
未経験から大規模開発に携わる貴重な経験が出来ていることに喜びを感じています!チーム開発では、それぞれが異なる専門性を持ちながら一つのシステムを作り上げていく過程に参加できることは、非常に刺激的で学びの多い経験です。
前職で業務改善に取り組む中で、もっと専門的に学びたい、自分の手でシステムを作りたいという思いが強くなったのが転職を考え始めたきっかけです。当時は協力会社に業務を依頼することが多く、私自身が深く関わる機会がありませんでした。それが少しもどかしくて……。『自分の力で業務を改善し、システム開発に携わる仕事がしたい』と考え、転職転職を決意しました。
最初に就職したのは鉄鋼業界で、3年間勤務しました。そこで、工場全体の電力を支える設備のメンテナンスやトラブル対応を担当していました。安全管理には特に注意を払っていましたし、業務改善の提案をしたり、何か問題が起きた時には原因を探って解決することにもやりがいを感じていました。
その後、製造業界へ転職し、3年5ヶ月間、ワイヤーハーネスの生産管理を担当しました。工業用機器やATM、自動販売機などに使われるものですね。在庫確認や発注、生産日程の調整、品質管理が主な業務でしたが、ここでも効率化のために業務改善に積極的に取り組んできました。
転職活動を始める前から、興味があったことを独学で勉強していました。たとえば、ワードプレスを使ってWebサイトを立ち上げたり、レンタルサーバーを契約してドメインを取得して、自分でサイトを運営してみたりしました。生成AI(ステイブルディフュージョン)にも挑戦して、画像生成の仕組みを試したり、生成した画像をサイトに使ったりしていました。
さらに、アンリアルエンジンのブループリントを使って3Dグラフィックにも触れました。前職では業務の一環としてExcel VBAやPythonを独学しました。PythonではOCRを作成したり、少しですがJavaにも挑戦しました。転職準備では求人票やホームページに出てくる専門用語を一つひとつ調べて理解するよう心掛けていました。
一番心配だったのは適性検査です。高校時代の知識しかなかったので、『果たして通過できるのか』と不安でした。ただ、アドバイザーから事前に対策やポイントを教えていただけたおかげで、勉強する頭に切り替えらえれていた為、効率よく準備を進められました。
苦労したなと感じるのは、自分の考えを伝えること。もともと得意ではなかったので、面接対策ではアドバイザーから自分の考えを整理する方法や話し方を教えていただき、とても助かりました。また、働きながらの転職活動は時間との戦いでした。限られた隙間時間をどう活用するかを工夫するのが大変でしたね。
最終面接で逆質問をした際に対応してくださった方が、まだ若い方だったのですが、とても生き生きと話されていたのが印象的でした。それまでは年上の方と話す機会が多かったのですが、同世代の方が多い職場で刺激を受けながら成長できそうだと感じたんです。ここでならエンジニアとして成長しながら長く働けると思い、承諾を決めました。
選考で特に評価されたと感じたのは、自分自身で学びながら業務改善を行ってきた経験です。たとえば、ExcelのVBAを使って、通常2時間かかっていた作業を30分程度で完了できるように自動化したり、PythonでOCRツールを作成したことが具体例として挙げられます。
また、マニュアルを作成する際には、使う人が迷わないよう分かりやすく丁寧に書くことを意識していました。この姿勢も評価されたように思います。
さらに、アプリケーターという工具の修理についても、最初はメーカーの方に頼っていましたが、直接やり取りをしながら自分で修理できるようになった経験があります。これらの取り組みを通して『業務に対して主体的に取り組む姿勢』がアピールポイントとなり、面接官の方に良い印象を与えられたのではないかと思います。
1月に入社し、まず2ヶ月間の研修を受けました。未経験からのスタートだったので、最初は難しく感じることも多かったですが、しっかりとした研修体制が整っていました。
1ヶ月目は座学中心で、幅広い知識を習得しました。Javaから始まり、Gitの使い方、SQL、HTML、CSSと、エンジニアとして必要な基礎知識を体系的に学びました。2ヶ月目は実践に移り、Webページの作成やMVCモデルの考え方を学びました。理論だけでなく、実際に手を動かしながら学べたので、より深く理解できました。
3ヶ月目から案件に配属になりました。片道1時間弱の通勤は少し大変ですが、物流システムを作っている会社で、大規模開発に携わる貴重な経験をしています。
技術スタックとしては、バックエンドではC#言語、フロントエンドではVB.NET、React、TypeScriptを使用していますが、現在はバックエンドがメインで、フロントはまだあまり触っていません。
業務は単体テストから始まり、画面追加等を担当しています。1人での配属でしたが、30人くらいのチームの中で、アジャイル開発でドタバタしながらも、充実した毎日を過ごしています。出社での勤務で、今年中は同じ案件を続ける予定です。
実際に働いてみると、チームでのコミュニケーションや設計段階での議論、テストケースの検討など、想像以上に多様な業務があることを知りました。
特に、アジャイル開発の現場では、日々の状況変化に対応しながら柔軟に作業を進める必要があり、計画通りに進まないことも多いです。最初は戸惑いもありましたが、徐々にその環境に慣れ、むしろ変化に富んだ業務の面白さを感じるようになりました。
また、大規模開発では、自分の担当する部分が全体のどの位置にあるのかを常に意識する必要があり、全体を見渡す視点の重要性を学びました。
一番やりがいを感じるのは、研修で学んだ知識を実際の業務で活用できた時です。例えば、Javaの基礎知識がC#の理解に役立ったり、SQLの知識がデータベース操作で活かされたりすると、学習の成果を実感できます。
また、単体テストを通じて、自分が書いたコードが正しく動作することを確認できた時の達成感は格別です。最初は簡単なテストケースから始まりましたが、徐々に複雑な処理のテストも担当するようになり、自分の技術力の向上を実感しています。
チームメンバーとの協力も大きなやりがいの一つです。30人という大きなチームの中で、それぞれが異なる専門性を持ちながら一つのシステムを作り上げていく過程に参加できることは、非常に刺激的で学びの多い経験です。
現在の業務を通じて、大規模開発やアジャイル開発の経験を積み重ね、バックエンドエンジニアとしてのスキルを磨いていきたいと考えています。将来的には、フロントエンドの技術も習得し、フルスタックエンジニアとして活躍したいと思っています。また、毎年業務の中で目標を設定し、それを着実に達成していきたいです。
プライベートの目標はムキムキになることです。笑
高校時代の野球をしていた頃の体型に戻りたくて、3日に1回ジムに通っています。
話しやすい雰囲気を作ってくださったことです。アドバイザーがいつも褒めてくださって、転職活動中でも嬉しい気持ちにさせてくださり前向きな気持ちでいられました。職務経歴書の相談をした時も、自分では気付けないような経験の引き出しを上手に広げていただけたのがありがたかったです。