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CCNA取得後の転職・就職先|未経験から応募できる求人と、資格だけでは判断できないこと

CCNA取得後の転職・就職先|未経験から応募できる求人と、資格だけでは判断できないこと

CCNA取得後の転職・就職先のアイキャッチ

監修: 百瀬 将悟(株式会社エンデバース 代表取締役/キャリアカンパニー責任者) 更新日: 2026年10月23日

結論: CCNAを取得した(取得予定の)未経験者が目指せるのは、ネットワークエンジニアを中心に、運用・監視、サーバー、ヘルプデスクなどのインフラ職です。未経験で応募できる求人はありますが、CCNAだけで採用が決まるとは言えません。 当社(キャリアカンパニー)で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名のうち、入社前にCCNAを持っていた方は13名でした。大多数の方は、CCNAを持たずに入社が決まっています。また、入社前にCCNAを持っていた13名は全員がIT業界未経験で、全員がネットワークエンジニア職として入社しました。そのうち10名が構築業務から、3名が運用・保守業務からスタートできる企業です(当社経由の実績であり、資格の採用効果を示すものではありません)。

この記事のポイント

  • 取得後に目指せる職種は、ネットワーク(運用・監視/構築)、サーバー、運用・監視、ヘルプデスク・サポートなど。入口は、会社の求人票の「作業の書き方」で見分けます。
  • 当社の入社先は、ネットワーク45名、サーバー43名、運用・監視40名、クラウド25名、ヘルプデスク・サポート25名など(201名)。ネットワークだけではありません。
  • 入社前にCCNAを持っていた13名は、全員がIT業界未経験で、全員がネットワークエンジニア職。10名が構築業務から、3名が運用・保守業務からスタートできる企業に入社しました(当社経由の実績。資格の採用効果を示すものではありません)。
  • 「CCNAを持っていると有利か」は、当社のデータからは言えません。資格は、学習の事実を示す材料の一つです。
  • 取得前でも、学習中に応募を始めた方がいます(公開インタビュー)。
  • 求人は、資格の有無より、研修・最初の担当・構築へ進んだ実績で比べます。

1. CCNA取得後に目指せる職種

結論: 入口になりやすいのは、ネットワークの運用・監視と、構築の補助です。ただし会社によって、同じ職種名でも担当する作業が違います。

職種主な作業(求人票での書かれ方の例)CCNAとの関係
ネットワークエンジニア(運用・監視)ネットワーク機器の監視、障害の一次切り分け、手順書にもとづく作業ネットワークの基礎知識を示せる。ただし必須とは限らない
ネットワークエンジニア(構築)機器の設置・設定、動作確認(テスト)。未経験は補助から始まる場合がある設定や通信の仕組みの理解を示せる
サーバー・運用監視サーバーの監視、運用、障害対応ネットワークの知識が役立つ場面はあるが、Linuxなど別の知識も問われる
ヘルプデスク・サポート問い合わせ対応、アカウント管理、端末の準備直接の要件ではないことが多い。インフラ業務へ移る道筋を確認する

「監視」「運用」「構築」「設計」の違いは、未経験インフラエンジニア求人の見極め方で整理しています。ネットワークエンジニアの全体像は、ネットワークエンジニアへ未経験で転職する方法をご覧ください。

2. 当社の入社実績から分かること・分からないこと

当社の紹介実績で、2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名の、入社先の職種と、入社前の資格です。

入社先の職種人数
ネットワーク45名
サーバー43名
運用・監視40名
クラウド25名
ヘルプデスク・サポート25名
開発20名
その他5名未満
入社前に持っていた資格人数(201名中)
CCNA13名
LinuC・LPIC5名
AWS資格10名

(出典:キャリアカンパニー自社集計(2025年8月〜2026年7月入社の201名)。当社の紹介実績であり、業界全体の数字ではありません。資格の人数は、複数の資格を持つ方を重複して数えています。入社先の表は、前職がIT経験者の方を含む201名全体です)

IT業界未経験でCCNAを保有していた13名の入社先

当社で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名のうち、入社前にCCNAを保有していた13名は、全員がIT業界未経験(前職がIT以外)でした。入社先の職種は13名全員がネットワークエンジニアで、スタートする業務は次のとおりです。

スタートする業務人数割合
構築業務からスタートできる企業10名76.9%
運用・保守業務からスタートできる企業3名23.1%
合計13名100%

(出典:キャリアカンパニー自社集計(2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名のうち、入社前にCCNAを保有していた13名。13名は全員、前職がIT以外(転職直前の主な業務がIT技術職ではない)。入社先の職種は13名全員がネットワークエンジニア。当社の紹介実績であり、業界全体の数字ではありません。割合は13名を分母としています))

IT業界未経験でCCNAを保有していた13名のうち、10名が構築業務からスタートできる企業に入社しました。 「未経験でも、CCNA取得後に構築業務を目指せるのか」という疑問に対して、当社経由では、13名中10名(76.9%)が構築業務から、3名(23.1%)が運用・保守業務からスタートできる企業に入社した、という実績があります。なお、13名は全員、ネットワークエンジニア職での入社です。

ただし、これは当社経由で入社した13名の実績です。CCNA取得者全体の就職率や、資格による採用効果を示すものではありません。また、「構築業務からスタートできる企業」であっても、実際の仕事内容は、求人や配属先によって異なります。求人票で作業の中身を確認する方法は、未経験インフラエンジニア求人の見極め方をご覧ください。

この数字から言えること言えないこと
入社前にCCNAを持っていた方は、201名のうち13名だった。13名は全員がIT業界未経験。持たずに入社が決まった方が大多数「CCNAを持っていると有利/不利」「CCNAを持っていれば構築業務から始められる」。応募した方・面談した方の資格の有無が分からず、結果を比べられないため。13名は当社経由の実績で、CCNA取得者全体の就職率ではない
入社先は、ネットワーク(45名)だけでなく、サーバー・運用監視・クラウド・ヘルプデスクにも分かれていた<br>CCNAを持っていた13名は全員ネットワークエンジニア職で、うち10名が構築業務から、3名が運用・保守業務からスタートできる企業に入社した「CCNAを持っていれば、ネットワークエンジニア以外の職種にも入社できる」。13名は全員ネットワークエンジニア職での入社で、他の職種での結果は分からないため
—取得した時期(入社前/入社後)別の結果。集計していないため

CCNAは、取得してから応募しても、学習中に応募しても構いません。次の章のとおり、公開インタビューにも、選考の時期にCCNAを学んでいた方がいます。

CCNAの合格までの期間と、学習の進め方(12週間の計画の例)は、CCNAの勉強時間は?未経験が合格するまでの学習計画と、つまずきやすいポイントで解説しています。

3. 公開インタビューで語られた「CCNAと入社後」

当社が公開しているインタビューのうち、CCNAに触れている6件を、書かれている範囲だけで整理します(個人の事例であり、結果を保証するものではありません。年齢の記載はありません)。

事例CCNAについて書かれていること入社後の担当(記事の記載)
d-s(前職:技術職)入社後にCCNAを取得ネットワークの監視・保守。決め手は、幅広い経験が積める点と資格取得支援
n-k(前職:製造業・接客業・営業職など)入社前から目標にしていたCCNAを、参考書と動画学習で4〜5周して取得ネットワーク構築案件に参画
s-f(前職:小売業)入社後、CCNAを皮切りに、LPIC1〜3・AWS SAA・SAPを取得ヘルプデスクや運用監視を担当。入社から1年以内に、設計・構築の案件を提案されたと語られている。決め手は、資格取得や給与アップの制度が明確なこと
t-id(前職:接客業・約1年)選考を受けながらCCNAを学習CCNAの研修後、ネットワーク・サーバーの運用保守に携わる予定。決め手は、研修内容の具体性
r-h(前職:接客・案内)転職活動の中で、CCNAの学習に取り組んだ—
u-a(前職:集団塾の講師・事務)インフラ求人への応募を決めたころからCCNAも学習入社前の想像と異なり、まず基礎を固める期間が必要だったと語られている

読み取れるのは、①CCNAを取得してから応募した方だけでなく、学びながら応募した方もいること、②入社後に取得した方もいること、③入社先を決める理由に、研修の内容や資格取得の支援を挙げた方がいること、の3点です。取得が応募の前提とは言えません。

4. 資格だけで採用が決まるのか

結論: 資格だけで決まるとは言えません。資格は、「学習を続けられること」と「ネットワークの基礎を理解していること」を示す材料の一つです。

公開インタビューで、選考で役立ったと語られていたのは、次のような点でした(個人の回答です)。

  • 論理的に説明するコミュニケーション能力(d-s)
  • コミュニケーション能力と向上心(n-k)
  • わからないことを素直に学ぶ姿勢(u-a)
  • 質問に端的に答える力(t-id・r-h)

資格の取得前でも、「何を、いつから学んでいるか」「受験の予定はいつか」を、職務経歴書や面接で説明できるようにします。書き方は、IT転職の職務経歴書の書き方をご覧ください。

5. CCNA取得後の求人の選び方|求人票で見る5つの点

結論: 求人は、「CCNAが歓迎かどうか」より、入社後にどんな経験を積めるかで比べます。

見る点求人票で確認すること書かれていなければ、質問すること
① 仕事内容「ネットワーク運用」「構築」が、監視・設定・テストなどの作業で書かれているか入社後、最初の半年に担当する業務は何ですか
② 研修期間・内容・実習の有無、研修後の担当研修後の配属は、どのように決まりますか
③ 資格の支援受験費用の補助、資格手当、学習時間の確保(会社により異なります)資格を取った後、どんな業務に関われますか
④ 夜勤・シフト「24時間365日」「交代制」の記載、夜勤手当夜勤の頻度と体制、夜勤明けの休みを教えてください
⑤ 構築・設計への道筋構築へ進んだ人がいるか、条件は何か運用・監視から構築へ進んだ方は、どのくらいの期間でしたか

「資格手当」「合格報奨金」の額は求人ごとに違います。額で比べる前に、上の5点で入社後の姿を確認してください。求人票の読み方は、未経験インフラエンジニア求人の見極め方に詳しくまとめています。夜勤・シフトの確認は、インフラエンジニアの夜勤を完全解説も参考にしてください。

CCNAを取得した(取得予定の)方が、資格を生かせる求人を整理したいときは、専属のアドバイザーが、経験・希望・学習の状況を聞いたうえで、確認する項目を一緒に整理します。当社には、CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムと、非公開求人も多数あります。

6. 取得後の進め方(4ステップ)

  1. 入口にしたい職種を決める:ネットワークの運用・監視、構築の補助、サーバー・運用監視、ヘルプデスクのどこから入るか。夜勤・シフトの希望も、この段階で整理します。
  2. 職務経歴書に、学習の事実を書く:資格名、取得日(取得前なら受験予定日)、学んだ内容。前職の経験を、仕事の進め方に置き換えて書きます。
  3. 応募・面接:結論から端的に答えます。逆質問では、上の表の質問を使います。面接の質問は、未経験IT転職の面接でよく聞かれる質問と答え方も参考にできます。
  4. 内定後:労働条件通知書で、給与の内訳・固定残業代・勤務時間・夜勤の有無を書面で確認します。

CCNAの次に何を取るか(LinuC・LPIC・AWSなど)は、インフラエンジニア資格完全ガイドで整理しています。CCNAそのものの内容は、CCNAとはをご覧ください。

7. 試験情報(シスコ公式・2026年10月23日確認)

項目内容
試験Implementing and Administering Cisco Solutions(200-301 CCNA)
試験時間120分
受験料300米ドル(日本円の金額は、申込時に確認してください)
言語英語・日本語
前提条件なし
認定の有効期間3年間

試験の費用・内容は変更されることがあります。申込みの前に、公式サイトで確認してください。

よくある質問

Q1. CCNAだけで、未経験でも採用されますか。

資格だけで採用が決まるとは言えません。当社で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった201名のうち、入社前にCCNAを持っていた方は13名で、大多数は持たずに入社が決まっています。入社前にCCNAを持っていた13名は全員がIT業界未経験で、全員がネットワークエンジニア職として入社し、10名が構築業務から、3名が運用・保守業務からスタートできる企業に入社しました(当社経由の実績で、資格の採用効果を示すものではありません)。選考では、志望理由の具体性や、学び続ける姿勢も見られます。

Q2. 未経験でも、CCNA取得後に構築業務を目指せますか。

目指せる企業はあります。当社で2025年8月〜2026年7月に入社が決まった方のうち、入社前にCCNAを持っていたIT業界未経験の13名では、10名(76.9%)が構築業務からスタートできる企業に、3名(23.1%)が運用・保守業務からスタートできる企業に入社しました。13名は全員、ネットワークエンジニア職での入社です。ただし、これは当社経由の13名の実績であり、CCNA取得者全体の就職率や、資格による採用効果を示すものではありません。実際の仕事内容は、求人や配属先によって異なるため、応募前に最初の半年の担当を確認してください。

Q3. CCNAを取得する前に、応募してもよいですか。

応募を始めてよいと考えられます。公開インタビューには、選考を受けながらCCNAを学んでいた方(t-id・u-a・r-h)がいます。「学習中。〇月に受験予定」と、学習の事実を説明できるようにしてください。

Q4. CCNAを持っていると、ネットワークエンジニア以外にも応募できますか。

応募はできます。当社の入社先は、ネットワークのほか、サーバー・運用監視・クラウド・ヘルプデスクにも分かれていました。ただし、サーバーならLinuxなど、職種ごとに問われる知識は違います。

Q5. 取得後は、どのくらいで構築の仕事に進めますか。

期間は、会社と配属によって異なり、当社のデータでは示せません。公開インタビューには、入社から1年以内に設計・構築の案件を提案されたと語る方(s-f)や、現在ネットワーク構築案件に参画している方(n-k)がいます(個人の事例で、結果を保証するものではありません)。応募前に、構築へ進んだ人の人数・期間・条件を確認してください。

当社の支援について

キャリアカンパニー(運営:株式会社エンデバース)は、未経験・若手のITエンジニアの転職を支援しています。専属のアドバイザーが、初回の面談から内定後まで、同じ担当者として伴走します。CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムがあり、非公開求人も多数保有しています。求職者の利用は無料です。

「CCNAを取得したあと、どの求人を選べばよいか」「取得前に応募してよいか」といった相談だけでも、お受けします。

出典・参考資料(確認日:2026年10月23日)

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

株式会社エンデバース 代表取締役
キャリアカンパニー責任者

百瀬 将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるための転職サポートを行っている。

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