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20代エンジニアの転職は「成功する?」それとも「失敗する?」。転職を考えた時に「成功しにくいのでは?」と悩む、エンジニア微経験者は少なくありません。
エンジニア1年ほどのはじめさんもその1人。キャリアが少ないため、転職活動をしても失敗するのでは?と、不安を抱いているようです。
今回はキャリアアドバイザーのかとうさんに、20代の転職について相談することにしました。
経験が少ないに限らず、転職活動には不安がつきまとうもの。しかし、転職までのポイントを知ることで、キャリアの道が開ける可能性が高まるでしょう。
まずは「自分のキャリア」を洗い出しましょう。過去の経験を分析することで、自分の強みを把握できます。
自分が携わった業務やプロジェクトの内容の振り返りが大切なんですね。
可視化することで、企業が希望する人材と自分のスキルがマッチしてるか確認できます。経験はアピールポイントにもなるので、これまで携わった業務などをノートなどにまとめてみましょう。
5年後や10年後どんなエンジニアになりたいか、具体的にイメージしてみましょう。例えば、「大規模なシステムの設計・開発をまとめるエンジニアになりたい」「世の中に役立つサービスを作りたい」など…。
具体的な目標設定により、キャリアプランが明確になりますよ。
なるほど!目標を定めるか。決めた目標から必要なキャリアプランを考えるんですね。
転職活動ってどのくらいの期間で進めるのがいいですか?
転職活動の平均的な期間は3か月ほどと言われていますが、自分のペースに合わせて進めることが大切です。焦って行動すると、失敗する可能性もあるので。
いつ転職したいかを考え、そこから逆算して情報収集や書類の用意、面接対策などの時間を振り分けると、余裕を持った転職活動ができるでしょう。
企業の求人情報を見るとき、給料や福利厚生に目が行きがちで…。
給料や福利厚生も大切なポイントですよね。しかし、事業内容や将来性、自分が思い描くキャリアプランに適した企業であるか、総合的に判断しましょう。
公式サイトや採用ページだけでなく、SNSや社員の口コミサイトも参考になります。自分の希望するキャリアプランなどと合うかどうかを見極めるために、さまざまな情報源を活用するのがおすすめです。
書類対策や面接対策ってどこまですればいいかわからなくて。
書類対策では、これまでのスキルや経験が企業の求める人物像に一致しているかをアピールしましょう。面接対策では、「なぜその企業なのか」を明確に伝えることがポイントです。
洗い出した経験などを具体的にすることで、企業側に自分をアピールできます。
また、ぶっつけ本番の面接は不安に感じる場合は、模擬面接を受けたり、友人や家族に質問してもらったりするなど、実践的な練習を積むと、本番でも落ち着いて対応できるでしょう。
20代エンジニアの転職は需要とかありますか?僕自身そうなのですが、経験値が低いから、相手にされなさそうな気がして…。
そんなことないですよ!20代は転職市場で評価されやすいんです。いくつか理由はありますが、スキルの成長に期待する企業って多いですよ。
そうなんですか!なんだか前向きに転職活動ができそうです。
スキルが十分でなくとも、20代が持つポテンシャルの高さは企業から求められやすい傾向にあります。新しい技術を習得するスピードが速く、企業の成長に貢献できる人材として期待されています。
成功しやすいように感じる20代エンジニアの転職ですが、必ずしも成功につながるわけではありません。場合によっては失敗することもあるようです…。
20代エンジニアの転職で失敗するケースってありますか?
そうですね。考えられる要因はいくつかありますが、ここでは2つ取り上げてみましょうか。まず1つ目は「思い描くキャリアプランがあやふや」なことです。
自分の将来がはっきりしていないと、失敗しやすくなるんですね…。
自身のスキルや将来の目標を明確にせず、なんとなくで転職する場合、希望する業務や環境とミスマッチが生じやすくなります。モチベーション低下や再転職を招くリスクが高まるケースもあるため、注意が必要です。
転職前には、自分が実現したいキャリア像を整理し、応募企業がそれに合致しているかを慎重に確認することが大切です。
2つ目の失敗するケースは「転職活動が不十分」なこと。企業や業界などを十分に調べないまま転職した場合、ミスマッチが起こりやすくなります。
しっかりとした下調べが大切なんですね。
面接や書類対策が十分でない場合、自己アピールが企業に伝わらないこともあります。求めるスキルを身につけていたとしても、発揮できなければ採用に結び付きにくくなるでしょう。
面接で聞かれやすい質問の答えはあらかじめ用意する、応募書類は丁寧に作成するなど、しっかり対策しておくと安心です。
転職で成功するためのポイントを聞いたはじめさん。しかし、1人の転職活動にやや不安もあるようです。
転職活動って1人でするものだと思うのですが、不安もありまして…。
そういった時は転職エージェントの利用がおすすめです。求人情報を提供するだけでなく、履歴書や面接対策、キャリアプランの相談など、個別的にサポートを行います。
全面的にサポートをしてもらえるのは安心です!
転職エージェントは数多くの転職者をサポートしてきた経験から、1人ひとりに適したキャリアプランを考え、実現に向けてサポートします。また、自分の強みや弱みを客観的に分析するので、自分では気がつかなかった強みや適性を引き出してもらえるので、方向性を明確にできるでしょう。
キャリアカンパニーでは、ITキャリアのステップアップをサポートします。プロのアドバイザーや現役のエンジニアが1人ひとりに向き合い、キャリアを考え、寄り添った伴走型支援を行いますので、初めての転職も安心してお任せください。
気をつけたいポイントもあり、キャリアアドバイザーとの相性は転職成功を左右するかもしれません。
えー。相性って大切なんですか⁉
コミュニケーションがスムーズでないと、適切なアドバイスを受けられなかったり、転職者とアドバイザーの間で認識違いが生じたりすることもあります。自分のキャリアや希望に対し、真摯に向き合ってくれるキャリアアドバイザーを選ぶことが大切です。
キャリアアップするためには転職だけでなく、他にも押さえたいポイントがあります。転職とあわせて進めておきたいキャリアアップのコツを見ていきましょう。
知識とスキルを磨くことは転職成功のカギ!まずは、不足する部分や目指すキャリアに必要なスキルをリストアップしましょう。
リストアップした後、どれから手をつけたらいいのか悩みそうです。
ベースを整えることが大切なので、基礎力を磨くのがおすすめです。例えば、オンライン学習を使って基礎を学ぶなど。オンライン学習ならスキマ時間を有効活用できるので、働きながらでも無理なく続けられますよ。
その他、新しい技術やツールを学び、実務での経験を積むことはもちろん、資格取得などで自己投資を続けてみるのも効果的です。実務に即したスキルを身につけると、転職時により多くのチャンスを得られます。
人脈を広げると、技術やキャリアのアドバイスを得られる場合もあるので、積極的に他のエンジニアと交流を深めましょう!
どのような場所で人脈を増やしたらいいですか?
エンジニアに関する勉強会やセミナーなど、自分が興味を持つ・参加しやすいイベントがおすすめです。他のエンジニアの仕事内容やキャリアなどの話を聞くことは、自己スキルの成長やモチベーションアップにもつながります。
20代エンジニア微経験での転職は、不安や心配があるかもしれません。しかし、多くの企業では20代が持つポテンシャルや柔軟性に期待をしています。
キャリアアップに向けた転職は新しい自分と出会うチャンスでもあります。ITエンジニアの転職を伴走する「キャリアカンパニー」では、1人ひとりに寄り添った転職支援サポートをいたします。
「エンジニアとしての経験が浅いけれど転職できる?」「どのようにキャリアアップしたらいいかわからない」などの転職のご相談はキャリアカンパニーの無料相談をご利用ください。ご自身に合ったキャリアプランをご提案いたします。