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サーバーエンジニアはやめとけ?きついと言われる6つの理由と、年収・将来性・後悔しない会社選び【2026年版】

サーバーエンジニアはやめとけ?きついと言われる6つの理由と、年収・将来性・後悔しない会社選び【2026年版】

サーバーエンジニアはやめとけ?

目次

結論|「サーバーエンジニアはやめとけ」は、働く環境しだいで変わる

サーバーエンジニアは、システムやサービスを動かすコンピューター(サーバー)の設計・構築・運用を担当する仕事です。「やめとけ」と言われる理由の多くは、夜間の作業や障害対応、運用・監視から抜け出せない働き方など、仕事そのものより「働く環境」に原因があります。

  • やめとけと言われる主な理由:夜間・休日の作業、障害対応の責任の重さ、運用・監視の仕事が続くこと、学び続ける必要があること、クラウド化で仕事が減るという不安。
  • 実際には:サーバー(特にLinux)の知識はクラウドの土台になり、市場の評価も高い分野です。当社の面談でも、サーバーの構築とクラウドの経験は、評価が高い経験としてお伝えしています。
  • 後悔しないために:入社前に、夜勤の有無、担当する工程(運用か構築か)、構築へ進める仕組みがあるかを確認することが大切です。

この記事では、サーバーエンジニアが「やめとけ」と言われる理由と実態、向いている人・向いていない人、将来性、後悔しない会社の選び方を、未経験・若手のIT転職を支援する立場から整理します。サーバーエンジニアの仕事内容そのものは、サーバーエンジニアとは?仕事内容・必要スキル・転職方法で解説しています。

サーバーエンジニアの仕事を、まず整理する

工程主な仕事つらさが出やすい点
運用・監視サーバーの稼働を見守り、異常があれば一次対応する夜勤・シフト、定型作業のくり返し
保守OSやソフトの更新、障害の原因調査と復旧夜間のメンテナンス作業、急な呼び出し
構築設計書にもとづいて、OSやミドルウェアを設定する作業期限、手順ミスが許されない緊張感
設計必要な性能・台数・冗長化の方式を決める責任の重さ、幅広い知識が必要

未経験から入る方の多くは、運用・監視から始めます。そのため、「やめとけ」と感じる場面も、最初の数年の運用・監視の働き方と結びついていることが多くあります。

「サーバーエンジニアはやめとけ」と言われる6つの理由

1. 夜間・休日の作業がある

サーバーの更新や切り替えは、利用者が少ない夜間や休日に行うことが多くあります。また、運用・監視の現場では、24時間の監視のために夜勤やシフト勤務がある場合があります。生活リズムが崩れやすいことが、「やめとけ」と言われるいちばんの理由です。

2. 障害が起きたときの責任が重い

サーバーが止まると、その上で動くサービスもすべて止まります。障害の対応では、短い時間で原因を調べ、復旧することが求められるため、精神的な負担を感じる人もいます。

3. 運用・監視から抜け出せないことがある

監視や定型の確認が中心の仕事が長く続くと、「スキルが身につかない」と感じることがあります。特に、構築・設計へ進む仕組みがない会社では、この悩みが大きくなります。

4. 学び続ける必要がある

OSの新しい版、仮想化、クラウド、自動化など、サーバーの技術は変わり続けています。仕事のあとや休日に学習の時間をつくる必要があり、負担に感じる人もいます。

5. 「クラウドで仕事がなくなる」と言われる

クラウドの利用が広がり、会社が自前で持つサーバーは減っています。このことから「サーバーエンジニアは将来なくなる」と言われることがあります。ただし、クラウドの上でもサーバーを設計・構築・運用する仕事は残っており、仕事の形が変わっていると考えるのが実態に近いでしょう(後の「将来性」で詳しく解説します)。

6. 地道で、目立たない仕事が多い

サーバーが正常に動いているときは、周りから評価されにくい仕事です。「何も起きないこと」が成果になるため、やりがいを感じにくいという声もあります。

障害対応の流れ|「呼び出し」で、実際に何をするのか

「障害対応がきつい」という声はよく聞かれますが、実際の対応は、決められた流れにそって進めます。未経験の方が最初に担当するのは、主に1〜2の一次対応です。

順番すること未経験の方が担当することが多いか
1. 検知監視の画面やアラートで、異常に気づく多い
2. 一次対応・報告手順書にそって状況を確認し、担当者や上司に報告する多い
3. 原因の切り分けサーバー・ネットワーク・アプリのどこで止まっているかを調べる経験を積んでから
4. 復旧サービスの再起動や、設定の戻しなどで元に戻す経験者と一緒に
5. 再発防止原因をまとめ、同じ障害が起きないよう手順や設定を見直す経験を積んでから

一次対応では、自分ひとりで直すことより、「いつ・何が起き・何を確認したか」を正確に報告することが求められます。手順書と報告の仕組みが整っている会社ほど、障害対応の負担は小さくなります。面接では、「障害のとき、未経験の社員はどこまで担当しますか」と聞いておくと安心です。

夜勤・働き方の実態

当社の面談では、インフラの運用・監視の求人について、次のような働き方の実態をお伝えしています。サーバーの運用・監視も、同じような働き方になることが多くあります。

項目当社の面談での説明
夜勤の時間帯の例夕方17〜18時から翌朝9〜10時まで勤務し、翌日は休み、という形がある
勤務の組み合わせ夜勤と日勤が混ざる働き方になる場合がある
土日祝休み最初の数年は、難しい場合がある
年間休日120日を超えるケースが多い
先に確認すること夜勤・平日休みへの抵抗の有無。通勤時間、家庭の事情

夜勤がどうしても難しい方は、日勤のみの求人に絞って探す方法があります。探し方は、インフラエンジニアの夜勤の実態と、夜勤なし求人の探し方で解説しています。

年収の実態

市場全体の目安として、dodaの「平均年収ランキング2025」(調査期間:2024年9月〜2025年8月)では、次のようになっています。

職種(doda)平均年収
サーバーエンジニア469万円
ネットワークエンジニア455万円
運用監視・保守389万円
技術系(IT・通信)全体469万円

サーバーエンジニアの平均年収は、IT・通信の技術系全体と同じ水準です。一方で、運用監視・保守は389万円と低く、「サーバーエンジニアは年収が低い」という声は、運用・監視の段階の年収を指していることが多いと考えられます。

当社の紹介実績(2025年8月〜2026年7月入社の201名)では、インフラ職に入社した未経験者(前職IT以外)140名の入社時年収の中央値は320万円でした。最初は運用・監視から始まり、構築・設計へ担当を広げることで、年収が上がっていくのが一般的な流れです。

向いている人・向いていない人

向いている人向いていない可能性がある人
コマンド操作や設定ファイルを読むのが苦にならない画面やサービスなど、目に見えるものをつくりたい
エラーの原因を、順に確かめるのが好き急なトラブル対応が、強いストレスになる
手順を守り、作業の記録を残せる決まった手順より、自分のやり方で進めたい
新しい技術を、少しずつ学び続けられる仕事のあとに学ぶ時間を、どうしてもつくれない
裏方として、安定を守ることに価値を感じる夜勤・シフト勤務が、生活や体調に合わない

インフラエンジニア全体の向き不向きと、10項目のセルフチェックは、インフラエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴で解説しています。

サーバーエンジニアの良い面|「やめとけ」の裏側

  • どの会社にも必要な仕事:サービスを動かす以上、サーバーの設計・構築・運用は欠かせません。業界を問わず求人があります。
  • クラウドへ進む土台になる:Linuxやネットワークの知識は、AWSなどのクラウドでもそのまま使えます。
  • 経験が積み上がりやすい:運用・監視→構築→設計と、担当する工程を広げるほど、評価と年収が上がりやすい仕事です。
  • 未経験から始めやすい:運用・監視の求人は、未経験から応募できるものが多くあります。

将来性|クラウドの時代に、サーバーエンジニアはどうなるか

会社が自前でサーバーを持つ「オンプレミス」は減っていますが、クラウドの上でサーバーを設計・構築・運用する仕事は増えています。仕事の場所が、データセンターの機器からクラウドの画面に移っていると考えると分かりやすいでしょう。

これから価値が上がりやすい経験理由
Linuxサーバーの構築クラウドでも、サーバーの多くはLinuxで動いている
クラウド(AWSなど)の構築・運用オンプレミスからクラウドへの移行が続いている
自動化(スクリプト・構成管理)手作業を減らし、同じ環境をすばやく作れる
設計・要件の整理上流の工程ほど、経験者が少なく評価が高い

当社では、未経験の方には、クラウドと相性のよいサーバー(Linux)の分野から始めることを勧めることが多くあります。インフラ全体の将来性は、インフラエンジニアの将来性は?、クラウドへの進み方は、未経験からクラウドエンジニアにで解説しています。

「やめとけ」を避ける、会社の選び方|5つの確認点

確認すること見るポイント
担当する工程運用・監視から始まる場合、いつ・どうやって構築へ進めるか
夜勤・シフトの有無夜勤の頻度、日勤のみの配属があるか
研修と資格の支援Linuxやクラウドの研修、資格の受験費用の補助があるか
商流(客先との間に何社入っているか)商流が深いほど、単価と給与が上がりにくい傾向がある
評価の仕組み資格や担当範囲の広がりが、給与にどう反映されるか

面接では、「入社後、構築の業務に関わるまでに、どのくらいの期間がかかる人が多いですか」と聞くと、運用・監視から抜け出せるかを判断しやすくなります。会社選びの注意点は、ブラックなIT企業の見分け方でも整理しています。

つらいと感じたときの、3つの選択肢

選択肢考えたい状況
いまの会社で、担当を広げる構築の作業に関われる見込みがある。上司に希望を伝えられる
構築・クラウドの求人に転職する運用・監視を続けても、構築へ進む仕組みがない
夜勤のない仕事に移る体調や生活の事情で、夜勤を続けることが難しい

当社の集計では、運用・監視を3年以上経験し、資格も持っていた方20名のうち19名が、入社後半年ほどで構築・設計の業務を担当しています(対象が少ないため参考値)。運用・監視の経験は、無駄にはなりません。進め方は、運用・監視から構築・設計へ進む方法で解説しています。

独学に不安がある方へ:CCNA・LPICの無料学習カリキュラム

キャリアカンパニーでは、CCNA・LPICなどの無料学習カリキュラムを用意しています。ネットワークとLinuxの基礎から順に学べます。転職の相談とあわせて利用できます。

オンライン IT スクールを見る

未経験からサーバーエンジニアを目指すなら|後悔しない進め方

  • ステップ1:Linuxの基礎を学ぶ:ファイルやユーザーの操作、基本のコマンドなど、サーバーの仕事で毎日使う知識から始めます。
  • ステップ2:資格を目標にする:LPICやLinuCのレベル1は、学習の範囲がはっきりしていて、学習の事実として選考で伝えやすい資格です。内容はLPICとは・LinuCとはで解説しています。
  • ステップ3:自分で手を動かす:自分のパソコンの仮想環境にLinuxを入れ、Webサーバーを立てるなど、小さな構築を試します。
  • ステップ4:求人の条件を確かめる:夜勤の有無、運用・監視から構築へ進める仕組み、研修の内容を、応募の前に確認します。

学習を始めてみて、「エラーの原因を調べるのが面白い」と感じるなら、サーバーの仕事との相性はよいと言えます。逆に、学習そのものが強い負担になる場合は、ほかの職種も含めて比べてみるのがおすすめです。

CAの現場から|サーバーエンジニアの相談で見えること

キャリアカンパニーのキャリアアドバイザー(CA)が、サーバーエンジニアの方との面談で見ている実態です(個人が特定されないよう、傾向としてまとめています)。

いちばん多い相談は「スキルが身につかない」不安

  • 「運用・監視の業務ばかりで、スキルが身につかない」というキャリアへの不安が最も多くあります。
  • 次に多いのが、夜勤やシフト勤務による生活リズムの乱れ、そして「年収が上がらず、将来のキャリアが見えない」という悩みです。

「やめたい」と相談に来た方に、続けたほうがよいと伝える場合

  • いまの職場で、構築・設計の業務に携われる可能性がある場合。
  • 経験がまだ浅く、もう少し実務を積むことで、転職先の選択肢が広がる場合。
  • 不満の中心が職場の環境で、仕事の内容そのものには成長の余地がある場合。

ただし、体調など健康に悪い影響が出ている場合は、無理に続けることは勧めていません。

運用・監視から、構築・クラウドへ進めた方の共通点

  • いまの業務をこなしながら、Linuxやネットワークの基礎を学習している。
  • AWS認定やCCNA、LPICなどの資格の取得に取り組んでいる。
  • 障害対応や運用の改善など、日々の業務で経験したことを具体的に説明できる。
  • 「クラウドをやりたい」だけでなく、目指す業務と、そのために必要なスキルがはっきりしている。

「クラウドでサーバーの仕事はなくなる?」への答え

当社では、サーバーエンジニアの仕事が完全になくなるとは考えていません。ただし、オンプレミスの環境での単純な監視や定型の作業は、自動化が進み、需要が変わっていく可能性があります。一方で、AWSやAzureなどのクラウドの環境での設計・構築・運用の改善・セキュリティの対応は、重要性が高まっています。これからは、サーバーの基礎知識に加えて、クラウドと自動化のスキルを身につけることが大切だとお伝えしています。

夜勤なしの求人は、未経験では限られる

未経験の方向けのサーバーの運用・監視の求人には、夜勤やシフト勤務を含むものが多くあります。日勤のみの求人もありますが、当社の感覚では全体の1割程度で、未経験の方の場合は選択肢が限られる傾向があります。日勤のみを希望する場合は、社内SEやITサポート、日勤のインフラ運用の仕事なども含めて検討することをおすすめしています。

サーバーエンジニアとして続けるか、どこへ進むか相談したい方へ

いまの働き方や、これまでの経験をお聞きして、いまの会社で続けるか、構築・クラウドの求人へ進むかを、キャリアアドバイザーと一緒に整理できます(オンライン・60分)。

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よくある質問(FAQ)

Q1. サーバーエンジニアは、やめたほうがよいですか?

仕事そのものより、夜勤の有無や、運用・監視から構築へ進めるかといった働く環境によって、向き不向きが変わります。入社前に、担当する工程と働き方を確認することが大切です。

Q2. サーバーエンジニアは、夜勤がありますか?

運用・監視の現場では、24時間の監視のために夜勤やシフト勤務がある場合があります。構築・設計の仕事や、日勤のみの求人もあります。

Q3. サーバーエンジニアの年収は、低いですか?

dodaの平均年収ランキング2025では、サーバーエンジニアの平均は469万円で、IT・通信の技術系全体と同じ水準です。運用監視・保守の段階は389万円と低く、構築・設計へ進むほど上がりやすくなります。

Q4. クラウドの普及で、サーバーエンジニアの仕事はなくなりますか?

自社でサーバーを持つ形は減っていますが、クラウドの上でサーバーを設計・構築・運用する仕事は続いています。Linuxの知識はクラウドでも使われます。

Q5. 未経験から、サーバーエンジニアになれますか?

運用・監視の求人は、未経験から応募できるものが多くあります。LPICやLinuCなどの資格の学習で、基礎知識と学習の事実をつくっておくと選考で伝えやすくなります。

Q6. サーバーエンジニアとネットワークエンジニアは、どちらがよいですか?

将来クラウドに進みたいならサーバー、セキュリティに進みたいならネットワークから始める、という考え方があります。違いは、ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違いの記事で比較しています。

ネットワークとサーバーの違いは、ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違いで詳しく比較しています。

まとめ|「やめとけ」の理由を知り、入る会社と工程で後悔を減らす

  • サーバーエンジニアが「やめとけ」と言われる理由の多くは、夜間の作業、障害対応、運用・監視が続くことなど、働く環境にあります。
  • 年収は、IT・通信の技術系全体と同じ水準です。運用・監視から構築・設計へ進むほど、上がりやすくなります。
  • クラウドの時代でも、サーバー(Linux)の知識は土台として使われます。入社前に、夜勤の有無と、構築へ進める仕組みを確認しましょう。

サーバーエンジニアとして続けるか、どの会社・どの工程へ進むかを、キャリアアドバイザーに無料で相談できます(オンライン・60分)。

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出典・公式情報(確認日:2026年10月21日):doda「平均年収ランキング」(調査期間:2024年9月〜2025年8月)。当社の数字は、キャリアカンパニー(株式会社エンデバース)自社集計(2025年8月〜2026年7月入社の201名)で、業界全体を示すものではありません。

この記事の監修者
百瀬将悟 プロフィール写真

株式会社エンデバース 代表取締役
キャリアカンパニー責任者

百瀬 将悟

大学卒業後、不動産会社に入社。その後、求人広告営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は両面型のアドバイザーとIT企業の採用コンサルティングに従事。
採用と転職市場の両方を理解している点を強みとし、「市場価値を高めながら活躍できるエンジニア」になるためのを転職サポート。

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