💬
チャットでアドバイザーに
相談してみる
転職相談したい 情報収集したい

COLUMN

プログラマーになるには?未経験から目指す5ステップと必要な学習【2026年版】

未経験からプログラマーになる手順のアイキャッチ
更新日:2026.10.19

目次

未経験からプログラマーになるには、「言語1つ→成果物→教育体制のある企業へ応募」の3つを順に進めるのが近道です。この記事では、プログラマーの仕事内容、未経験から目指す5ステップ、学習期間の目安、求人の選び方、書類・面接で評価されるポイント、よくある失敗と対策までまとめました。

この記事のポイント

  • 流れは「言語1つ → 成果物 → 教育体制のある企業へ応募」
  • 学習は毎日30分〜1時間でも、続けることが近道
  • 未経験歓迎の求人は、研修・最初の仕事・教育体制を必ず確認
  • 前職がIT以外の方が90%、文系が92%(自社集計)。準備次第で目指せる

結論|プログラマーになるには、「言語1つ+成果物+応募先選び」の3つを、順に進める

未経験からプログラマーになる道筋は、大きく3つの段階に分けられます。① 1つのプログラミング言語を学ぶ → ② 小さな成果物を作って公開する → ③ 教育体制のある企業を選んで応募するという流れです。学習の期間は、人によって異なりますが、毎日少しずつ続けることが、近道になります。

IT業界は、未経験者を採用する企業も多く、キャリアカンパニーの自社集計(2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名)では、前職がIT以外の方が90%、文系出身が92%でした。専門の学歴や、特別な才能がなくても、準備次第で目指せる仕事です。ただし、「未経験歓迎」の求人は、中身が大きく違うため、見極め方も重要です。

プログラマーの仕事内容|1日の流れと、担当する工程

時間帯仕事の例
朝朝会(進捗・課題の共有)、タスクの確認
午前設計書を読み、プログラムを書く(コーディング)
午後テスト、不具合の調査・修正、コードレビュー
夕方進捗の共有、翌日の準備、学習

プログラマーは、設計書にもとづいて、プログラムを書く役割です。エンジニアの中の、実装を担当する職種で、経験を積むと、設計・要件定義・プロジェクト管理へと、担当範囲が広がります。詳しい違いはエンジニアとプログラマーの違いで解説しています。

未経験からプログラマーになる5つのステップ

STEP1|目的を決める

最初に、「何のために、プログラマーになりたいのか」を整理します。たとえば、「お客様の業務を楽にするシステムを作りたい」「Webサービスを育てたい」「データを活用する仕事がしたい」など、目的によって、選ぶ言語や企業が変わります。目的が定まると、学習も続けやすくなります。

STEP2|言語を学ぶ

最初の1つは、目的に合う言語を選びます。業務システムならJava・C#、Webサービスや自社開発ならPython・PHP・Ruby・JavaScript、データ分析ならPythonなどが、代表的な選択肢です。詳しくはバックエンド言語入門で、比較しています。1つの言語で、変数・条件分岐・繰り返し・関数・配列を理解し、SQLとGitの基本も、あわせて学びましょう。

STEP3|成果物を作る

学習した内容を、小さなアプリに落とし込みます。ログイン付きの家計簿、TODOアプリ、簡単な予約管理など、身近な課題を解決するものが向いています。大きさより、「なぜそう作ったか」を説明できることが、評価されます。完成したら、GitHubなどで公開し、READMEに、目的・機能・使った技術・工夫した点を書いておきましょう。

STEP4・5|書類を整えて、応募・面接へ

書類の書き方はIT転職の職務経歴書の書き方、面接の準備は未経験IT転職の面接でよく聞かれる質問と答え方で、見本つきで解説しています。応募先は、研修・配属・教育体制を確認して選びましょう。

学習の期間とスケジュール(目安)

時期学ぶことアウトプット
1〜2か月目ITの基礎、1つの言語の基本文法、Gitの基本操作簡単なプログラムを、毎日書く
3〜4か月目SQL・データベース、Webの仕組み、簡単なWebアプリ小さなアプリの完成
5〜6か月目アプリの改善・公開、設計の見直し、面接の準備成果物の公開・READMEの整備、書類の完成

毎日30分〜1時間でも、続けることが大切です。仕事と並行する場合は、期間を長めにとって構いません。進め方の詳細はバックエンドエンジニアはやめとけ?の学習計画も参考になります。

未経験歓迎の求人を選ぶときのチェックポイント

項目確認することなぜ大切か
研修期間・内容・資格取得の支援未経験者が、基礎を身につけられるか
最初の仕事開発か、テスト・運用か「プログラマー」でも、実際はテスト中心の場合がある
教育・レビュー先輩のレビュー、質問できる体制成長のスピードと、続けやすさに直結する
使用言語・技術自分の学習との関連学習が活かせるか
働き方残業・繁忙期・配属先の決まり方入社後のギャップを防ぐ

⚠ 注意

「未経験歓迎」と書かれていても、研修がなく、現場に配属されてすぐに作業を任されるケースもあります。応募前に、エージェントを通して、教育体制・配属・最初の半年の業務を確認しましょう。

未経験が、書類・面接で評価されるポイント

  • 学習の継続:期間・時間・教材を、具体的に話せる
  • 成果物:作ったものを、目的・工夫・つまずきの順に説明できる
  • 前職の経験の言い換え:接客・事務・営業などの経験を、IT職の言葉(報告・正確さ・調整)で伝える
  • 学ぶ姿勢:分からないことを調べ、質問し、解決してきた事例を話せる
志望動機の例(架空の例)

前職では、店舗の在庫管理を手作業で行っており、毎日の集計に時間がかかっていました。独学でPythonを学び、売上と在庫を集計するツールを作成したところ、作業時間が減り、同僚にも使ってもらえました。この経験から、仕組みを作って人の役に立てるプログラマーを目指しています。入社後は、まず実装・テストを正確に行い、設計にも段階的に関わっていきたいです。

よくある失敗と、その対策

失敗対策
教材を次々に変えて、1つも終わらない教材を1つに絞り、1周してから次へ
動画を見るだけで、手を動かさない見たら、必ず自分で書いて動かす
エラーで止まり、そのまま挫折15分調べて分からなければ質問。エラー全文を保存
完璧なアプリを作ろうとして、完成しない最小限の機能で、まず完成させて、公開する
求人の中身を確認せずに応募研修・配属・最初の仕事を、必ず確認

挫折しやすいポイントと、再開の方法は未経験エンジニアはなぜ挫折する?で、解説しています。

キャリアカンパニーでのサポート

キャリアカンパニーは、未経験・駆け出しエンジニアの転職支援を専門にしています。面談で、経歴・志望・学習状況を整理し、教育体制のある企業を、紹介の理由とともにご提案します。面接対策は、応募企業ごとに行い、模擬面接も、希望の回数だけ実施しています。入社後は、1か月・3か月の時点で、定期的に面談を行っています。

プログラマーの種類と、向いている人

種類主な開発対象使われやすい言語向いている人
業務システム会計・販売・在庫など、企業の業務システムJava、C#、COBOLなど業務の流れを整理するのが得意な人
WebサービスECサイト・会員サイト・WebアプリPHP、Ruby、Python、JavaScript、Javaなどユーザーの使いやすさを考えたい人
スマホアプリiOS/AndroidアプリSwift、Kotlinなど画面操作・体験にこだわりたい人
組み込み家電・自動車・機器の制御C/C++ハードウェアに関心がある人
データ・AIデータ分析、機械学習Python、SQL、R数字・データを扱うのが好きな人

最初の成果物の例|家計簿の集計ツール(Python)

成果物は、小さくても、「課題 → 作ったもの → 工夫」を説明できるものが評価されます。次は、Pythonで、支出のリストから、カテゴリごとの合計を集計する、ごく簡単な例です(説明用)。

例:カテゴリごとの支出を集計する(Python)
expenses = [
    {"category": "食費", "amount": 1200},
    {"category": "交通費", "amount": 480},
    {"category": "食費", "amount": 900},
]

totals = {}
for e in expenses:
    totals[e["category"]] = totals.get(e["category"], 0) + e["amount"]

for category, total in totals.items():
    print(category, total)
# 食費 2100
# 交通費 480

このプログラムを土台に、「ファイルから読み込む」「月ごとに集計する」「グラフで表示する」「Webアプリにする(ログイン・登録画面)」と、段階的に発展させていくと、立派な成果物になります。「どの機能を、なぜ追加したか」を、READMEに残すことが、面接で話すときの材料になります。

エラーで止まったときの対処手順

  1. エラーメッセージを、最後まで読む(どの行で、何が起きたか)
  2. メッセージを、そのまま検索する(日本語・英語の両方)
  3. 直前に変更した箇所を、元に戻して、動くか確認する
  4. 変数の値を表示して、期待どおりか確認する
  5. 15分調べて分からなければ、質問する(エラー全文・コード・試したことを添える)

✔ ポイント

エラーの調査は、プログラマーの仕事の大きな部分です。「エラーを自力で調べて、解決した経験」は、面接で、問題解決の力として話せます。

入社後の1年間のイメージ

時期主な内容
〜3か月開発環境の準備、コードの読み方、チームの進め方を学ぶ。小さな不具合修正から担当
4〜6か月簡単な機能の実装・テストを一通り経験。レビューを受けて、品質を高める
7か月〜1年担当範囲が広がる。設計の一部や、改善提案にも関わる

キャリアの進み方と、年収の目安

平均年収の目安として、doda「平均年収ランキング2025」(集計期間:2024年9月〜2025年8月)では、SE/プログラマの平均年収は435万円、技術系(IT/通信)の20代は398万円です。個別の年収を保証するものではなく、経験・スキル・企業によって大きく異なります。年収の考え方はIT転職の年収交渉の進め方でも整理しています。

面接で聞かれやすい質問

質問答えの方向性
なぜプログラマーを目指したのですか?きっかけの経験と、学習の事実をセットで話す
どんな学習をしましたか?教材・期間・時間・作ったものを、具体的に
作ったものについて説明してください目的・機能・使った技術・工夫・つまずいた点の順に
エラーが解決できないときは?調べる→切り分ける→質問する、の手順を話す
入社後、どうなりたいですか?段階を踏んで、設計・チームでの役割に広げるイメージを話す

プログラマーになる4つのルート|独学・スクール・職業訓練・入社して学ぶ

プログラマーになる方法は、ひとつではありません。自分の状況(仕事を続けながらか、離職中か)と、必要な費用・時間に合わせて、ルートを選びます。

ルート向いている人良い点注意点
独学自分のペースで進めたい人、費用を抑えたい人費用が少なく、時間と場所が自由質問できる相手がおらず、挫折しやすい
プログラミングスクール質問できる環境がほしい人カリキュラムと講師があり、続けやすい費用が高い場合がある。修了が就職を保証するわけではない
公的職業訓練離職中で、学ぶ時間を確保できる人条件を満たせば、費用を抑えて学べる場合がある申込みに条件や選考があり、開始時期が決まっている
未経験歓迎のIT企業に入って学ぶ早く実務経験を積みたい人給与を得ながら学べる。実務の流れが身につく企業ごとに、研修や配属の内容が違う。事前の確認が必須

どのルートでも、最終的な目的は「企業に採用されること」です。学習方法を選ぶ前に、「どんな仕事に就きたいか」を決めておくと、学ぶ内容がぶれません。当社は、未経験・若手のITエンジニアを専門に支援しています。ルートの選び方から、ご相談ください。

最初に選ぶ言語の考え方

言語は、「やりたい仕事から逆算」して決めます。仕事の種類によって、よく使われる言語が違うためです。

  • Webサイト・Webサービス|JavaScript、PHP、Rubyなどが、よく使われます。
  • 業務システム|JavaやC#が、よく使われます。
  • データ分析・AI|Pythonが、よく使われます。
  • 組み込み・制御|C言語が、よく使われます。

迷ったときは、学習の情報が多く、求人も見つけやすい言語を選びます。バックエンド向けの言語の選び方は、バックエンド向けの言語を比較した記事で詳しく整理しています。

GitHubで成果物を公開するときの注意点

成果物は、GitHubなどで公開すると、面接で見てもらいやすくなります。ただし、公開する前に、必ず確認することがあります。

  • パスワード・APIキー・トークン|コードや設定ファイルに書いたまま公開しません。一度公開すると、削除しても、変更履歴に残る場合があります。
  • 個人情報|氏名・住所・メールアドレスなどを含むデータは、アップロードしません。テスト用のデータは、架空の値にします。
  • 前職のコードや資料|業務で作ったものを、無断で載せません。社外秘や、契約上の問題になる場合があります。
  • READMEの書き方|「何を作ったか」「使った技術」「動かし方」「工夫した点」を書きます。見る人が、数分で全体像を理解できます。

セキュリティへの意識は、現場でも評価されます。公開前の確認を習慣にしておくと、入社後にも役立ちます。

プログラマーとして働き始める前に、知っておきたい現場の言葉

  • Git|ソースコードの変更履歴を管理する仕組みです。チームで同じコードを扱うときの前提になります。
  • レビュー|書いたコードを、他の人が確認することです。指摘は、品質を上げるためのもので、人格への評価ではありません。
  • チケット|作業の単位です。「誰が、何を、いつまでに」を管理します。
  • 要件定義・設計・実装・テスト|開発の工程です。プログラマーは、主に実装とテストを担当します。
  • 本番環境・テスト環境|実際にユーザーが使う環境と、動作を確認するための環境です。
  • デプロイ|作ったプログラムを、本番環境に反映することです。

すべてを入社前に覚える必要はありません。言葉の意味を知っておくだけで、現場の会話についていきやすくなります。

「向いていないかも」と感じたときの考え方

学習の途中で、「自分には向いていないのでは」と感じる時期は、多くの人に訪れます。エラーが解決できない日が続くと、特にそう感じます。

  • 原因を切り分ける|分からないのが、「文法」「考え方」「環境」のどれなのかを、書き出して整理します。
  • 小さな目標に戻す|大きなアプリではなく、「画面に文字を表示する」など、一歩手前の課題に戻ります。
  • 期間を決めて続ける|「2週間は続ける」など、期間を区切って判断します。向き不向きは、数日の学習では判断しにくいものです。
  • 質問する|エラー文と、試したことをまとめて、詳しい人や学習サービスに質問します。

1日の学習ルーティン例(社会人・平日)

  • 朝(20分)|前日の内容を、短く復習します。
  • 昼休み(10分)|用語や、文法の一問一答を解きます。
  • 夜(60〜90分)|新しい内容を学び、実際にコードを書きます。
  • 寝る前(5分)|今日できたことと、明日やることを、一行ずつメモします。

上記はあくまで一例です。無理のない時間帯と長さに、置き換えてください。大切なのは、毎日少しずつでも、手を動かし続けることです。

プログラミング以外に、現場で求められる力

プログラマーの仕事は、ひとりでコードを書き続けることではありません。チームで開発するため、技術以外の力も、評価の対象になります。

  • 文章を正確に読む力|設計書や仕様書を読み、書かれている内容どおりに実装します。読み違えると、作り直しが発生します。
  • 質問する力|詰まったとき、「何をしようとして」「何が起きて」「何を試したか」を整理して聞きます。状況を伝えられると、早く解決します。
  • 報告・相談の習慣|作業が遅れそうなときは、早めに伝えます。遅れそのものより、報告が遅れることが、問題になります。
  • 英語のエラー文に慣れる力|エラーメッセージや公式の資料は、英語の場合が多くあります。翻訳ツールを使いながら、読む習慣をつけます。
  • 学び続ける姿勢|技術は変わり続けます。新しい言葉や仕組みを、自分で調べて試せることが、長く働く土台になります。

これらは、前職での経験を活かせる力でもあります。面接では、技術の習熟度だけでなく、前職で身につけた力も、あわせて伝えます。

学習を始める前に、決めておく3つのこと

  1. いつまでに転職したいか|期間が決まると、学ぶ範囲と、使える時間が決まります。
  2. どんな仕事に就きたいか|Web系か、業務システムか、インフラか。仕事の種類によって、選ぶ言語も変わります。
  3. 誰に相談するか|独学でも、進め方を確認できる相手がいると、遠回りを避けられます。転職エージェントへの相談も、そのひとつです。

この3点を紙に書き出してから学習を始めると、途中で方向がぶれにくくなります。

よくある質問(FAQ)

Q1. プログラマーになるのに、学歴や資格は必要ですか?

必須ではありません。学歴・資格より、学習の継続と、成果物を示せることが評価されます。資格は、基礎の理解を示す補助的な材料です。

Q2. 文系でも、プログラマーになれますか?

なれます。キャリアカンパニーの自社集計(2025年8月〜2026年7月入社201名)では、文系出身が92%、前職がIT以外の方が90%でした。

Q3. プログラマーになるまで、どのくらいかかりますか?

個人差があります。毎日30分〜1時間の学習を続け、半年ほどで、基礎・成果物・書類を整えて、応募を始める方が多くいます。仕事と並行する場合は、期間を長めにとりましょう。

Q4. 独学とスクールは、どちらがよいですか?

目的・予算・性格によります。独学は費用を抑えられますが、質問できる環境を確保しましょう。スクールは質問できますが、契約内容・返金規約を確認してください。

Q5. 未経験でも、自社開発企業に入れますか?

応募は可能ですが、競争率が高い傾向があります。インフラ・運用や、教育制度のある企業で経験を積み、次のステップで自社開発を目指す道もあります。

Q6. 30代・40代からでも、なれますか?

年齢だけで可能性が決まるわけではありません。前職の経験(調整力・責任感)と、学習の継続を示せるかが重要です。個別の状況は、面談で相談してください。

未経験から転職する場合の手順は、プログラマーへ未経験で転職する方法で、さらに詳しく解説しています。

Pythonの基礎を資格で確認したい方は、Python 3 エンジニア認定基礎試験とはをご覧ください。

学ぶ言語の選び方は、プログラミング言語の選び方で、目的別に解説しています。

あわせて読みたい関連記事

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

アドバイザー

百瀬将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

ITキャリアサポートの
エキスパート

CAREER ACCOMPANYはあなたのITキャリアのステップアップを伴走サポートします。

ITキャリアサポートのエキスパート ITキャリアサポートのエキスパート
LINEで友だち追加

LINEで簡単!転職相談する