COLUMN IT業界

【2026年最新】ITエンジニア25職種を徹底比較!

2026.02.13

目次

ITエンジニアになりたいけど、種類が多すぎて何から調べればいいかわからない…

そんな悩みを抱えていませんか?実はITエンジニアには25種類以上の職種があり、それぞれ仕事内容も年収も大きく異なります。

本記事では、開発系からインフラ、先端技術まで全25職種を徹底比較。未経験者向けの学習ロードマップから、現役エンジニア向けの市場価値が高い職種まで、あなたの状況に合わせた情報をお届けします。この記事を読めば、自分に最適なITエンジニアの道が見えてくるはずです。

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ITエンジニアの全体像を把握しよう

ITエンジニアには25種類以上の職種があり、それぞれが異なる役割を担っています。「システムを作る人」「インフラを支える人」「データを分析する人」「プロジェクトを管理する人」など、担当する領域は多岐にわたります。これらの職種は独立しているわけではなく、互いに連携しながら一つのシステムを作り上げていきます

また、プログラマーからシステムエンジニアへ、インフラエンジニアからSREへなど、経験を活かしたキャリアチェンジも可能です。採用現場でも「別職種からの転向組」を歓迎する企業が増えており、一度選んだ道に固定される必要はありません

本記事では、25職種を「開発系」「インフラ・信頼性」「先端技術・スペシャリスト」「マネジメント・コンサル」の4分野に分類して解説します。それぞれの分野で求められるスキルや年収相場を理解し、あなたに最適なキャリアを見つけましょう。

開発系エンジニア9職種の仕事内容・年収・必要スキル

開発系エンジニアは、Webサイトやアプリケーション、業務システムなど「モノを作る」ことが主な仕事です。プログラミング言語を使ってコードを書き、ユーザーが使える形にしていきます。未経験から最も目指しやすく、求人数も豊富な分野です。

開発系エンジニア9職種比較

職種名平均年収未経験難易度将来性
プログラマー400〜500万円★★☆☆☆★★★☆☆
システムエンジニア500〜650万円★★★☆☆★★★★
Webエンジニア450〜600万円★★☆☆☆★★★★
フロントエンドエンジニア400〜550万円★★☆☆☆★★★☆☆
バックエンドエンジニア500〜700万円★★★☆☆★★★★
ネイティブアプリエンジニア500〜700万円★★★☆☆★★★★
組み込みエンジニア500〜750万円★★★★★★★★★
ゲームエンジニア450〜650万円★★★☆☆★★★☆☆
フルスタックエンジニア550〜800万円★★★★★★★★

※年収は求人ボックスを参考

プログラマー

システムエンジニアが作成した設計書をもとに、実際にプログラムコードを書く職種です。JavaやPython、C#などの言語を使い、仕様書通りにシステムが動くよう実装し、テストも行います。未経験からITエンジニアを目指す際の選択肢の一つとされています。

必要なスキル
Java、Python、C#などのプログラミング言語/設計書読解力/デバッグスキル

向いている人
集中して作業するのが好きな方/細かい作業に根気強く取り組める方

将来性
AIによる自動コード生成の進化で単純作業は減少する可能性がありますが、複雑なロジック実装は今後も人間が必要です。システムエンジニアやスペシャリストへのステップアップを視野に入れましょう。

関連記事:プログラマーの仕事は本当になくなる!?AI時代の将来性と必要なスキルを解説

システムエンジニア(SE)

システム開発の「設計図」を作る職種です。顧客の要望をヒアリングし、要件定義、基本設計、詳細設計などの上流工程を担当します。プログラマーへ指示を出し、プロジェクト全体を管理する役割も担います。

必要なスキル
システム設計知識/プログラミング基礎/ヒアリング力/ドキュメント作成スキル

向いている人
論理的に物事を整理できる方/コミュニケーションが得意な方

将来性
顧客の要望を具体的な仕様に落とし込む「要件定義」スキルは、AIに代替されにくい領域
です。上流工程を担える人材不足が指摘されており、安定した需要が見込まれます。

Webエンジニア

ECサイト、SNS、動画配信サービスなど、Webサービスの開発を行います。HTML/CSS、JavaScript、PHP、Rubyなどを使い、ユーザーが使いやすいWebサイトやアプリを作ります。開発後の運用・保守も担当することが多い職種です。身近なWebサービスに関われることから未経験者の憧れも集まりやすい一方で、基礎的な知識を理解するだけでは不十分で、実装を含めた継続的な学習や準備が必要とされています。

必要なスキル
HTML/CSS、JavaScript/PHP、Ruby、Pythonなどのバックエンド言語/フレームワーク(React、Laravelなど)

向いている人
新しい技術に敏感な方/自分の作品をユーザーに使ってもらいたい方

将来性
Webサービスの需要は今後も高まり続けると予想されます。リモートワークやフリーランスとして独立しやすい点も魅力です。

フロントエンドエンジニア

Webサイトやアプリの「ユーザーが見る部分」を作ります。HTML、CSS、JavaScriptを使い、デザイナーが作成したデザインをブラウザ上で動く形に実装します。スマホ対応やアニメーション、ページ速度の最適化なども担当します。未経験から挑戦する人も多い職種ですが、デザインは自分の好みだけでなく、ユーザーや顧客の要望に沿った形で作る必要があり、傾聴力や柔軟な対応力が求められます。

必要なスキル
HTML/CSS、JavaScript/React、Vue.jsなどのフレームワーク/UI/UXの理解

向いている人
デザインやビジュアルにこだわりがある方/ユーザー視点で考えられる方

将来性
スマートフォンなど多様なデバイスでWebが使われる現代において重要性は高いですが、ノーコードツールの進化により単純な制作は減少する可能性があります。React、Vue.jsなどモダンなスキルを身につけることが重要です。

関連記事:フロントエンドエンジニアとは?バックエンドエンジニアの違いから仕事内容・キャリアパスを紹介

バックエンドエンジニア

Webサイトやアプリの「裏側の仕組み」を作ります。ログイン機能、商品購入処理、検索機能など、サーバー側で動くプログラムを開発します。データベース連携、API開発、セキュリティ対策なども担当します。

必要なスキル
Java、Python、Ruby、PHP、Go/データベース(MySQL、PostgreSQL)/クラウドサービス(AWS、GCPなど)

向いている人
論理的思考が得意な方/システムの安定性を追求したい方

将来性
クラウド化やマイクロサービス化により需要は高まっています。特にクラウドプラットフォームの知識を持つエンジニアは高年収も狙えます。

関連記事:バックエンドエンジニアとは?未経験でもわかる仕事内容・スキル・キャリアパスを解説

ネイティブアプリエンジニア

スマートフォンやPCに直接インストールするアプリを開発します。iOSアプリはSwift、AndroidアプリはKotlin、WindowsアプリはC#などを使用します。近年はFlutterなどで一つのコードでiOS・Android両方に対応する開発も増えています。

必要なスキル
Swift(iOS)、Kotlin(Android)/FlutterやReact Native/UI/UXデザインの理解

向いている人
スマホアプリが好きな方/ユーザーの手元で動くアプリを作りたい方

将来性
スマートフォンの普及は今後も続き、需要は安定しています。特にクロスプラットフォーム開発のスキルを持つエンジニアは重宝されます。

クロスプラットフォーム開発:iOSアプリとAndroidアプリは通常別々に開発する必要がありますが、1つのプログラムで複数のプラットフォームに対応したアプリを作る開発方法です。

関連記事:アプリケーションエンジニアとは|未経験でもわかる仕事内容・年収・必要スキルの完全ガイド

組み込みエンジニア

家電製品、自動車、工場のロボット、医療機器など、ハードウェアに組み込まれているコンピューターを制御するプログラムを開発します。限られたメモリや処理能力の中で、正確に動作するプログラムを作る高度な技術が求められます。

必要なスキル
C言語、C++/電子回路やハードウェアの基礎知識/リアルタイムOS(RTOS)

向いている人
機械いじりが好きな方/IoTに関心がある方

将来性
IoT機器の普及、自動運転技術、スマート家電の増加により需要は拡大
しています。日本の製造業を支える重要な職種です。

関連記事:組み込みエンジニアとは?

ゲームエンジニア

スマートフォンゲーム、家庭用ゲーム機、PCゲームなどの開発を行います。キャラクターの動き、3Dグラフィックス、物理演算、サウンド処理など、ゲームを構成する要素をプログラムで実装します。UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンを使用します。

必要なスキル
C++、C#/Unity、Unreal Engine/3Dグラフィックスや物理演算の知識

向いている人
ゲームが大好きな方/チームで作品を作ることに喜びを感じる方

将来性
ゲーム市場は世界的に拡大中です。VR/AR技術の発展により、ゲーム開発スキルが教育、医療、建築など他業界でも求められています

フルスタックエンジニア

仕事内容
フロントエンド(画面側)からバックエンド(サーバー側)、インフラやデータベースまで、開発の全領域を担当できる職種です。一人で小〜中規模のWebサービスを作れるため、スタートアップやベンチャー企業で重宝されます。

必要なスキル
フロントエンド言語(HTML/CSS、JavaScript、React/Vue.js)/バックエンド言語(Python、Ruby、Node.js)/データベース、クラウドインフラの知識

向いている人
幅広い技術に興味がある方/小規模チームで裁量を持って働きたい方

将来性
スタートアップの増加により需要は高まっています。ただし「広く浅く」ではなく「広く深く」のスキルを目指すことが重要です。

転職成功事例:未経験から開発エンジニアへ

このインタビューを読む

未経験から開発エンジニアへの転職に成功したH.Tさんの事例をご紹介します。

前職では業務改善に取り組む中でITへの関心を深め、本格的に学習を開始。WordPressでのWebサイト運営や、Python・Excel VBAの独学を進めながら、IT業界の基礎知識を習得しました。

転職活動では、これまでの業務改善経験と自己学習の取り組みを具体的に言語化。未経験でありながらもポテンシャルを評価され、開発エンジニアとして内定を獲得しました。

入社後はJavaやSQLなどの研修を経て、大規模プロジェクトに参画し、現在はバックエンド開発を担当しています。

インフラ系エンジニア8職種の仕事内容・年収・必要スキル

インフラ・信頼性エンジニアは、システムが24時間365日安定して動くための「土台」を作り、守る職種です。サーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、ユーザーからは見えない部分を担当します。近年はクラウド化が進み、SRE(サイト信頼性エンジニア)やDevOpsエンジニアといった運用自動化を行う新しい職種も注目されています。

インフラ・信頼性エンジニア8職種比較

職種名平均年収未経験難易度将来性
インフラエンジニア450〜700万円★★☆☆☆★★★★
サーバーエンジニア480〜720万円★★☆☆☆★★★☆☆
ネットワークエンジニア450〜650万円★★★☆☆
クラウドエンジニア550〜850万円★★★☆☆★★★★★
データベースエンジニア520〜750万円★★★☆☆★★★★
セキュリティエンジニア550〜900万円★★★★★★★★★
SREエンジニア650〜1100万円★★★★★★★★★
DevOpsエンジニア600〜1000万円★★★★★★★★★

インフラエンジニア

サーバーとネットワークの両方を扱い、ITインフラ全般の構築・運用を担います。システムが動くための環境を整え、障害が起きないよう監視し、トラブル時には迅速に対応します。未経験からの求人も比較的多い職種です。

必要なスキル
Linux、WindowsなどのOS知識/ネットワーク基礎/仮想化技術/クラウドサービス基礎

向いている人
システムの安定稼働に責任を持てる方/急なトラブルにも冷静に対応できる方

将来性
クラウド化により従来型インフラの需要は減少していますが、クラウド環境の設計・運用ができるエンジニアは引き続き高需要です。

関連記事:インフラエンジニアとは?IT初心者でも分かる職種解説と転職成功の全知識

サーバーエンジニア

Webサイトやアプリが動くための「サーバー」の設計、構築、運用を専門に行います。サーバーのスペック選定、バックアップ設計、障害復旧手順の整備などを担当します。最近ではクラウド上のサーバー管理も求められます。

必要なスキル
Linux、Windows Server/Apache、Nginx/仮想化技術(Docker、Kubernetes)/クラウドサービス

向いている人
サーバー設定が好きな方/安定稼働にこだわりを持てる方

将来性
クラウドへの移行が進む中、クラウドサーバーの設計・構築ができるエンジニアは引き続き必要とされています。

関連記事:サーバーエンジニアとは?仕事内容・必要スキル・転職方法を完全解説

ネットワークエンジニア

仕事内容
インターネットや社内ネットワークなど「データの通り道」
を作ります。ルーターやスイッチの設定、LANやWi-Fi環境の構築、通信速度の最適化、ネットワークセキュリティの確保などが主な業務です。

必要なスキル
TCP/IP、ルーティング、スイッチング/Cisco、Juniperなどのネットワーク機器/ファイアウォール、VPN/CCNA資格

向いている人
ネットワークの仕組みに興味がある方/配線や設定作業が好きな方

将来性
IoT機器の増加、5G普及、リモートワーク拡大によりネットワークエンジニアの需要は継続します。クラウドネットワークの知識を持つエンジニアは高い市場価値があります。

クラウドエンジニア

AWS、Google Cloud、Microsoft Azureといったクラウドサービスを使い、システムのインフラを構築・運用します。クラウド環境の設計、コスト最適化、セキュリティ設定など幅広い業務を担当します。

必要なスキル
AWS、Google Cloud、Azureの知識/Infrastructure as Code(Terraform、CloudFormationなど)/コンテナ技術(Docker、Kubernetes)/クラウド資格

向いている人
最新技術に興味がある方/コスト意識を持って効率的なシステムを作りたい方

将来性
企業のクラウド移行は今後も加速し、クラウド人材の需要は非常に高い状態が続きます。人材が不足している分野のため、高年収を狙いやすい職種です。

関連記事:クラウドエンジニアとは?DX時代に最も求められるIT職種の実態

データベースエンジニア

企業の重要データを保管・管理する「データベース」の設計、構築、運用を専門に行います。膨大なデータを効率的に管理し、必要なときに素早く取り出せる仕組みを作ります。パフォーマンスチューニング、バックアップ・復旧計画、セキュリティ対策も担当します。

必要なスキル
SQLの深い知識/MySQL、PostgreSQL、Oracle、SQL Server/データモデリング・設計/パフォーマンスチューニング

向いている人
データの整理や管理が好きな方/論理的思考が得意な方

将来性
ビッグデータやAI、データ分析の重要性が高まる中、需要は今後も安定
しています。クラウドデータベースやNoSQLのスキルを持つエンジニアは高い市場価値があります。

セキュリティエンジニア

企業のシステムやネットワークを「サイバー攻撃」から守ります。ファイアウォールの設定、不正アクセス監視、脆弱性診断、セキュリティポリシーの策定など、情報セキュリティ全般を担当します。

必要なスキル
ネットワークセキュリティ知識/OSやアプリケーションの脆弱性知識/ファイアウォール、IDS/IPS/セキュリティ資格(情報処理安全確保支援士、CISSPなど)

向いている人
セキュリティに強い関心がある方/最新情報をキャッチアップできる方

将来性
サイバー攻撃の増加、個人情報保護法の厳格化により需要は急拡大しています。セキュリティ人材の不足が課題とされており、近年は年収を高く提示する企業も増えています。

関連記事:セキュリティエンジニアとは?仕事内容・年収・転職方法を徹底解説

SREエンジニア

SRE(Site Reliability Engineering:サイト信頼性エンジニアリング)は、「システムの信頼性」を高めることを専門とします。従来手作業で行っていた監視や障害対応をプログラムで自動化し、システムが安定して動き続ける仕組みを作ります。

必要なスキル
インフラの深い知識/プログラミングスキル(Python、Go)/Kubernetes、Docker/監視ツール(Prometheus、Grafana)/CI/CD

向いている人
システムの安定性を追求したい方/運用を自動化して効率化したい方

将来性
クラウドサービスの普及によりSREの需要は急上昇しています。特に大規模Webサービスを運営する企業では欠かせない存在です。インフラエンジニアからのキャリアチェンジとしても人気が高く、高年収を狙えます。

関連記事:SREエンジニアとは?仕事内容・年収・転職方法を完全解説

DevOpsエンジニア

「Development(開発)」と「Operations(運用)」を融合させ、開発から本番環境へのリリースまでを迅速かつ安全に行う仕組みを作ります。CI/CDパイプライン構築、Infrastructure as Code、コンテナ技術導入などが主な業務です。

必要なスキル
CI/CDツール(Jenkins、GitLab CI、GitHub Actions)/コンテナ技術(Docker、Kubernetes)/Infrastructure as Code(Terraform、Ansible)/クラウドサービス

向いている人
開発と運用の両方に興味がある方/チームの生産性を高めることに喜びを感じる方

将来性
アジャイル開発の普及によりDevOpsエンジニアの需要は非常に高まっています。開発スピードと品質の両立が求められる現代において、今後も重要性を増すでしょう。

転職成功事例:未経験からインフラエンジニアへ

このインタビューを読む

未経験からインフラエンジニアへの転職に成功したN.Kさんの事例をご紹介します。

「手に職をつけて長く働けるスキルを身につけたい」という思いからキャリアチェンジを決意し、基礎から学習をスタートしました。CCNAの学習を5周繰り返し、未経験でもインフラの基礎を理解している点が評価され内定を獲得しました。

入社後は研修でネットワークやサーバーの基礎を体系的に学び、さらにクラウド資格(AZ-109)も取得して、ネットワークとクラウド双方のスキルを強化。研修終了後は、未経験にもかかわらずネットワーク構築案件に参画し、実務を通じて短期間で実践力を大幅に向上させています。

先端技術・スペシャリスト系4職種の仕事内容・年収・必要スキル

先端技術・スペシャリスト系は、AI、機械学習、データ分析など、特定の技術分野に特化した専門家です。高度な専門知識が求められる分野で、年収も高い傾向にあります。2026年現在、最も市場価値が高まっている職種群です。

スペシャリスト系4職種比較

職種名平均年収未経験難易度将来性
AIエンジニア550〜900万円★★★★★★★★★
機械学習エンジニア600〜1000万円★★★★★★★★★★
データサイエンティスト600〜1100万円★★★★★★★★★★
MLOpsエンジニア650〜1150万円★★★★★★★★★★

AIエンジニア

AI(人工知能)を活用したシステムの開発を行います。画像認識、音声認識、自然言語処理(チャットボットなど)、予測モデルなど、AIを使った様々なサービスを開発します。AIモデルの選定、学習データの準備、精度向上のチューニングなどを担当します。

必要なスキル
Python/機械学習ライブラリ(TensorFlow、PyTorchなど)/数学・統計の知識/クラウドサービス

向いている人
最先端技術に興味がある方/数学や統計が得意な方

将来性
AI市場は急速に拡大しており、今後も高い需要
が見込まれます。AI人材は依然として不足しており、スキルのある人材は年収が高めに設定される傾向があります。

関連記事:AIエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、未経験から目指す方法を解説

機械学習エンジニア

機械学習モデルの設計、開発、実装を専門に行います。AIエンジニアと似ていますが、より技術的な部分に特化し、アルゴリズムの選定、特徴量エンジニアリング、モデルの最適化などを行います。

必要なスキル
Python/機械学習・深層学習の知識/数学(線形代数、微分積分、統計学)/TensorFlow、PyTorch、scikit-learn

向いている人
数学や統計に強い関心がある方/データから法則性を見つけることが好きな方

将来性
あらゆる業界でAI導入が進む中、機械学習エンジニアの需要は今後も拡大します。特に高度な専門性を持つエンジニアは希少価値が高く、高年収が期待できます。

データサイエンティスト

大量のデータを分析し、ビジネス上の課題解決や意思決定に役立つ洞察を導き出します。データの収集、整理、統計分析、可視化、レポート作成などを行い、経営層や現場に提案します。プログラミングだけでなく、ビジネス理解も求められる職種です。

必要なスキル
Python、R/統計学・データ分析手法/SQL、データベース/BIツール(Tableau、Power BIなど)/ビジネス理解力

向いている人
データから意味を見出すことが好きな方/ビジネス課題に興味がある方

将来性
データ活用の重要性が高まる中、データサイエンティストは多くの企業で必要とされる職種です。特にAIやDX推進に取り組む企業では、分析スキルを持つ人材の需要が続くと考えられています。

MLOpsエンジニア

仕事内容
MLOps(Machine Learning Operations)は、機械学習モデルの開発から本番環境への展開、運用までを自動化・効率化する職種です。DevOpsの機械学習版で、モデルの継続的な学習、監視、更新を自動化する仕組みを作ります。

必要なスキル
機械学習の知識/Python/CI/CDツール/Docker、Kubernetes/クラウドサービス(AWS SageMaker、Google AI Platformなど)

向いている人
機械学習とインフラの両方に興味がある方/自動化が好きな方

将来性
AI導入企業が増える中、「AIモデルをどう運用するか」が課題となっており、MLOpsエンジニアの需要は急拡大しています。機械学習エンジニアやDevOpsエンジニアからの転向も多い、今後注目の職種です。

マネジメント・コンサル系4職種の仕事内容・年収・必要スキル

マネジメント・コンサル系は、プロジェクト全体を管理したり、企業の経営課題をITで解決したりする職種です。技術スキルに加え、コミュニケーション能力やビジネス理解が求められます。開発経験を積んだ後のキャリアパスとして選ばれることが多い職種群です。

マネジメント・コンサル系4職種

職種名平均年収未経験難易度将来性
プロジェクトマネージャー(PM)650〜1000万円★★★★★★★★★
ITコンサルタント700〜1200万円★★★★★★★★★★
ブリッジSE500〜750万円★★★★★★★☆☆
QAエンジニア/テストエンジニア400〜600万円★★☆☆☆★★★☆☆

プロジェクトマネージャー(PM)

システム開発プロジェクト全体を管理する責任者です。予算管理、スケジュール管理、品質管理、リスク管理などを行い、プロジェクトを成功に導きます。顧客との交渉、チームメンバーのマネジメント、関係者との調整など、高いコミュニケーション能力が求められます。

必要なスキル
プロジェクトマネジメント知識(PMBOK)/開発経験/コミュニケーション能力/リーダーシップ/問題解決能力

向いている人
チームをまとめるのが得意な方/責任感が強い方

将来性
ITプロジェクトの複雑化により、優秀なPMの需要は今後も高い状態
が続きます。経験を積むことで高年収を狙える職種です。

ITコンサルタント

企業の経営課題をIT技術で解決する提案を行います。業務プロセスの分析、システム導入の企画、IT戦略の立案など、経営視点とIT視点の両方を持って顧客を支援します。大手コンサルティングファームで活躍するケースが多い職種です。

必要なスキル
ITの幅広い知識/ビジネス理解力/課題分析力/プレゼンテーション能力/論理的思考力

向いている人
経営やビジネスに興味がある方/課題解決にやりがいを感じる方

将来性
DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の流れにより、ITコンサルタントの需要は非常に高まっています。高年収を最も狙いやすい職種の一つです。

ブリッジSE

日本企業と海外の開発チーム(特にオフショア開発)の橋渡しを行います。言語や文化の違いを埋め、円滑なコミュニケーションを実現します。要件の翻訳、進捗管理、品質管理などを担当し、プロジェクトを成功に導きます。

必要なスキル
開発経験/語学力(英語、中国語、ベトナム語など)/コミュニケーション能力/異文化理解力

向いている人
語学力を活かしたい方/異文化コミュニケーションに興味がある方

将来性
オフショア開発の増加により需要は継続していますが、自動翻訳技術の進化により長期的には市場が変化する可能性があります。

QAエンジニア/テストエンジニア

システムの「品質保証(Quality Assurance)」を専門に行います。テスト計画の策定、テストケースの作成、実際のテスト実行、バグの報告などを担当します。近年は自動テストツールを活用した効率化も進んでいます。

必要なスキル
テスト設計スキル/バグ管理ツール/自動テストツール(Selenium、JUnitなど)/プログラミング基礎知識

向いている人
細かい作業に集中できる方/バグを見つけることに達成感を感じる方

将来性
品質への要求が高まる中、QAエンジニアの重要性は増しています。未経験から入りやすく、テスト自動化スキルを身につけることでキャリアアップも可能です。

【未経験者向け】目指しやすい職種TOP5と学習の型

未経験からITエンジニアを目指す場合、「どの職種が入りやすいか」「何から学習を始めればいいか」は最も気になるポイントです。ここでは、実際の採用現場で未経験者の採用が活発な職種と、効率的な学習方法をご紹介します。

未経験転職の成功率が高い5職種

採用現場で「未経験OK」の求人が多く、実際に転職成功事例が豊富な職種を5つ厳選しました。

1. プログラマー
研修付き採用を行う企業もあり、基礎学習をしていればチャンスがあります。Java、Python、PHPなどの言語需要が安定しています。ポートフォリオ(成果物)の完成度が選考通過の鍵になります。

2. インフラエンジニア(運用・監視)
サーバーやネットワークの監視業務からスタートする求人が多く、未経験でも採用されやすい職種です。夜勤があるケースもありますが、経験を積むことで設計・構築業務へステップアップできます。資格(CCNAなど)を取得すると評価されやすい傾向があります。

3. QAエンジニア/テストエンジニア
ソフトウェアの動作確認やテスト業務を担当します。比較的定型業務からスタートできるため、未経験から挑戦しやすい職種です。将来的にはテスト設計やテスト自動化(Seleniumなど)を学ぶことで、専門性を高めることも可能です。

4. フロントエンドエンジニア
HTML、CSS、JavaScriptから学習を始めやすく、成果物が視覚的に分かりやすいためポートフォリオを作りやすい職種です。ただし人気が高く競争も激しいため、ReactやTypeScriptなどのモダン技術を学ぶと有利になります。

5. Webエンジニア
Ruby(Rails)、PHP(Laravel)、Pythonなどを用いた開発が主流です。ポートフォリオとしてWebアプリを制作・公開できれば、未経験からの採用可能性は高まります。学習環境が整っている点も魅力です。

職種選びで失敗しない3つのチェックポイント

未経験から職種を選ぶ際、以下の3つの観点で自己分析をしましょう。

チェックポイント1:作る側 vs 支える側
開発系エンジニア(プログラマー、Webエンジニアなど)は「モノを作る
仕事です。一方、インフラ系エンジニア(インフラ、ネットワークなど)は「システムを支える仕事です。自分がどちらに興味があるか考えてみましょう。

チェックポイント2:コードを書きたい度合い
プログラミングに没頭したい方は開発系
が向いています。一方、設定や運用が好きな方、機械やネットワークに興味がある方はインフラ系が向いているでしょう。

チェックポイント3:専門性 vs 汎用性
一つの技術を深く極めたい方はスペシャリスト志向、幅広い技術に触れたい方はゼネラリスト志向です。自分のキャリア志向を考えて職種を選びましょう。

関連記事:開発とインフラの違いとは?未経験から目指すITエンジニアの選び方【2025年版】

最短3ヶ月で転職レベルに到達する学習ステップ

未経験から効率的に学習を進め、転職を成功させるためのステップをご紹介します。

ステップ1:基礎学習(1ヶ月)
目指す職種の基礎知識
を学びます。

開発系:プログラミング言語(JavaScript/Java/Python等)
インフラ系:Linux・ネットワークの基礎(CCNA/LPIC等)

Progateやドットインストール、Udemyなどのオンライン学習サービスを活用し、基本的な概念を理解しましょう。

ステップ2:ポートフォリオ制作(1.5ヶ月)
学んだ知識を実践に
活かします。開発系なら簡単なWebサイトやアプリ制作、インフラ系ならAWS/Azure等のクラウド環境構築や自宅サーバー構築に挑戦しましょう。完成させることが重要です。

ステップ3:転職活動(0.5ヶ月〜)
実践経験をまとめて転職活動を開始します。IT転職に強いエージェントを活用し、未経験歓迎の求人を中心に応募しましょう。面接では「なぜエンジニアになりたいか」「学習過程で何を学んだか」を具体的に伝えることが重要です。

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【現役エンジニア向け】市場価値を高めるキャリア戦略

仕事のチャレンジ

現役エンジニアの方で「今の職種でこのままでいいのか」「もっと年収を上げたい」と考えている方に向けて、2026年現在、市場価値が急上昇している職種をご紹介します。

年収が急上昇している職種ランキングTOP7

採用現場での求人単価や転職市場の動向から、特に年収が高く、需要が拡大している職種をランキング形式で紹介します。

1位:SREエンジニア(650〜1100万円)
インフラエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアの経験者が転向しやすい
職種です。運用自動化の経験があれば特に有利で、PythonやGoを学習することでスムーズに転向できます。

2位:ITコンサルタント(700〜1200万円)
SE、PM、プロジェクトリーダーの経験が活きる
職種です。顧客折衝や要件定義の経験が強みになり、業務知識(会計・人事・製造等)を持っていれば即戦力として評価されます。

3位:データサイエンティスト(600〜1100万円)
データベースエンジニアやバックエンドエンジニアの経験者に向いています。SQLスキルが土台となり、統計学や機械学習を学習することで転向可能です。

4位:クラウドエンジニア(550〜850万円)
インフラエンジニアやサーバーエンジニア出身者が最も転向しやすい
職種です。オンプレミス環境の知識がそのまま活かせ、AWS・Azure・GCPの資格を取得することで転向できます。

5位:セキュリティエンジニア(550〜900万円)
ネットワークエンジニアやインフラエンジニアの経験が基盤
になります。通信プロトコルやOS知識が活きる職種で、情報処理安全確保支援士などのセキュリティ資格があれば有利です。

6位:DevOpsエンジニア(600〜1000万円)
インフラエンジニアやSE出身者が転向しやすい
職種です。CI/CDツール(Jenkins、GitLab CI等)の経験があれば即戦力となり、開発と運用両方の視点を持つ人材が求められます。

7位:機械学習エンジニア(600〜1000万円)
バックエンドエンジニアやデータサイエンティストからの転向が現実的
です。Python実装経験が土台となり、数学・統計の独学とKaggle等の実践経験を積むことで転向できます。

キャリアアップに必要な「+α」のスキル

現在の職種から一段上のキャリアを目指すために、追加で習得すべきスキルを一覧表でご紹介します。

現在の職種目指す職種必要な「」スキル
インフラエンジニアSREPythonでの自動化スクリプト作成、Kubernetes実践、監視ツール(Prometheus、Grafana)、運用の「コード化」思考
SE・PMITコンサルタント業務知識(会計・人事・製造等)、提案資料作成力(PowerPoint)、経営視点でのIT戦略立案力、資格(中小企業診断士等)
データベースエンジニア・バックエンドデータサイエンティスト統計学・線形代数の基礎、機械学習ライブラリ(scikit-learn、TensorFlow、PyTorch)、Kaggle等のコンペ参加
インフラ・サーバークラウドエンジニアAWS/Azure/GCPのいずれかの資格取得、IaCツール(Terraform、CloudFormation)、クラウドネイティブ設計思考
ネットワークエンジニアセキュリティエンジニア脆弱性診断ツール(Nmap、Metasploit)、セキュリティ資格(情報処理安全確保支援士、CEH)、最新攻撃手法の研究
インフラ・SEDevOpsDocker/Kubernetesによるコンテナ管理、CI/CDパイプライン構築(Jenkins、GitLab CI)、IaCツール(Terraform)
バックエンド・データサイエンティスト機械学習エンジニア深層学習フレームワーク(TensorFlow、PyTorch)、数学(線形代数・微分積分)、MLOpsの基礎知識

採用現場では「複数の技術領域をカバーできるエンジニア」の価値が高まっています。現在のスキルに新しい技術を組み合わせることで、市場価値を大きく高められます。

現役エンジニアの転向成功インタビューインフラエンジニアからクラウドエンジニアへ

経験年数別のキャリア戦略

エンジニア経験年数によって、最適なキャリア戦略は異なります。

【1〜3年目】専門性を深める時期
現在の職種で専門性を磨くことが最優先です。インフラならクラウド資格(AWS、Azure、GCP)取得、開発ならフレームワーク(React、Django、Spring等)習得が基本。この時期の転職は「同職種でより良い環境へ」が鉄則です。

【3〜5年目】隣接領域への拡張期
隣接領域へのキャリア拡張に最適な時期です。インフラ→SRE/クラウド、バックエンド→DevOps/フルスタックなど、既存スキルを土台に新技術を学習することで年収100〜200万円アップが期待できます。

【5年目以上】マネジメントか超専門性か
マネジメント志向ならPM/ITコンサルタント、技術志向ならSRE/セキュリティ/AI・機械学習に挑戦しましょう。専門性を極めることで年収1000万円以上も視野に入ります。

どの段階でも「成果の数値化」が転職成功のカギです。具体的な実績を記録しておきましょう。

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よくある質問7選

キャリアパスのアイデア

ITエンジニアの職種選びでよくある疑問にお答えします。

Q1. 文系出身でもITエンジニアになれますか?
A. なれます。
 プログラミングやネットワーク技術は理系知識がなくても学習可能です。重要なのは論理的思考力と学習意欲です。

Q2. 30代未経験からでも転職できる職種はありますか?
A.
インフラエンジニア(運用・監視)やQAエンジニアは30代未経験でも採用実績があります。ただし、事前にスクールや独学で基礎を学び、ポートフォリオを作成することが重要です。20代と比べて難易度は上がりますが、不可能ではありません。

Q3. AIに仕事を奪われる職種はありますか?
A.
単純なコーディング作業や定型的なテスト業務は、AIにより一部自動化される可能性があります。しかし、要件定義や設計、顧客とのコミュニケーション、運用最適化といった高度な判断を要する業務は今後も人間が担います。継続的なスキルアップが重要です。

Q4. フリーランスになりやすい職種は?
A.
Webエンジニア、フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア(特にクラウド系)は、案件が豊富でフリーランスとして活動しやすい職種です。実務経験3年以上が一つの目安となります。

Q5. 年収1000万円を目指せる職種は?
A.
SREエンジニア、セキュリティエンジニア、データサイエンティスト、AIエンジニア、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャーなどが、年収1000万円を狙いやすい職種です。専門性を高め、実績を積むことで実現可能です。

Q6. SREとDevOpsはどちらがおすすめ?
A.
インフラ運用の経験がある方はSRE、開発経験がある方はDevOpsの方が転向しやすいです。SREは「信頼性向上」、DevOpsは「開発と運用の連携」に重点を置いており、目的が若干異なります。自分の経験とキャリア志向に合わせて選びましょう。

Q7. 未経験から最短で転職できる職種は?
A. インフラエンジニア(運用・監視)が最短です。
 基礎的なLinuxコマンドとネットワーク知識を学びながら転職活動を並行すれば、1ヶ月で内定が出ることもあります。未経験歓迎の求人が豊富で、実務経験を積みながら成長できます。

まとめ|次の一歩を踏み出そう

本記事では、ITエンジニア25職種を「開発系」「インフラ・信頼性」「先端技術・スペシャリスト」「マネジメント・コンサル」の4分野に分けて解説しました。

改めて確認したい3つのポイント

  • 25職種の全体像を把握できましたか?
    ITエンジニアは単一の職種ではなく、多様な専門性を持つ職種の集合体です。それぞれの仕事内容、年収、将来性を理解することで、自分に合ったキャリアが見えてきます。
  • 自分の適性と市場価値を理解できましたか?
    未経験者は「入りやすい職種」から、現役エンジニアは「市場価値が高まっている職種」から、次のステップを考えましょう。自分の強みや興味を活かせる職種を選ぶことが成功の鍵です。
  • 次にやるべきアクション(学習 or 転職活動)は明確になりましたか?
    職種を決めたら、具体的な学習計画を立てるか、転職活動を始めましょう。行動を起こすことで、理想のキャリアに近づけます

ITエンジニアの世界は広く、可能性に満ちています。2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予測されており、今まさにエンジニアを目指すには絶好のタイミングです。

あなたに合った職種を見つけ、ぜひ次の一歩を踏み出してください。応援しています!

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