
インフラエンジニアは女性はやめとけって本当?理由と後悔しない働き方を解説!
監修: 百瀬 将悟(株式会社エンデバース 代表取締役/キャリアカンパニー責任者) 更新日: 2026年10月23日
結論: 「女性だからやめたほうがいい」と言える根拠はありません。ただし、インフラエンジニアは配属先によって、夜勤・休日の呼び出し・現場での作業が大きく変わります。後悔しないためには、性別ではなく、働く条件を、求人票と面接で確認することが大切です。この記事では、「やめとけ」と言われる理由を整理し、確認する条件を表にまとめました。
インターネット上では、次のような理由が挙げられます。これらは、性別に関係なく、男性にも当てはまる条件です。条件は、配属先・会社によって大きく異なります。
| よく挙げられる理由 | どんな現場で起きるか | 確認する条件 |
|---|---|---|
| 夜勤・シフトで生活が不規則になる | システムを24時間365日見守る運用・監視の現場では、交代制が組まれる場合がある | 夜勤・シフトの有無、頻度、休日の取り方 |
| 突発的な障害対応・休日の呼び出し | 障害は予告なく起こる。待機(オンコール)が求められる場合がある | オンコールの有無・頻度・手当・代休 |
| 現場での物理的な作業 | データセンターやオンプレミスの環境で、機器の設置・配線・搬入がある場合がある | 現場作業の有無と頻度、担当の割り振り |
| 職場で相談しにくい | 配属先のチームの人数・雰囲気による | 相談できる上長・メンターがいるか、研修後のフォロー |
| 学び続ける必要がある | 技術の更新が早い | 研修・資格支援・学習時間の扱い |
「やめとけ」という言葉は、特定の働き方の現場を指していることが多く、すべてのインフラエンジニアの仕事に当てはまるわけではありません。
同じ「インフラエンジニア」でも、配属先で働き方が変わります。次の表は一般的な傾向です(個別の会社を示すものではありません)。
| 配属先 | 夜勤・シフト | 休日・夜間の対応 | 現場作業 |
|---|---|---|---|
| 運用・監視 | 24時間体制の現場では交代制の場合がある。日中のみ稼働のシステムもある | 障害時の連絡体制は会社による | 少ない場合が多い(会社による) |
| ヘルプデスク・サポート | 受付時間による(日中のみ/24時間) | シフトの有無による | ほぼなし |
| ネットワーク・サーバー(構築) | 日中の作業が中心。切り替えは夜間・休日の場合がある | 作業日程による | 機器の設置などがある場合がある |
| クラウド | 配属先による | オンコールが求められる場合がある | 物理作業は少ない(会社による) |
| 社内システム部門 | 自社システムの稼働時間による | 当番の有無は会社による | 自社設備による |
当社で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名の入社先は、ネットワーク45名、サーバー43名、運用・監視40名、クラウド25名、ヘルプデスク・サポート25名、開発20名、その他3名でした(出典:キャリアカンパニー自社集計。当社の紹介実績であり、業界全体の数字ではありません。性別ごとの集計ではありません)。入社先は、複数の配属先に分かれています。
夜勤なしの求人はあるか:日勤のみの求人はあります。当社でも、夜勤なしのインフラエンジニア求人を取り扱っています。ただし、全員にご紹介できるとは限らず、配属先や募集時期によって状況は異なります。オンコールや休日対応の有無は、求人ごとに個別に確認します。夜勤について詳しくは、インフラエンジニアの夜勤を完全解説をご覧ください。
働き方を守るための、法律や制度があります。最低限のルールであり、会社ごとの制度・運用は、求人票や面談で確認してください。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 妊産婦の夜勤・残業・休日労働 | 妊産婦(妊娠中の女性と、産後1年を経過しない女性)が請求した場合、事業主は、時間外労働・休日労働・深夜業(午後10時〜午前5時)をさせられない(労働基準法第66条第2項・第3項) | 厚生労働省「働く女性の心とからだの応援サイト」 |
| 重量物を扱う業務 | 妊娠中の女性は、一定の重さ以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない(満18歳以上は、断続作業30kg以上・継続作業20kg以上)。厚生労働省の一覧表では、重量物の取扱いは、妊婦・産婦・その他の女性のいずれも「就かせてはならない業務」とされている(女性労働基準規則第2条) | e-Gov法令検索/厚生労働省 |
| 育児中の深夜業の制限 | 小学校就学前の子を養育する労働者(男女とも)が請求すると、事業主は深夜(午後10時〜午前5時)に働かせてはならない。1回の請求で1か月以上6か月以内、請求の回数に制限はない(利用開始予定日の1か月前までに請求)。日々雇用の労働者・継続雇用1年未満・週の所定労働日数が2日以下・所定労働時間の全部が深夜にある・深夜に子を保育できる同居の家族がいる労働者は対象外。事業の正常な運営を妨げる場合は、事業主が請求を拒める場合がある | 厚生労働省「育児休業制度特設サイト」 |
| 育児休業の取得状況 | 厚生労働省「令和7年度雇用均等基本調査」(令和7年10月1日現在。令和8年7月31日公表)の事業所調査(常用労働者5人以上。有効回答3,291事業所)。令和5年10月1日〜令和6年9月30日の1年間に出産した女性(男性は、配偶者が出産した人)のうち、令和7年10月1日までに育児休業(産後パパ育休を含む)を開始した人(申出をしている人を含む)の割合は、女性88.3%(令和6年度86.6%)、男性50.9%(同40.5%)。全産業の調査であり、IT業界・インフラ職に限った数字ではなく、個々の会社の実績でもない | 厚生労働省「令和7年度雇用均等基本調査」結果の公表 |
性別に関係なく使える、確認項目です。回答の内容が具体的かを見ます。
| 確認項目 | 求人票での見方 | 面談で聞く質問例 |
|---|---|---|
| 夜勤・シフト | 「24時間365日」「交代制」「シフト制」の記載。勤務時間が書かれているか | 夜勤はありますか。ある場合、頻度・手当・翌日の休みはどうなっていますか |
| オンコール・休日の呼び出し | 「待機」「当番」「緊急対応」の記載 | 休日・夜間の呼び出しはありますか。頻度・手当・代休の扱いは |
| 現場での作業 | 「データセンター」「機器の設置」「ラッキング」の記載 | 機器の設置・搬入などの現場作業はありますか。誰が担当しますか |
| 勤務地・リモート | 勤務地、リモートの可否、出社頻度 | 最初の半年のリモートの割合と出社頻度は |
| 研修・最初の担当 | 「研修あり」の内容・期間 | 未経験で入社した方は、最初の半年で何を担当していますか |
| 配属の決まり方 | 配属先の記載(客先常駐か、自社内か) | 配属は、本人の希望がどの程度反映されますか |
| 産休・育休・時短などの制度と実績 | 制度の記載の有無 | 制度を利用して働いている社員の方はいますか(人数や割合ではなく、利用の実際を聞く) |
| 相談できる体制 | 上長・メンター・面談の記載 | 困ったときの相談先はどこですか。定期的な面談はありますか |
| 商流(多重下請けの深さ) | 取引先・契約形態の記載 | 元請けか、何次請けか。常駐先は変わりますか |
夜勤・オンコールの有無など、気になる勤務条件を、お気軽にお伝えください。 CAREER ACCOMPANYでは、専属のアドバイザーが、希望に合わせて求人を整理します。夜勤なしのインフラエンジニア求人も取り扱っています(全員にご紹介できるとは限らず、配属先・募集時期で異なります。オンコールや休日対応の有無は、個別にご案内します)。
性別に関係なく、インフラの仕事との相性を確かめたい方は、インフラエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴も参考にしてください。
「女性だからやめたほうがいい」と言えるわけではありません。「やめとけ」と言われる理由の多くは、夜勤、休日の呼び出し、現場での作業など、配属先の働く条件です。条件は配属先で異なるため、応募前に確認することが大切です。
日勤のみの求人はあります。当社でも、夜勤なしのインフラエンジニア求人を取り扱っています。ただし、全員にご紹介できるとは限らず、配属先や募集時期によって異なります。オンコールや休日対応の有無は、求人ごとに個別にご案内します。
法律で、妊産婦が請求した場合の夜勤・残業・休日労働の制限や、育児中の深夜業の制限(請求が必要)が定められています。実際の働きやすさは、会社の制度と運用で異なります。応募前に、制度の内容と、利用している社員がいるかを確認してください。
配属先によります。機器の搬入や設置などの現場作業が少ない配属(運用・監視、クラウド、ヘルプデスクなど)もあります。法令上、重量物を扱う業務には制限があります。応募前に、現場作業の有無と担当を確認してください。
可能性はあります。当社で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方のうち、インフラ職に入社した178名のうち、前職がIT以外の未経験者は140名でした(出典:キャリアカンパニー自社集計。当社の紹介実績で、性別ごとの集計ではありません)。
夜勤・オンコールなど、気になる条件を相談したい方へ。 専属のアドバイザーが、初回の面談から内定後まで同じ担当者として伴走します。CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムがあり、非公開求人も多数保有しています。
出典・参考資料(確認日:2026年10月23日)

株式会社エンデバース 代表取締役
キャリアカンパニー責任者
百瀬 将悟
大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。