
未経験からデータエンジニアになるには?未経験16名の入社決定実績から転職ルートを解説
結論:当社の集計では、データエンジニア職への入社が決まった16名は、いずれも未経験でした
キャリアカンパニーを通じて、2025年1月〜2026年10月に、データエンジニア職への入社が決まった方は16名でした。16名は、いずれも、IT業界・データ関連の業務ともに未経験の方です。
この16名は、入社が決まった方の人数です。未経験の方が必ずデータエンジニアになれるという意味ではなく、応募者全体の割合や転職成功率を示すものでもありません。
この記事では、データエンジニアの仕事、必要なスキル、未経験からのルート、求人票の見方、応募までの進め方を解説します。分かること:入社が決まった方の人数と、未経験からの進め方。分からないこと:応募者全体の採用率、特定の企業の採用基準、個人の合否。
出典:株式会社エンデバース(キャリアカンパニー)社内実績集計(集計期間:2025年1月〜2026年10月)
データエンジニアは、企業が持つ売上・顧客・ログなどのデータを集め、分析や活用がしやすい状態に整える仕事です。データを集める仕組み(データパイプライン)や、データをためる場所(データベース・データウェアハウス)を設計し、構築し、運用します。
データサイエンティストやデータアナリストが分析をする前の「土台」を担当するため、データ基盤の担当者とも呼ばれます。主な業務は、次のとおりです。
データに関わる職種は似ていますが、役割が異なります。主な違いは、次のとおりです。
| 職種 | 主な役割 | 主に使う技術・知識 |
|---|---|---|
| データエンジニア | データを集め、使える状態に整える基盤を作り、運用する | SQL・Python・クラウド・データベース・ETL |
| データアナリスト | データを集計・可視化し、課題の把握や意思決定を支える | SQL・BIツール・統計の基礎 |
| データサイエンティスト | 統計や機械学習を使って分析し、課題解決につなげる | Python・統計・機械学習 |
それぞれの職種の詳しい内容は、未経験からデータサイエンティストになるには?とデータアナリストとは?で解説しています。
集計期間は2025年1月〜2026年10月です。キャリアカンパニーを通じて、データエンジニア職への入社が決まった方は16名で、いずれも未経験の方でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査主体 | 株式会社エンデバース(キャリアカンパニー) |
| 出典 | 株式会社エンデバース(キャリアカンパニー)社内実績集計 |
| 集計期間 | 2025年1月〜2026年10月(2026年10月時点) |
| 対象者 | キャリアカンパニーを通じて、データエンジニア職への入社が決まった方 |
| 入社決定者 | 16名 |
| 未経験の方 | 16名(入社決定者の全員) |
| 「未経験」の定義 | IT業界での就業経験がなく、データ関連の業務経験もない方 |
| 注意 | 転職成功率・応募者全体の割合ではありません。個人が特定される情報は含みません |
当社は、データエンジニアを募集している求人638件の求人票を確認しました(2026年10月時点)。このうち、IT業界の未経験者も応募可能と判断した求人は90件(14.1%)でした。さらに、その90件のうち、IT業界・データ関連の業務ともに未経験の方も応募可能と判断した求人は11件(確認した638件の1.7%)でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 当社が確認した、データエンジニアを募集している求人 |
| 確認した求人 | 638件(2026年10月時点) |
| IT業界の未経験者も応募可能と判断した求人 | 90件(638件の14.1%) |
| うち、IT業界・データ関連の業務ともに未経験の方も応募可能と判断した求人 | 11件(638件の1.7%、90件に含まれます) |
| 未経験の判断 | 当社が求人票に記載された応募条件を確認し、未経験者も応募可能と判断した求人を集計しました。なお、未経験の範囲や必要なスキルは求人ごとに異なります。 |
| 注意 | 当社が確認した求人に限った調査で、データエンジニア職の求人全体や、市場全体の未経験歓迎率ではありません。入社決定16名の集計とは別の調査です。求人票の本文・企業名は掲載していません |
IT業界・データ関連の業務ともに未経験で応募できる求人は、確認した求人の一部に限られていました。直接応募できる求人を探すほか、運用・インフラ・開発などの近い職種を経由する選択肢も含めて検討します。なお、求人の件数は掲載状況によって変わります。応募可能と判断できた求人でも、採用される可能性が高いという意味ではありません。
「未経験歓迎」と書かれていても、求められる経験やスキルは求人ごとに異なります。求人票では、次の点を確認します。
| 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 未経験の範囲 | IT業界の未経験のみを指すのか、データ関連の業務経験も不問なのか |
| 必須スキル | SQL・Python・クラウド・データベースが、どの水準で求められているか |
| 研修制度 | 研修の有無と、期間・内容 |
| 業務内容 | データ基盤の構築が中心か、運用・保守が中心か |
| 使う技術 | クラウドの種類(AWS・Google Cloud・Azure)や、データウェアハウスなど |
当社では、未経験からデータエンジニアに転職した方と、未経験の方を採用している企業に、お話を伺っています。ここでは、公開しているインタビューから、この記事の内容に関わる点を紹介します。
未経験からデータエンジニア・データサイエンティストを目指せる採用と研修について、株式会社SaRにお話を伺いました。インタビュー全文は、【株式会社SaR】未経験からデータエンジニア・データサイエンティストへ|採用と2か月研修で公開しています。この記事に関わる点は、次のとおりです。
未経験からデータエンジニアに転職した方のインタビューは、未経験からデータエンジニアへ。統計検定2級を武器に、新たな領域に挑んだIT転職の記録で公開しています。このインタビューでは、統計検定2級の学習が転職活動の突破口になったと語られています。転職を考えたきっかけ、データエンジニアを選んだ理由、転職活動で不安だったことも紹介しています。
インタビューは、お一人・一社の体験談です。他の方や企業にも当てはまるとは限りません。また、当社の入社決定16名の集計とは、別のものです。データエンジニアの求人は、当社でも掲載しています。インタビューした株式会社SaRの求人は、データエンジニア&データサイエンティスト(27卒)とデータサイエンティスト(未経験歓迎)をご覧ください(掲載状況は変わります。27卒の求人は、2027年卒向けです)。
データエンジニアに必要なスキルは、データを扱う技術と、システムを支える基礎に分けられます。未経験の場合、すべてを入社前に身につける必要はありません。募集要項で、必須とされているスキルを確認します。
| スキル | 内容 | 学び始めの目安 |
|---|---|---|
| SQL | データベースからデータを取り出し、集計・加工する | 最初に学ぶ。データを扱う仕事の共通の基礎 |
| Python | データの加工・自動化の処理を書く | SQLの次に、基本的な文法とデータ処理から |
| クラウドの基礎 | AWS・Google Cloud・Azureなどでデータ基盤を動かす | 代表的なサービスの役割と、基本的な用語から |
| データベース・データモデリング | テーブルの設計や、データの持ち方の考え方 | SQLに慣れてから |
| Linux・ネットワーク・Gitの基礎 | サーバーの操作や、コードの管理 | インフラ経験があれば、すでに強みになる |
未経験でも、いまの経験によって、進めやすいルートが異なります。直接応募するか、近い職種を経由するかを選びます。
| 経験のタイプ | 考えられるルート | 最初にやること |
|---|---|---|
| IT業界・データ関連の業務ともに未経験 | 未経験歓迎のデータエンジニア求人へ直接応募する/運用・監視やヘルプデスクなど、近い職種を経由する | SQLとPythonの基礎を学び、募集要項の必須スキルを確認する |
| インフラ・開発の経験がある | サーバーやクラウド、プログラミングの経験を活かし、SQL・データ基盤の知識を補強して応募する | 担当業務のうち、データを扱った経験や、クラウドの経験を整理する |
| 分析・営業・企画の経験がある | データを扱った経験を活かし、SQL・Python・クラウドを補強して応募する(データアナリストを経由する場合もある) | データを使った業務の経験を、数字と事実で整理する |
インフラの経験や学習がある方は、データ基盤でその知識を活かせます。インフラエンジニアの採用で評価された内容は、未経験インフラエンジニアの採用基準とは?で紹介しています。クラウドの資格は、AWS資格ロードマップも参考にしてください。
当社からのアドバイス(調査結果ではありません):未経験からデータエンジニアを目指す場合の学習は、次の順で進めると整理しやすくなります。
資格は、必須とは限りません。学習の目安や、知識の客観的な証明として使います。クラウドの基礎資格(AWS認定など)や、IT全般の基礎を確認できる基本情報技術者試験が、よく挙げられます。受ける資格は、志望する求人の募集要項と照らして選びます。
当社からのアドバイス(調査結果ではありません):未経験からデータエンジニアの求人に応募するまでに、次の順で進めます。
未経験からデータエンジニアを目指したい方へ
現在の経験・スキルから、直接応募できる求人があるか、インフラや開発などを経由すべきかを、一緒に整理します。経験や希望をお聞きして、無料で相談できます(オンライン・60分)。
日程を選んで無料相談を予約する当社の集計(2025年1月〜2026年10月)では、データエンジニア職への入社が決まった16名は、いずれも、IT業界・データ関連の業務ともに未経験でした。ただし、これは入社が決まった方の人数で、応募者全体の割合ではなく、必ずなれるという意味ではありません。求人ごとに求められる経験は異なるため、募集要項で必須スキルを確認することが大切です。
データエンジニアは、データを集めて使える状態に整える基盤を作り、運用する仕事です。データサイエンティストは、そのデータを統計や機械学習で分析し、課題解決につなげる仕事です。
求人によって異なります。一般には、SQLとPythonの基礎を学んで応募する方法が紹介されています。当社の集計には学習内容の項目がないため、入社が決まった方の学習状況は、このデータからは言えません。
必須とは限りません。学習の目安や、知識の客観的な証明として使われます。志望する求人の募集要項で、必須・歓迎の条件を確認してください。
はい、無料でご相談いただけます。いまの経験から、直接応募できる求人があるか、近い職種を経由するかを一緒に整理します。日程は予約ページから選べます。