
日々新しい知識が増えていくのを実感できるのも楽しいです。今まで知らなかったことを理解できるようになる瞬間は、とても充実しています。
これまでのキャリアは一言でいうと「幅広い業種を経験してきた」と思っています。最初は工場での製造業に携わり、モノづくりの現場を知ることができました。その後、接客業や営業職など、人と関わる仕事を経験し、コミュニケーション能力を磨いてきました。特に、メーカーでの営業事務では社内外の調整業務を行い、段取り力や報連相の大切さを学びました。営業職ではお客様のニーズを汲み取る力を養うことができ、今の仕事にも通じる部分が多いと感じています。
転職を考えたきっかけは、「手に職をつけて長く働けるスキルを身につけたい」という想いからでした。
前職ではキャリアに不安を感じることも多く、将来に対する不透明さを感じていました。また、年収面でももっと上を目指したいという気持ちや、ライフスタイルに合った柔軟な働き方、たとえばテレワークやフレックス勤務を叶えたいという希望もあり、エンジニアという道に自然と惹かれていきました。
エンジニアの中でもインフラを選んだ理由は、”基盤を支える”という点にとても魅力を感じたからです。私は元々、人を支えることや、縁の下の力持ち的なポジションが好きで、インフラの役割と自分の性格がマッチしていると感じました。また、インフラはITの中でも基礎的な分野であり、未経験の私にとって、今後どの分野に進むにしても必要な土台となると考えました。「何から始めたら良いかわからない」という状態だった私にとって、学びやすく、かつ将来性もあるインフラは理想的なスタート地点でした。
今の会社を選んだ一番の理由は、「未経験者をしっかり育ててくれる環境がある」と感じたからです。実際、未経験からエンジニアを目指して入社する方が多く、キャリアプランも明確に描けるようになっていたのが安心材料になりました。また、研修制度がしっかりしているだけでなく、スピード感があるところも魅力でした。私はできるだけ早く現場で通用するスキルを身につけたいと思っていたので、成長意欲のある自分にはぴったりだと感じました。
一番活きていると感じるのは、やはりコミュニケーション能力ですね。技術職というと黙々と作業をするイメージを持たれることもありますが、実際にはチームで協力する場面がとても多いです。特に研修中は同期と一緒に課題に取り組むことも多く、情報共有や助け合いが重要になります。また、わからないことがあったときには、自分で調べた上で講師や同期に聞くこともあるので、積極的にコミュニケーションを取る姿勢が求められます。前職で磨いた「人と関わる力」が、今の環境でもとても役立っていると感じます。
一番の不安は「本当に未経験からでもエンジニアになれるのか?」ということでした。
業界的にも専門性が高いイメージがあり、前職とは全く異なる世界だったので、本当に自分にできるのか不安でいっぱいでした。また、自分の希望である高収入や柔軟な働き方が、未経験という立場でどこまで実現できるのかも心配でした。さらに、最初の頃は「なぜエンジニアを目指すのか」という明確な理由が言語化できず、そこを自分の中で整理するのにも時間がかかりました。
転職活動を始めてから内定をいただくまでは約1か月程度でした。入社までの準備期間も含めると、内定から実際の入社まではおよそ4か月ほどです。この期間を活かして、基礎的な勉強や資格取得の準備に集中できたのはよかったと思います。
本当に「ITとは何か」という初歩の初歩から勉強を始めました。未経験だったので、専門用語ひとつひとつが新鮮で、最初は戸惑いもありましたが、まずは全体像を掴むことを意識しました。その後、ネットワークの基礎を学ぶためにCCNAの勉強に取り組みました。参考書と動画学習を使って、4~5周は繰り返し、知識を積み重ねていきました。
やはりコミュニケーション能力と向上心が評価されたと思います。
エンジニアというと一人で黙々と作業するイメージを持たれがちですが、実際にはチームで動くことが多く、報連相や連携がとても大事です。また、「これからどうなりたいのか」「そのために何が必要か」といった目標意識を持って話せたことも、選考では大きかったと思います。未経験である分、意欲や覚悟をしっかり伝えることが重要だと実感しました。
まずは基礎研修をしっかりやり切り、好成績を取れたことで応用研修にも進むことができた点が大きな成果です。
また、入社前から目標にしていたCCNAの資格も無事に取得できたことで、自分に自信が持てるようになりました。さらに、今後のキャリアについて相談できる環境が整っている点も非常にありがたいです。先の見通しを持ちながら成長していける安心感があります。
良い意味でのギャップだったのですが、想像以上に研修のスピード感がありました。最初は戸惑うこともありましたが、逆に言えばそれだけ成長できる環境だと感じました。
また、同時期に入社した方々のモチベーションも高く、切磋琢磨できる環境も良かったです。あとは、負けたくないなという思いで食らいつきました。「早く一人前になりたい」と思っていた私には、非常にありがたい環境でした。
一番やりがいを感じるのは、自分が構築したものがうまく動作したときです。エラーが出たときは原因調査に苦労しますが、それを一つずつ解決していった結果、最終的にうまく動いたときの達成感は何にも代えがたいですね。また、日々新しい知識が増えていくのを実感できるのも楽しいです。今まで知らなかったことを理解できるようになる瞬間は、とても充実しています。
今後はまず、CCNPというより上位の資格を取得することが目標です。また、クラウドの知識も深めていきたいので、Azure Fundamentalsの取得も目指しています。そして、実務経験をしっかり積んで、将来的にはネットワークやサーバーの構築業務をメインで任されるようなエンジニアになりたいと思っています。
サポートの面では、特にレスポンスの速さが印象的でした。質問や相談をしたときにすぐに返ってくることで、不安が軽減されました。また、自分のキャリアプランについて的確なアドバイスをいただけたことも大きな支えでした。
IT業界全体の知識が豊富な方に相談できる環境だったので、インフラ以外の分野についても幅広く話ができたのが良かったです。
さらに、私の場合は業務以外のちょっとした悩み事まで気軽に話せる関係性を築けたので、精神的にも本当に救われる場面が多かったです。