
法律事務所で弁護士のサポート業務を担当し、精神的な負荷の大きい案件にも向き合ってきたA.Aさん。業務量の多さと将来への漠然とした不安から、未経験でインフラエンジニアへのキャリアチェンジを実現しました。周りに転職を悟られたくないという葛藤、そして複数のエージェントを比較する中で見えてきた「自分に合った進め方」の見極め方とは。異業種からIT業界を目指す方にも、転職活動を周囲に知られたくないと感じている方にもヒントになるインタビューです。
事件などの案件の対応や精神的に不安定な状態のお客様への対応業務
サーバーエンジニア研修を受講中。ネットワーク・サーバーの運用保守に携わる予定です。
インタビューの概要
大学を卒業後、法律事務所で弁護士のサポート業務を約2年担当していました。
業務量が多く、精神的な負荷も大きい環境でした。お客様は精神的に不安定な方も多くて、その対応をしながら自分の業務もこなさなきゃいけなくて、自分の中でパンクしてしまった部分がありました。身の危険を感じるようなこともあって、このまま働き続けても、この先いいことはないんじゃないかと思ったのが転職を考えたきっかけです。周りの先輩が辞めていくのを見て、このままでいいのかなと考えるようになりました。
最初は法律業界に残ることも考えて、営業事務のような仕事も検討しました。ただ話を聞いていくと、今までのように人と関わりながら仕事をするというよりは、一人で黙々と作業するようなイメージで。それはちょっと自分のやりたいことじゃないなと思いました。
ちょうどその頃、ChatGPTのようなAIや、飲食店のロボット配膳など、人が必要とされなくなる仕事が増えていくんだろうなと感じていて。そういう時代の中で、自分が人として必要とされ続けるにはどうしたらいいんだろうと考えて調べていく中で、IT業界にたどり着きました。
最初はIT業界のことも全然わかっていなくて、インフラの中にもいろんな種類があることすら知らないところからのスタートでした。前職でSalesforceを使っていたんですが、システムが不具合で使えなくなった時、翌日には直っていて。それを直していたのがエンジニアの方だったんだと思うんですけど、その時に「働いている人を支える仕事があるんだ」と気づいたのが、インフラに興味を持ったきっかけです。人を支える仕事がしたいという自分の価値観と、そこがマッチしているなと感じました。
人を支える仕事に携われること、それが一番の軸でした。前職でも弁護士の方や、お客様を支える仕事をしてきたので、その延長線上にある仕事を選びたいと思っていました。
転職はしたいという気持ちがありつつ、正直、自分が何をやりたいのかがわからないというのが一番の不安でした。IT業界は分野がとても幅広いので、自分がどこでならやっていけるのか、最初はまったく見えていなかったです。
あとは、本当に転職するのが正解なのか、それとも今の仕事を続けるのが正解なのか、正解のない未来の話だったので、そこに対する不安もありましたね。
面接に向けてIT業界のことを調べる作業も、今の仕事と両立しながら進めなきゃいけなかったので、そこは大変でした。
藤井さんにお会いしてから、約1ヶ月で2社選考し、2社とも内定をいただくことができました。
これまでいろんな人と接しながら仕事をしてきたので、わからないことを講師の方にすぐ聞く力や、コミュニケーション力は活かせたかなと思います。
内定をいただいた会社が2社あり悩んでいました。どちらも研修が2段階になっていて、次のステップに向けてしっかり準備しながら進めていける点は共通して魅力に感じていました。
その中で決め手になったのは、と、もう1社と比べて商流構成の浅い案件が多くインフラに特化している点だったことです。あとは、賞与があるという点も大きかったです。
今の研修先でも、講師の方たちが本当に初歩的な質問にも優しく教えてくれて、時間を作って支えてくれました。将来的には、私と同じように未経験で不安を抱えながら入ってくる人に対して、そういうふうに教えられる先輩になりたいと思っています。
以前使っていたエージェントさんは電話でのやり取りが中心で、業務中に電話がかかってきても出られなかったり、折り返してもつながらなかったりして、正直やりづらさを感じてすぐにやめてしまいました。転職活動をしていることを周りに知られたくなかったので、LINEでやり取りできるキャリアカンパニーさんは、忙しくても自分のタイミングで返信できて、とてもやりやすかったです。
面接対策の資料をいただいたり、学習面で不安なことを相談したりした時も、本当に親身に対応してくださって。転職前は、実際にIT業界で働いている人と話せる機会がなかったので、不安なことを相談できる相手がいたのはすごく心強かったです。
前職の引き継ぎ業務が本当に多くて、退職日ギリギリまで対応に追われていたので、事前の学習が全然できないまま研修に入ってしまいました。最初の吸収の段階でかなり大変さを感じたので、少しでも自分が楽しそうだと思える範囲でいいので、入社前に何か触れておくのがおすすめです。コマンドに興味があればコマンドだけでも、SNS周りの知識に興味があればそこだけでも。楽しそうと思える部分から始めると、少し楽になると思います。
タイピングについても、練習しておいて良かったと思います。研修では動画を見ながらノートアプリにまとめる作業や、日報・議事録の作成など、パソコンを使う場面がとても多くて。タイピングが遅いと学習のスピードにも影響してしまいます。特に日本語ではなくアルファベットやコマンドを打つ場面で戸惑う人も多いと思うので、eタイピングのようなIT特化のタイピング練習をしておくと安心だと思います。