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CCNAの勉強時間は?未経験が合格するまでの学習計画と、つまずきやすいポイント

CCNAの勉強時間は?未経験が合格するまでの学習計画と、つまずきやすいポイント

CCNAの勉強時間は?合格までの期間と学習計画|つまずきやすいサブネット計算と、続けるコツ

結論|CCNAの勉強期間は、当社の受講者では2〜3か月が多い

CCNAの合格に必要な勉強時間について、シスコは公式の目安を出していません。必要な時間は、ITやネットワークの経験によって大きく変わります。

そのうえで、キャリアカンパニーの無料カリキュラムでCCNAを学ぶ方を見ていると、次のような傾向があります。

  • 合格までの期間:2〜3か月かかる方が多い
  • 合格しやすい勉強のペース:平日1〜2時間、休日3〜4時間くらい
  • つまずきやすいところ:サブネットの計算
  • 続けられる人の特徴:相談できる相手がいる
  • 応募の時期:合格を待たず、勉強を始めた段階から応募してよい

この記事では、CCNA試験の基本と出題範囲、勉強時間の考え方、12週間の学習計画の例、つまずきやすいサブネット計算の考え方、続けるコツを整理します。CCNAという資格そのものについては、CCNAとは?難易度と勉強時間、転職で有利になるか・年収への影響で解説しています。

CCNA試験の基本

項目内容
試験200-301 CCNA(Implementing and Administering Cisco Solutions)。現在の出題範囲はv1.1
試験時間120分
受験料300米ドル(シスコ公式サイトの表示。日本円での金額は、申し込み時に確認)
言語英語・日本語
有効期間3年間。再受験、上位の試験の合格、または継続教育(CE)のクレジットで更新できる

試験の申し込みや最新の情報は、シスコの公式サイトで確認してください。

出題範囲と配点

CCNA(v1.1)の出題範囲は、6つの分野に分かれています。配点の大きい分野から、学習の時間を多めに取ると効率的です。

分野配点と主な内容
1.0 ネットワークの基礎(Network Fundamentals)20%。ネットワーク機器の役割、ケーブル、IPv4・IPv6のアドレスとサブネット など
2.0 ネットワークアクセス(Network Access)20%。VLAN、スイッチの設定、無線LAN など
3.0 IP接続(IP Connectivity)25%。ルーティングの考え方、スタティックルート、OSPF など
4.0 IPサービス(IP Services)10%。NAT、DHCP、DNS、NTP など
5.0 セキュリティの基礎(Security Fundamentals)15%。アクセス制御、パスワード、VPNの考え方 など
6.0 自動化とプログラマビリティ(Automation and Programmability)10%。ネットワークの自動化、クラウド、AIの基礎 など

最も配点が大きいのは「IP接続(25%)」です。また、つまずきやすいサブネットの計算は「ネットワークの基礎」に含まれ、ほかの分野を理解する土台にもなります。

分野ごとの勉強のポイント

  • ネットワークの基礎:すべての分野の土台です。機器の役割と、データが届くまでの流れを、図を描きながら理解します。サブネットの計算はここで身につけます。
  • ネットワークアクセス:スイッチとVLANの考え方が中心です。設定の手順は、シミュレーターで実際に入力して覚えます。
  • IP接続:配点が最も大きい分野です。ルーターがどの経路を選ぶのか、ルーティングの考え方を、例を使って確認します。
  • IPサービス:NATやDHCPなど、ネットワークを便利に使うための仕組みです。「何のための仕組みか」を、身近な例と結び付けて覚えます。
  • セキュリティの基礎:アクセス制御やパスワードの設定など、ネットワークを守る考え方です。設定の例と一緒に覚えます。
  • 自動化とプログラマビリティ:新しい技術の考え方が中心です。用語の意味を押さえ、ほかの分野と比べて深追いしすぎないようにします。

ネットワークの仕事で、CCNAの知識を使う場面

CCNAで学ぶ内容は、ネットワークエンジニアの実務とつながっています。たとえば、運用・監視の仕事では、通信ができなくなったときに、機器の状態やログを確認して原因を切り分けます。構築の仕事では、VLANやルーティングを設計し、機器に設定を入れます。CCNAの学習は、こうした仕事の基礎を体系的に身につける機会になります。

勉強時間の考え方|経験によって大きく変わる

CCNAの勉強時間は、これまでの経験によって変わります。たとえば、ネットワークの用語を聞いたことがない方と、ヘルプデスクや運用・監視の仕事でネットワークに触れたことがある方とでは、最初の理解にかかる時間が違います。

これまでの経験進め方の目安
ITの仕事の経験がないネットワークの基礎用語から始める。最初の1か月は「ネットワークの基礎」に時間を使う
ITパスポートなどで、ITの基礎を学んだ基礎の復習は短くして、サブネット計算とルーティングに早めに進む
ヘルプデスク・運用・監視の経験がある実務で見た機器や用語と結び付けながら、設定とコマンドの練習を増やす

当社の受講者で合格しやすいペースは、平日1〜2時間、休日3〜4時間くらいです。1週間に直すと、合計でおよそ11〜18時間になります。このペースで、2〜3か月で合格する方が多くいます。

12週間の学習計画(例)

平日1〜2時間、休日3〜4時間のペースで、3か月(12週間)で受験する場合の計画の一例です。自分の理解度に合わせて、期間を調整してください。

時期(例)学ぶこと
1〜2週目ネットワークの基礎(機器の役割、OSI参照モデル、TCP/IP、IPアドレスの考え方)
3〜4週目サブネットの計算を集中して練習する。毎日、計算問題を解く
5〜6週目ネットワークアクセス(スイッチ、VLAN)。シミュレーターで設定を試す
7〜8週目IP接続(ルーティング、スタティックルート、OSPF)
9週目IPサービス(NAT、DHCP、DNS)とセキュリティの基礎
10週目自動化とプログラマビリティ。全体の苦手分野を復習する
11週目問題集を通しで解き、間違えた分野に戻る
12週目本番と同じ120分で模擬問題を解き、受験する

2か月で受験する場合は、1〜6週目の内容を少しずつ前倒しにし、問題演習の期間を短くします。どちらの場合も、先に受験日を決めると、計画が崩れにくくなります。

つまずきやすい「サブネットの計算」の考え方

当社の受講者が最もつまずきやすいのが、サブネットの計算です。ここで止まってしまうと、ルーティングなどの先の分野も理解しにくくなります。

サブネットとは

サブネットとは、1つのネットワークを、より小さなネットワークに分けたものです。IPアドレスのうち、どこまでがネットワークの部分かを示すのが、「/24」などの表記(プレフィックス長)です。

計算の基本の例

表記使えるホストのアドレスの数(一例)
/24(255.255.255.0)256個のアドレスのうち、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた254個
/25(255.255.255.128)128個のうち、126個
/26(255.255.255.192)64個のうち、62個
/27(255.255.255.224)32個のうち、30個

プレフィックス長が1つ増えるごとに、1つのサブネットの大きさは半分になります。この「半分になる」感覚がつかめると、計算が一気に楽になります。

練習のしかた

  • 毎日、少しずつ解く:一度に長く解くより、毎日数問を解くほうが、計算の手順が身につきます。
  • 紙に書いて考える:2進数の計算は、頭の中だけで考えず、紙に書いて確かめます。
  • 時間を測る:慣れてきたら、1問を解く時間を測り、本番の時間配分に備えます。

おすすめの勉強方法

  • 教材と問題集を1つずつ決める:最新の出題範囲(v1.1)に対応した教材を選び、何度も繰り返します。
  • シミュレーターで設定を試す:スイッチやルーターの設定は、シスコが提供するシミュレーター(Packet Tracer)などで実際に入力すると、理解が深まります。
  • 英語の用語に慣れる:試験は日本語でも受けられますが、機器の画面やコマンドは英語です。用語は英語のまま覚えておくと、実務でも役立ちます。
  • 間違えた問題を記録する:どの分野で間違えたかを記録し、配点の大きい分野から復習します。

1日・1週間の勉強の進め方(例)

平日1〜2時間、休日3〜4時間のペースで進める場合の、時間の使い方の一例です。

時間帯(例)勉強の内容
平日の通勤・すきま時間用語の確認、一問一答。前日に間違えた問題の見直し
平日の夜(1〜2時間)教材を1節ずつ読み、その日のうちに問題を数問解く。サブネットの計算を毎日数問
休日(3〜4時間)シミュレーターで設定を試す。1週間分の問題をまとめて解き直す
週の終わりその週に学んだ分野と、間違えた問題を記録し、次の週の計画を立てる

教材を読む(インプット)だけでなく、その日のうちに問題を解く(アウトプット)ことで、覚えた内容が定着しやすくなります。

よくある失敗と対策

よくある失敗対策
サブネットの計算を後回しにして、先の分野が分からなくなる計画の早い時期に、計算を集中して練習する
教材を読むだけで、問題を解いていない1節読んだら、その日のうちに問題を解く
設定やコマンドを、実際に試していないシミュレーターで、設定を入力して動きを確かめる
一人で悩み続けて、学習が止まる質問できる相手や場所を、先に決めておく
受験日を決めずに、学習がだらだら続く先に受験日を予約し、そこから逆算して計画を立てる
古い出題範囲の教材を使っている現在の出題範囲(v1.1)に対応した教材を選ぶ

独学に不安がある方へ:CCNAの無料学習カリキュラム

キャリアカンパニーでは、CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムを用意しています。CCNAの研修カリキュラムで、ネットワークの基礎から順に学べます。学習の相談もできます。転職の相談とあわせて利用できます。

オンライン IT スクールを見る

独学か、カリキュラムを使うか

学び方よい点と、気をつけたい点
独学(教材・問題集)よい点:自分のペースで進められ、費用を抑えられる
気をつけたい点:分からないところを質問する先がなく、計画も自分で立てる必要がある
学習カリキュラム・スクールよい点:学ぶ順番が決まっていて、分からないところを質問できる
気をつけたい点:決まった時間を確保する必要がある。費用がかかるものもある

どちらを選ぶ場合も、合格まで続けられるかどうかは、相談できる相手がいるかで大きく変わります。独学で進める方も、質問できる先を1つは用意しておきましょう。キャリアカンパニーでは、CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムを、転職の相談とあわせて利用できます。

勉強を続けるコツ|相談できる相手をつくる

当社の受講者を見ていると、合格まで続く方と、途中で止まってしまう方の違いは、相談できる相手がいるかどうかです。サブネットの計算などで一人で悩む時間が長くなると、学習が止まりやすくなります。

  • 分からないところを、早めに聞く:学習仲間、オンラインの学習コミュニティ、カリキュラムの講師など、質問できる先を先に決めておきます。
  • 進み具合を、誰かに伝える:「今週はここまで進めた」と伝える相手がいると、学習のペースが保ちやすくなります。
  • 受験日を決め、逆算する:受験日が決まっていると、毎週やることがはっきりします。

受験の申し込みから当日まで

  • シスコの認定試験は、ピアソンVUEで予約します。テストセンターで受けるか、自宅などからオンラインで受けるかを選べます。
  • オンラインで受ける場合は、静かな個室、カメラ付きのパソコン、安定したインターネット回線、本人確認書類などが必要です。事前に、システムの動作確認を行います。
  • 不合格だった場合、同じ試験を受け直せるのは、前回の受験の終了から5日(暦日)たってからです。

予約の方法や受験の条件は変わることがあります。申し込みの前に、シスコとピアソンVUEの公式サイトで最新の情報を確認してください。

CAの現場から|面談で見えること

キャリアカンパニーのキャリアアドバイザー(CA)が、CCNAを学ぶ方との面談で見ている実態です。

  • 合格までは2〜3か月が多い:当社の無料カリキュラムでCCNAを学ぶ方は、合格まで2〜3か月かかる方が多くいます。
  • ペースは「平日1〜2時間、休日3〜4時間」:このくらいのペースで勉強している方が、合格しやすい傾向があります。
  • つまずきやすいのはサブネットの計算:ここで時間がかかる方が多いため、計画の早い時期に集中して練習することをすすめています。
  • 続けられる人には、相談相手がいる:合格まで続く方と止まってしまう方の違いは、相談相手がいるかどうかです。
  • 合格を待たずに応募してよい:学習を始めたばかりの段階でも、応募を進めることをすすめています。

合格前から応募してよい|学習中の伝え方

当社では、CCNAの合格を待たずに、学習を始めた段階から応募を進めることをおすすめしています。企業は、資格の有無だけでなく、「学び続けられるか」を見ているためです。

  • 書類:資格欄に「CCNA 〇年〇月 受験予定(学習中)」と書きます。
  • 面接:いつから勉強しているか、1日の勉強時間、いま学んでいる分野、つまずいたところをどう乗り越えたかを、具体的に話します。
  • 合格後:合格した時点で、応募中の企業にも伝えます。

CCNAに合格したあとの転職の進め方は、CCNA合格後の転職で解説しています。ネットワークエンジニアへの転職の全体像は、ネットワークエンジニアへの転職ガイドもご覧ください。

CCNAの次に学ぶもの

目指す方向次に学ぶものの例
サーバーも扱えるようになりたいLinux(LPICなど)
クラウドの仕事に進みたいAWSなどのクラウドの入門資格
ネットワークをさらに深めたい実務経験を積みながら、上位のCCNP

ITの全体像から学び直したい方は、ITパスポートで基礎を固めてからCCNAに進む方法もあります。

CCNAの学習と、応募を始める時期を相談したい方へ

いまの学習の進み具合と、目指す仕事をお聞きして、受験の時期と、応募を始めるタイミングを、キャリアアドバイザーと一緒に整理できます(オンライン・60分)。

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まず質問だけしたい方はこちら

よくある質問(FAQ)

Q1. CCNAの合格には、どのくらいの勉強時間が必要ですか?

シスコは公式の目安を出していません。必要な時間は、これまでの経験によって変わります。当社の無料カリキュラムでCCNAを学ぶ方は、平日1〜2時間、休日3〜4時間くらいのペースで、2〜3か月で合格する方が多くいます。

Q2. CCNAは、独学で合格できますか?

独学でも目指せますが、サブネットの計算などで一人で悩む時間が長くなると、学習が止まりやすくなります。当社の受講者を見ていると、相談できる相手がいる方ほど、合格まで続きやすい傾向があります。

Q3. CCNAで、つまずきやすいところはどこですか?

当社の受講者で最もつまずきやすいのは、サブネットの計算です。計画の早い時期に集中して練習し、毎日少しずつ問題を解くことをおすすめします。

Q4. CCNAの試験時間と受験料は?

試験時間は120分、受験料は300米ドル(シスコ公式サイトの表示)です。日本円での金額や最新の情報は、申し込みの前にシスコの公式サイトで確認してください。

Q5. CCNAに合格してから、転職活動を始めるべきですか?

合格を待つ必要はありません。当社では、学習を始めた段階から応募を進めることをおすすめしています。書類には「受験予定(学習中)」と書き、面接では学習の進み具合を具体的に伝えましょう。

Q6. 働きながらでも、CCNAに合格できますか?

目指せます。当社の受講者で合格しやすいのは、平日1〜2時間、休日3〜4時間くらいのペースです。通勤などのすきま時間で用語を確認し、まとまった時間は問題演習とシミュレーターに使うと、続けやすくなります。

Q7. CCNAに落ちたら、すぐに受け直せますか?

同じ試験を受け直せるのは、前回の受験の終了から5日(暦日)たってからです。間違えた分野を確認し、配点の大きい分野から復習してから受け直しましょう。

Q8. CCNAの有効期間は?

3年間です。期限までに、再受験、上位の試験の合格、または継続教育(CE)のクレジットで更新できます。

まとめ|2〜3か月を目安に、相談しながら学ぶ

  • CCNAの勉強時間に公式の目安はありません。当社の受講者では、平日1〜2時間・休日3〜4時間のペースで、2〜3か月で合格する方が多くいます。
  • つまずきやすいのはサブネットの計算です。計画の早い時期に集中して練習しましょう。
  • 続けるコツは、相談できる相手をつくることです。応募は、合格を待たずに学習中から始めて構いません。

CCNAの学習計画や、応募を始める時期は、いまの経験によって変わります。自分の場合の進め方を、キャリアアドバイザーに無料で相談できます(オンライン・60分)。

まず質問だけしたい方はこちら

出典・公式情報(確認日:2026年10月29日):シスコ「200-301 CCNA」/「CCNA Exam v1.1 (200-301) Exam Topics」/「CCNA」/「Exam Registration」。勉強期間・ペース・つまずきやすい点・応募の時期は、キャリアカンパニーの面談で見えている傾向(2026年10月時点)です。

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

株式会社エンデバース 代表取締役
キャリアカンパニー責任者

百瀬 将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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