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転職サイトでIT系の求人を眺めていると、「システムエンジニア」「インフラエンジニア」「プログラマー」といった職種名がずらりと並んでいますよね。でも、それぞれ何が違うのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
実は、IT業界には20種類以上の職種があり、仕事内容も必要なスキルも大きく異なります。「IT=プログラミングができる人の仕事」というイメージをお持ちかもしれませんが、実際にはプログラミングをしない職種もたくさん存在します。
この記事では、IT関係の仕事を「家づくり」に例えながら職種ごとの違い、未経験から転職しやすい職種、そして今日から始められる具体的なステップまでわかりやすく解説していきます。

IT関係の仕事について調べていると、専門用語ばかりで頭が混乱してしまいますよね。でも安心してください。ここでは、誰でも理解できるように「家づくり」という身近な例を使って、IT業界の仕事を紐解いていきましょう。

IT関係の仕事を最もわかりやすく理解するには、「システム開発=家を建てること」と考えるとイメージしやすくなります。
家を建てる際には、まずお客様が「こんな家が欲しい」という希望を伝えます。それを受けて建築士が設計図を描き、大工さんが実際に家を建て、電気工事士が配線を整え、水道工事士が水回りを整備します。家が完成した後も、メンテナンス業者が定期的に点検や修理を行います。
IT業界も全く同じ構造です。お客様の「こんなシステムが欲しい」という要望を聞いて設計図(仕様書)を作るのがシステムエンジニア、その設計図をもとに実際にプログラムを書いて作り上げるのがプログラマー、システムが動くための基盤(ネットワークやサーバー)を整備するのがインフラエンジニアです。
この例え話を頭に入れておくと、これから説明する職種の役割がぐっと理解しやすくなるはずです。
IT業界で働く人は、大きく4つのタイプに分類できます。
①作る人(開発系)
システムやアプリケーションを実際に作り上げる技術職です。システムエンジニア、プログラマー、Webエンジニアなどがこのタイプに該当します。家づくりで言えば、設計士や大工にあたる役割です。
②支える人(インフラ系)
システムが安定して動くための基盤を整備・管理する技術職です。ネットワークエンジニア、サーバーエンジニア、クラウドエンジニアなどがここに含まれます。家づくりで言えば、電気工事士や水道工事士のような存在です。
③売る人(営業・コンサル系)
IT製品やサービスを企業に提案・販売する職種です。IT営業やITコンサルタントがこのタイプです。営業職の経験がある方なら、そのスキルを直接活かせる分野でもあります。
④管理する人(マネジメント系)
プロジェクト全体の進行管理や予算管理を担当する職種です。プロジェクトマネージャーなどがこれにあたります。家づくりで言えば、現場監督のような役割です。
自分がどのタイプに興味があるか、どのタイプが自分の適性に合っているかを考えることが、職種選びの第一歩になります。
IT業界でよく耳にする「上流工程」と「下流工程」という言葉も、家づくりで考えるとわかりやすくなります。

クライアント対応~設計が上流工程にあたり、開発~保守を一般的には下流工程と呼びます。
上流工程
お客様の要望を聞いて「何を作るか」を決め、設計図を作る段階のことです。家づくりで言えば、施主との打ち合わせや設計図の作成にあたります。システムエンジニアが主に担当する領域で、コミュニケーション能力や論理的思考力が重視されます。
下流工程
設計図をもとに実際に「作る」段階のことです。家づくりで言えば、大工が木材を組み立てる作業にあたります。プログラマーが主に担当し、プログラミングスキルが求められます。
未経験からIT業界に入る場合、多くの方は下流工程からスタートします。実際に手を動かして経験を積み、徐々に上流工程へとステップアップしていくのが一般的なキャリアパスです。ただし、インフラエンジニアやIT営業などの職種では、この区分が当てはまらないケースもあります。
上流工程と下流工程の違いについて未経験の方にもわかりやすく解説しています。

それでは、IT業界の代表的な10の職種について、それぞれの仕事内容を詳しく見ていきましょう。ここでは、実際の転職市場で需要が高く、未経験者でも目指しやすい職種を中心にご紹介します。

開発系の職種は、実際にシステムやアプリケーションを作り上げる仕事です。プログラミングスキルが求められる分野ですが、職種によって求められるスキルレベルは異なります。
システムエンジニア(SE)
お客様の要望をヒアリングし、それを実現するための設計書(仕様書)を作成する職種です。「何を作るか」を決める重要な役割を担います。コミュニケーション能力や論理的思考力が重視されます。お客様との打ち合わせ、設計書の作成、プログラマーへの指示出しなどが主な業務です。
プログラマー(PG)
システムエンジニアが作成した設計書をもとに、実際にプログラムコードを書いて機能を実装する職種です。Java、Python、PHP、C#など、様々なプログラミング言語を使用します。コツコツと作業を進めるのが得意な方、細かい作業が苦にならない方に向いています。
Webエンジニア
WebサイトやWebアプリケーションの開発を専門とする職種です。ユーザーが目にする部分(フロントエンド)を作る人と、裏側の仕組み(バックエンド)を作る人に分かれます。ECサイトやSNS、業務管理システムなど、私たちが日常的に使っているWebサービスを作る仕事です。トレンドの変化が早い分野なので、新しい技術を学び続ける姿勢が求められます。

インフラ系の職種は、システムが安定して動くための土台を整備・管理する仕事です。プログラミングスキルよりも、ネットワークやサーバーの知識が重視されます。実は、未経験者にとって最も転職しやすいのがこのインフラ系の職種です。
ネットワークエンジニア
企業のネットワーク(インターネット接続環境や社内LAN)を設計・構築・運用する職種です。わかりやすく言えば、「会社のパソコンがインターネットに繋がらない」「Wi-Fiが遅い」といった問題を解決する仕事です。ネットワーク機器の設定や、通信経路の最適化などを行います。資格(CCNA)を取得することで知識を証明しやすいため、未経験者でも比較的転職しやすい職種です。
サーバーエンジニア
Webサイトやアプリケーションが正常に動作するための「サーバー(コンピューター)」を管理する職種です。例えば、あなたがAmazonで買い物をする時、その裏側でサーバーが注文情報を処理していますが、そのサーバーを管理するのがサーバーエンジニアの仕事です。サーバーの構築、設定、監視、トラブル対応などを行います。
クラウドエンジニア
AWS(Amazon Web Services)、Microsoft Azure、Google Cloud Platformなどのクラウドサービスを使ってシステムを構築・運用する職種です。近年、多くの企業がオンプレミス(自社でサーバーを持つ形態)からクラウドへ移行しており、需要が急増している注目の職種です。

営業・サポート系の職種は、IT技術と人を繋ぐ役割を担います。技術的な知識は必要ですが、それ以上にコミュニケーション能力が重視される分野です。
IT営業(セールスエンジニア)
IT製品やサービスを企業に提案・販売する職種です。一般的な営業職との違いは、技術的な質問にも答えられる「技術営業」である点です。お客様の課題をヒアリングし、それを解決できるIT製品を提案します。技術的な知識は入社後の研修でも習得できるため、「ITの知識はないけれど、人と話すのは得意」という方に向いています。
ヘルプデスク・IT事務
社内のパソコンやシステムのトラブル対応、問い合わせ対応を行う職種です。「パスワードを忘れた」「プリンターが動かない」「新しいソフトの使い方を教えてほしい」といった社員からの問い合わせに対応します。IT業界の中で最も未経験者が入りやすい職種であり、技術的なハードルも比較的低めです。

マネジメント系の職種は、プロジェクト全体を統括し、成功に導く役割を担います。一般的には、エンジニアとして5〜10年の経験を積んだ後にステップアップする職種です。
プロジェクトマネージャー(PM)
システム開発プロジェクト全体の進行管理、予算管理、品質管理、メンバー管理を行う職種です。家づくりで言えば、現場監督のような存在です。お客様、エンジニア、経営陣など、様々な立場の人たちと調整しながらプロジェクトを進めます。リーダーシップ、マルチタスク能力、問題解決能力が求められます。
ITコンサルタント
企業の経営課題をIT技術で解決する提案を行う職種です。IT業界の中でも最も高年収の職種の一つとされ、経営視点とIT知識の両方が求められます。未経験からいきなり目指すのは難しいですが、将来的なキャリアゴールとして視野に入れておくとよいでしょう。
| 職種 | 主な仕事内容 | 未経験難易度 | 文系適性 | プログラミング |
| システムエンジニア | 要件定義・設計 | ★★★☆☆ | ◎ | △ |
| プログラマー | コード実装 | ★★★★☆ | △ | ◎ |
| Webエンジニア | Web開発 | ★★★☆☆ | ○ | ◎ |
| ネットワークエンジニア | ネットワーク構築 | ★★☆☆☆ | ◎ | 不要 |
| サーバーエンジニア | サーバー管理 | ★★☆☆☆ | ◎ | 不要 |
| クラウドエンジニア | クラウド構築 | ★★★☆☆ | ◎ | △ |
| IT営業 | 提案・販売 | ★☆☆☆☆ | ◎ | 不要 |
| ヘルプデスク | トラブル対応 | ★☆☆☆☆ | ◎ | 不要 |
| プロジェクトマネージャー | プロジェクト管理 | ★★★★★ | ◎ | △ |
| ITコンサルタント | 経営課題解決 | ★★★★★ | ◎ | △ |
※未経験難易度:★が少ないほど転職しやすい
この表を見ていただくとわかるように、プログラミングスキルが不要な職種も多く存在します。また、文系出身者でも活躍できる職種が大半を占めています。


「未経験でもIT業界に転職できる」と言われても、実際にどの職種なら転職しやすいのか気になりますよね。ここでは、転職エージェントとして日々求人を扱う中で感じる、未経験者が実際に転職しやすい職種をランキング形式でご紹介します。
ヘルプデスク・IT事務は、未経験からIT業界に入る際の最も現実的な選択肢です。なぜこれほど未経験者を歓迎するのかというと、技術的なハードルが比較的低く、丁寧なコミュニケーション能力があれば十分に活躍できるからです。
入社後は先輩社員のサポートを受けながら、徐々に対応できる問い合わせの幅を広げていきます。最初は簡単な問い合わせから始まり、半年から1年ほどで一人で対応できるようになる方が多いようです。
キャリアパスとしては、ヘルプデスクで経験を積んだ後、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアへとステップアップしていく道が一般的です。「まずはIT業界に入りたい」という方にとって、最適なスタート地点と言えるでしょう。
ネットワークエンジニアが未経験者にとって転職しやすい理由は、資格取得によって知識を証明しやすい点にあります。CCNA(Cisco Certified Network Associate)というネットワーク資格を取得していれば、実務経験がなくても「基礎知識はある」と評価してもらえます。
実際の現場では、お客様との折衝も頻繁に発生します。「御社のネットワーク環境をヒアリングさせてください」「このような構成を提案します」といったコミュニケーションが必要になるため、営業職で培った対話力が大いに活きる職種です。
手に職をつけながら着実に年収アップを目指せる職種です。
サーバーエンジニアは、監視業務から始めることで未経験者でも入りやすい職種です。監視業務とは、24時間体制でサーバーの稼働状況を監視し、異常があれば対応する仕事です。夜勤がある場合も多いですが、その分手当がつくため、若いうちにしっかり稼ぎたい方には向いています。
監視業務で1〜2年経験を積むと、次は保守業務(サーバーのメンテナンス)、さらに構築業務(新しいサーバーの立ち上げ)へとステップアップしていきます。このように段階的に成長できる明確なキャリアパスがあるのも、サーバーエンジニアの魅力です。
すべての企業がサーバーを使用しているため、需要が非常に安定している点も安心材料と言えるでしょう。
営業職や接客業の経験がある方にとって、IT営業は最もおすすめの転職先です。「ITの知識がないから無理では?」と思われるかもしれませんが、多くの企業では入社後の研修制度が充実しており、技術的な知識は働きながら身につけられます。
むしろ重要なのは、お客様の課題を引き出すヒアリング力、最適な提案をする提案力、信頼関係を築くコミュニケーション力です。これらは営業職や接客業で既に培ってきたスキルそのものですよね。
「営業は続けたいけれど、もっと専門性を身につけたい」という方に最適な選択肢です。
プログラマーは、上記4職種と比べるとやや難易度が高めですが、それでも未経験から目指すことは十分可能です。ただし、独学よりもプログラミングスクールで基礎を学んでから転職する方が成功率は高くなります。
おすすめのプログラミング言語は、求人数が多いJava、PHP、Pythonです。Webサイト制作に興味があるならPHP、データ分析に興味があるならPythonというように、自分の興味に合わせて選ぶとよいでしょう。
プログラミングスクールで3〜6ヶ月学習し、ポートフォリオ(制作物)を作成してから転職活動をするのが一般的なルートです。


IT業界への転職を考える際、やはり気になるのは「実際の待遇はどうなのか」「本当に働きやすいのか」という点ですよね。ここでは、ポジティブな面もネガティブな面も包み隠さずお伝えします。
IT業界は「高年収」というイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
未経験からスタートする場合は、最初から高年収というわけにはいきません。入社時の年収は300万円前後が相場です。しかし、ここからが重要なポイントです。3年後には450万円から550万円、5年後には550万円から700万円と、着実に年収が上がっていくのがIT業界の特徴です。
特にインフラ系エンジニアやクラウドエンジニアは、経験を積むほど市場価値が高まります。10年後には700万円から1,000万円も十分に視野に入ってきます。プロジェクトマネージャーやスペシャリストとして活躍するようになれば、さらに高い年収も期待できるでしょう。
「IT業界は残業が多い」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。実際のところは、企業や職種によって大きく異なるというのが正直なところです。
プロジェクトの納期前などは残業が増える傾向にあります。一方で、インフラ系の保守・運用業務は比較的安定した勤務時間で働けることが多いようです。
リモートワークについては、コロナ禍を経て大きく広がりました。総務省の調査によると、情報通信業のテレワーク実施率は約60%に達しています。
服装については、Web系企業やスタートアップではカジュアルな服装が一般的ですが、SIer(システムインテグレーター)と呼ばれる大手企業ではビジネスカジュアルが求められることが多いです。
「未経験から入社して、どれくらいで一人前になれるのか」は最も気になるポイントですよね。
最初の1年間は、研修とOJT(On-the-Job Training:実務を通じた訓練)の期間です。先輩社員の指導のもと、基礎知識を学びながら実際の業務に触れていきます。多くの企業では、新人向けの研修プログラムが用意されており、プログラミングの基礎やネットワークの基礎から学べます。
2〜3年目になると、一人で基本的な業務をこなせるようになってきます。この時期には、簡単なプロジェクトを任されたり、後輩の指導を頼まれたりするようになります。
3〜5年目には、小規模プロジェクトのリーダーを任されるようになり、技術的にも一人前として扱われるようになります。この段階で、次のキャリアを考える時期でもあります。技術を極めるスペシャリストの道を選ぶか、マネジメントの道を選ぶか、大きな分岐点となります。
IT業界の魅力をお伝えしてきましたが、厳しい側面も正直にお伝えしなければなりません。
最も大きな特徴は、常に学び続ける必要があるという点です。IT技術の進化は非常に速く、5年前の知識が通用しなくなることも珍しくありません。新しいプログラミング言語、新しいフレームワーク、新しいクラウドサービスなど、常にキャッチアップしていく姿勢が求められます。
また、繁忙期は残業が増えることもあります。特にシステムのリリース前やトラブル発生時には、夜遅くまで対応が必要になることもあります。プロジェクト型の仕事が多いため、納期に追われるプレッシャーも感じるかもしれません。
ただし、過度に心配する必要はありません。多くの企業では充実した研修制度があり、わからないことは先輩に聞ける環境が整っています。また、IT業界は転職市場が活発なので、「この職種は合わない」と感じたら別の職種にチャレンジしやすい環境でもあります。

ここまで読んで「IT業界への転職に興味が湧いてきた」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。最後に、今日から始められる具体的なステップをご紹介します。一つずつ着実に進めていけば、3ヶ月後には新しいキャリアがスタートしているはずです。
まずは、この記事で紹介した10職種の中から、自分に合いそうな職種を絞り込みましょう。判断基準は、興味(その仕事に興味が持てるか)、適性(自分の性格や得意なことに合っているか)、前職スキルとの関連性(これまでの経験を活かせるか)の3つです。
例えば、「人と話すのが好き」「営業経験がある」という方なら、IT営業やセールスエンジニアが向いているでしょう。「コツコツ作業するのが好き」「安定した仕事がしたい」という方なら、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアが良い選択肢です。
迷った場合は、是非キャリアカンパニーの無料相談をご利用ください。あなたの経歴やスキルから客観的な視点で最適な職種を提案いたします。
絞り込んだ職種について、さらに理解を深めていきましょう。YouTubeで「ネットワークエンジニア 仕事内容」「IT営業 1日の流れ」などと検索すると、現役エンジニアが実際の業務を紹介している動画がたくさん見つかります。
また、転職サイトで実際の求人票を10件以上読んでみることも重要です。「どんなスキルが求められているのか」「どんな業務内容なのか」「給与水準はどれくらいか」といった情報が掴めてきます。複数の求人を見比べることで、業界の相場感も理解できるようになります。
目指す職種が決まったら、必要に応じて学習を始めましょう。ネットワークエンジニアを目指すなら、CCNA取得に向けた学習を開始します。学習期間は3ヶ月程度が目安です。Udemyなどのオンライン学習サイトや、参考書を使って独学することも可能です。
プログラマーを目指すなら、Progateやドットインストールといったオンライン学習サイトで基礎を学びましょう。何を選べば良いかわからない方は、求人数が多いJava、Pythonを学ぶのがおすすめです。
IT営業を目指す場合は、資格は不要ですが、IT業界の基礎知識をインプットしておくと面接で有利になります。「IT業界とは」「クラウドとは」といった基本的な知識を身につけておきましょう。
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