
基本的なスキルExcel・Wordが使えるか、タイピングの速さ
学習と目標いま勉強していること、エンジニアとしての目標

面接の中心は、これまでの経歴の深掘りです。ITパスポートは、その中で「ITを目指して行動していること」を示す材料として位置づけ、経歴や志望理由と一本の筋でつながるように準備しましょう。Excelの関数(SUM・IF・AVERAGEなど)やタイピングの速さ(タイピング練習サイトのランクなど)も、具体的に答えられるようにしておくと安心です。

避けたい伝え方

  • 「ITパスポートを持っているので、ITの知識はあります」:ITパスポートの範囲は基礎なので、技術の質問をされると答えに詰まりやすくなります。
  • 「まずITパスポートを取ってから、次を考えます」:入社後の学習の見通しが伝わりません。次に学ぶものまで話しましょう。
  • 資格の数を強調する:目指す職種と関係のない資格を並べると、方向性が定まっていない印象になります。

前職別|ITパスポートの生かし方

ITパスポートの伝え方は、前職の経験と結び付けると、より具体的になります。

前職結び付けやすい経験伝え方の例
販売・接客POSレジ・在庫管理のシステム、お客様への説明「システムのトラブル時に、仕組みを知りたいと思ったのがきっかけです」
事務Excel・社内システムの操作、データの入力と管理「業務の効率化に関心があり、ITの基礎から体系的に学びました」
営業顧客管理システム、提案資料づくり「IT製品のお客様と話す中で、技術をきちんと理解したいと感じました」
飲食予約・注文システム、シフト管理「店舗のシステム導入に関わり、ITで仕事が変わることに興味を持ちました」
製造・物流生産管理・在庫管理のシステム「現場のシステムを支える側の仕事に就きたいと考えました」

どの前職でも、「ITに関心を持ったきっかけ」→「ITパスポートで学んだこと」→「次に学んでいること」の順に話すと、志望の理由が一本の筋になります。

志望動機で使うときの例

例

前職の事務職では、社内システムの操作やデータの管理を担当していました。システムの不具合で業務が止まった際に、原因を自分で理解できなかったことをきっかけに、ITの仕組みを学びたいと考え、ITパスポート試験に合格しました。学習の中でネットワークの分野に特に関心を持ち、現在はCCNAの学習を進めています。御社では、ネットワークの運用・監視から経験を積み、将来は構築にも携わりたいと考えています。

志望動機の組み立て方は、前職の経験を「ITへの関心のきっかけ」として使うのがポイントです。ITパスポートは、その関心を行動に移した証拠として位置づけます。

ITパスポートと、ほかのIT資格の評価の違い

転職の選考で、ITパスポートがどのくらいの位置づけなのかを、ほかの資格と比べて整理します。

資格対象転職での主な見られ方
ITパスポートITを使うすべての人ITの基礎知識と、学習意欲の証明
基本情報技術者試験ITエンジニアを目指す人エンジニアとしての基礎知識の証明。開発職で評価されやすい
CCNAネットワークエンジニアを目指す人ネットワークの技術の基礎の証明。インフラ職で評価されやすい
LPIC/LinuCサーバー(Linux)を扱う人Linuxの操作・管理の基礎の証明。インフラ職で評価されやすい

ITパスポートは、この中で最も広い範囲を浅く扱う資格です。エンジニア職を目指す場合は、ITパスポートを「入口」と考え、目指す職種に合った資格に進むと、選考で伝えられる内容が増えます。

職種別|ITパスポートの次に取る資格

ITパスポートは、ITの基礎を広く学ぶ資格です。転職で評価を高めるには、目指す職種に合わせて、次の資格を決めることが大切です。

目指す職種次に取る資格の例参考記事
インフラエンジニア(ネットワーク)CCNACCNAとは?
インフラエンジニア(サーバー・Linux)LPIC/LinuCLPICとは?
開発エンジニア・ITの基礎をさらに深める基本情報技術者試験基本情報技術者試験の難易度は?
クラウドエンジニアAWS認定(実際にさわって学んだ経験もあわせて伝える)AWS資格ロードマップ
ヘルプデスク・社内のIT担当MOS(Excelなど)。入社後の実務と並行して学ぶITヘルプデスクとは?

資格の数より、志望職種に合った学習をしているかが見られます。職種別の資格の選び方と、取る順番は「IT転職に有利な資格は?」でくわしく解説しています。

まだ目指す職種が決まっていない場合は、資格の勉強を始める前に、職種の方向性を先に固めるほうが、遠回りになりません。

ITパスポートの次に学ぶ方へ:無料の学習カリキュラム

キャリアカンパニーでは、CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムを用意しています。転職の相談とあわせて利用できます。

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ITパスポートを取ってから転職活動をするべきか

結論から言うと、合格を待ってから応募する必要はありません。 ITパスポートだけで採用が決まることは多くないため、合格を待つより、学習と並行して応募を始めるほうが、時間を有効に使えます。

いまの状況進め方
まだ勉強を始めていない先に目指す職種の方向性を決め、その職種に合う資格から勉強を始める
ITパスポートを勉強中受験日を決めて、応募と並行する。書類には「受験予定」と書く
ITパスポートに合格した次の資格の勉強を始め、面接で「次に学んでいること」まで伝える

インフラエンジニアへの転職の流れ全体は、インフラエンジニアへ未経験で転職する方法で解説しています。

ITパスポートを、転職でどう生かすか相談したい方へ

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よくある質問(FAQ)

Q1. ITパスポートは、転職で有利になりますか?

未経験からIT業界を目指す場合は、学習意欲を示す材料になります。ただし、技術力の証明とは見られにくく、ITパスポートだけで採用が決まることは多くありません。次に学ぶ資格とあわせて伝えると、評価につながりやすくなります。

Q2. 履歴書には、どう書けばよいですか?

資格欄に「2026年9月 ITパスポート試験 合格」のように、合格年月と正式な名称を書きます。「情報処理技術者試験 ITパスポート試験 合格」と、試験の区分まで書く方法もあります。

Q3. 合格前でも、履歴書に書けますか?

受験日が決まっている場合は、「ITパスポート試験 受験予定」と書けます。受験日が未定の場合は、自己PR欄などに「学習中」として書くと、誤解を招きません。

Q4. ITパスポートは「恥ずかしい」「意味がない」と言われるのは本当ですか?

ITパスポートは国家試験で、合格率は約5割です。基礎的な試験であるため、エンジニアの技術力の証明とは見られにくいのは事実ですが、未経験の方が学習を始めた証明として書くことに問題はありません。大切なのは、次に何を学んでいるかまで伝えることです。

Q5. ITパスポートに有効期限はありますか?

ありません。IPAのFAQでは、ITパスポート試験の合格に有効期間はないとされています。

Q6. ITパスポートだけで、エンジニアに転職できますか?

ITパスポートだけで決まることは多くありません。インフラエンジニアならCCNAやLPIC、開発エンジニアなら基本情報技術者試験など、目指す職種に合った次の資格の学習を進めながら応募すると、選考で伝えられることが増えます。

Q7. 面接で、ITパスポートについて何を話せばよいですか?

いつから勉強しているか、1日の勉強時間、勉強してみての感想、エンジニアへの意欲の4つをセットで話すと、学習の姿勢が具体的に伝わります。

Q8. 履歴書に、ITパスポートの点数は書いたほうがよいですか?

資格欄には「合格」と書くのが一般的で、点数を書く必要はありません。面接で聞かれた場合や、得点が高く強みとして伝えたい場合は、自己PRの中で触れる程度にしましょう。

Q9. 何度か不合格になったことは、伝えたほうがよいですか?

履歴書に不合格の記録を書く必要はありません。面接で学習の経緯を聞かれた場合は、「一度目は○○の分野が足りず、勉強方法を見直して合格した」のように、改善した過程として話すと、前向きに伝わります。

まとめ|ITパスポートは「次の一歩」とセットで伝える

  • ITパスポートは、転職では学習意欲の証明として評価される。技術力の証明とは見られにくい
  • 履歴書には「ITパスポート試験 合格」と、合格年月とあわせて書く。有効期限はない
  • 面接では、いつから・1日の勉強時間・感想・意欲の4つをセットで話す
  • 合格を待たずに応募してよい。目指す職種に合った次の資格まで決めておく

まず質問だけしたい方はこちら

出典・公式情報(確認日:2026年10月29日):IPA「ITパスポート試験」公式サイト FAQ(国家試験・情報処理技術者試験の一試験区分/合格に有効期間なし/合格年月日は合格発表ページに掲載/合格証書は再発行不可・合格証明書は発行可)。合格率は 統計情報(令和7年度 48.6%)。

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

株式会社エンデバース 代表取締役
キャリアカンパニー責任者

百瀬 将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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