
「今の職場でも経験は積めているが、働き方や待遇が希望と合わない」「そろそろクラウド領域に挑戦したい」——そんな理由で転職を考えるインフラエンジニアの方も多いのではないでしょうか。今回は、既にインフラエンジニアとして約2年半のご経験があるAさん(20代後半)が、初回面談からおよそ2週間というスピードで複数の内定を獲得し、クラウドエンジニアとして希望条件を叶えるキャリアアップ転職を実現した事例を、担当キャリアアドバイザーの視点からご紹介します。
本記事では、CAREER ACCOMPANYのキャリアアドバイザーが実際にサポートした転職成功事例を、CA(キャリアアドバイザー)の視点から解説します。
サーバーのリプレース案件を中心に、要件定義から環境構築・結合テストまでを担当。個人単位でのプロジェクト対応が中心だった。
チーム体制のクラウド基盤の運用・構築プロジェクトに参画。希望していた勤務エリアでの就業と、待遇面の改善を実現。
20代後半・インフラエンジニアからクラウドエンジニアへのキャリアアップ転職。転職活動期間は初回面談からおよそ2週間、6社に応募し複数社から内定を獲得。年収は340万円から450万円へ(+110万円)アップ。
CAREER ACCOMPANYではインフラ・クラウド領域での経験者のキャリアアップ転職をこれまで4年間で300名以上支援しており、平均年収アップ額は約80万円です(経験者の方の、前職との年収差の平均。自社集計)。
これまでは個人単位でのプロジェクト対応が中心で、案件によっては一人で対応を任される場面も多くありました。経験を積む中で、チームで働く一体感や帰属意識を持てる環境で働きたいという思いが強くなったことに加え、オンプレミスの運用保守だけでなく、今後需要が拡大していくクラウド領域のスキルを身につけ、市場価値を高めていきたいという思いも転職の後押しになりました。あわせて、実家からの通勤圏内で働きたいという希望と、年収を上げたいという思いも重なりました。
実はキャリアカンパニーに相談する以前、別の転職エージェント経由で15社ほど応募していましたが、1社も選考を通過できませんでした。原因は、面接対策が十分にできていなかったことと、求人票の情報だけでは企業の内部事情まで把握できず、的確な対策を組み立てられなかったことにありました。
複数社の選考が同時並行で進む中、それぞれの企業の面接対策や日程調整に追われる時期がありました。また、これまでの実務経験をどのように言語化して伝えるかも重要なポイントでした。
職務経歴書をスキルシート形式に整理し直し、サーバーリプレースや運用保守の経験が、クラウド基盤の運用にも活かせる強みとして伝わる表現に整えました。求人票だけでは分からない企業ごとの現場の雰囲気や面接の傾向も共有したうえで、選考企業ごとに想定質問と回答のポイントをまとめ、面接直前まで伴走しました。
「チームで働ける環境」「通勤圏内であること」「年収アップ」に加え、クラウド案件に携われる企業を複数厳選してご紹介し、志望度順に応募を進めました。
複数社の選考が同時に進む中、日程調整はすべてこちらで整理して負担を軽減し、面接後はその都度お電話でフォローしながら進めました。
複数の内定をいただく中、チームでクラウド基盤のプロジェクトに参画できる環境であること、希望していた勤務エリアであること、そして年収が340万円から450万円へと大きくアップすることを総合的に比較し、意思決定されました。
経験者の転職であっても、「今の環境の何を変えたいのか」という希望条件を明確にすることが、転職の軸をぶらさないポイントです。オンプレミスのインフラ経験は、AWSやAzureなどのクラウド基盤の運用・構築にも活かせる強みとして評価されやすく、クラウド領域へのキャリアアップを目指す方にはおすすめのルートです。また、複数社の選考を並行して進めることで、比較検討したうえで納得のいく意思決定がしやすくなります。日程調整が煩雑になりやすい時期こそ、キャリアアドバイザーと二人三脚で進めることをおすすめします。
※年収の金額はあくまで目安です。実際の年収は、企業・職種・経験・地域によって異なります。職種別の平均年収は、doda「平均年収ランキング」や、厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)などで最新の数値をご確認ください。
この記事の要点
経験者の転職でも、「今の環境を変えたい」という思いを整理し、計画的に進めることで、より良い条件でのキャリアアップは十分可能です。転職に迷いがあれば、ぜひ一度キャリアアドバイザーにご相談ください。

この事例のように、インフラの経験を活かしてキャリアアップする方は少なくありません。キャリアカンパニーで2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方の集計です。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 運用・監視の経験が3年程度あり、資格を取得している方(20名)のうち、入社後半年程度で構築・設計を担当した方 | 19名(95%) |
| インフラ職で入社した方(170名)の入社時年収(中央値) | 320万円(転職前は300万円) |
| インフラ職で年収が上がった方の割合 | 60% |
| 入社後1年以内の定着率(201名が対象) | 98% |
※自社集計(2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方。定着率は、入社後1年以内に退職しなかった方の割合(201名が対象))。年収は中央値で、個人が特定されない形で集計しています。
アドバイザー
百瀬将悟
大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。