自分一人では理解が難しい部分も、わからないことがあればすぐに質問できる環境があり、安心して学習を進めることができました。
四年制大学を卒業後、新卒で携帯ショップの販売員として約2年間勤務しました。接客業務を通じて、顧客対応力やコミュニケーションスキルを培うことができました。
その後、転職して空港内の出入国審査場にて案内スタッフとして勤務しました（非正規雇用）。多様な人々と関わる業務の中で、相手のニーズを汲み取る力や柔軟な対応力が磨かれたと思います。
1回目の転職では、職場の労働環境が改善されず、慢性的な長時間残業が続いたことから、将来のビジョンが描けなくなったのが大きな理由でした。やりがいは感じていましたが、自分の今後を見つめ直し、転職を決意しました。
2回目の転職は、非正規雇用という立場だったこともあり、会社都合での人員削減が発生。自分の意志とは関係なく職を失うリスクを感じ、より安定した環境を求めて再度転職活動を始めました。
最初にインフラという分野に興味を持ったのは、携帯ショップでのある出来事がきっかけでした。ある日、通信エラーでスマートフォンが使えないと困っているお客様の対応をした際、「この通信を支えている仕組みってどうなっているんだろう？」という疑問が湧きました。
調べていくうちに、ネットワークやサーバーといった、社会の根幹を支える存在としてインフラエンジニアの仕事を知り、強く惹かれるようになりました。
また、自分がこれまで培ってきた「問題解決力」や、学生時代に9年間続けたバスケットボールで養った「粘り強さ・継続力」は、この職種でも必ず活かせると感じました。インフラは“縁の下の力持ち”のような役割ですが、その分、責任感とやりがいのある仕事だと感じ、挑戦を決意しました。
IT業界は未経験でしたが、「ゼロから学べる環境が整っているか」「チームで協力して働ける体制があるか」という点を重視していました。
今回の決め手は、企業理念として「可能性に挑戦」「価値の創造」「信頼と尊重」を掲げており、まさに自分が求めていた企業像と一致していたことです。
また、創立50年という実績も、信頼できる環境だと感じたポイントの一つです。未経験でも安心して飛び込める場所として、迷わず入社を決意しました。
前職・前々職で培った接客経験は、転職活動でも大きな武器になったと思います。特に面接では、「相手の話を正確に聞いて理解する力」や「自分の考えをわかりやすく伝える力」が役立ちました。
また、チームワークや対人対応力は、エンジニアの現場でも求められるスキルなので、実務面でも強みとして活かしていきたいと考えています
選考の中では、質問に対して端的に答える力が評価されたように感じます。これは、前職で培った対人コミュニケーションスキルが役立ったのではないかと思います。
また、今回はオンライン面接だったため、対面よりもリアクションが伝わりにくいことを意識し、相槌や表情などの反応はやや大げさにするよう心がけました。
一番の不安は、「本当に未経験でIT業界に入れるのか？」という点でした。求人情報を見ていても、求められる知識やスキルが多く、「自分にできるだろうか」と感じる場面も少なくありませんでした。
また、ITの専門用語に慣れるまでは大変で、最初はひとつひとつ調べることに時間がかかりました。ただ、学ぶごとに世界が広がっていく感覚があり、知識を吸収するのが楽しくなっていったことが、学習継続のモチベーションになりました。
およそ2ヶ月ほどです。スムーズに進められたのは、転職サポートの手厚さがあったからこそだと思います。
転職活動の中で、主にオンライン面接の対策とCCNA（Cisco Certified Network Associate）取得のための学習に取り組みました。特にネットワークに関する基礎知識は、IT業界で働くうえで欠かせない土台だと感じたため、重点的に学習を進めました。
もともとITの知識がまったくなかったため、専門用語をひとつひとつ理解するのにも時間がかかりました。それでも、新しい分野に触れる面白さがあり、学びながら少しずつ知識が積み上がっていく感覚がありました。たとえば、テキストの中にある小テストで得点が上がっていく様子を実感できたことは、モチベーションの維持に大きくつながりました。
また、「知らないことを知ること」にワクワクする自分の性格も、学び続ける原動力になったと思います。勉強を「やらなければいけないこと」として捉えるのではなく、「自分の視野を広げるチャンス」として捉えられたことが、継続のカギでした。
さらに、「LAN」や「IMAP」、「トロイの木馬」といった単語は、前職でも耳にしたことがあるものでした。知っている言葉が出てくると、「あ、これは聞いたことがある！」と少し嬉しくなり、楽しみながら学習を進めることができました。
一番の成功は、「将来性のある専門職に就けたこと」だと思います。インフラエンジニアとして技術を身につけていくことで、キャリアの幅が広がり、自分自身の市場価値も高まっていく感覚があります。
また、雇用形態も正社員となり、年収も改善されました。生活面の安定と、スキル面の成長を両立できていることに、充実感を感じています。
直近で正社員として働いていた職場との比較になりますが、年収は約40万円ほどアップしました。
それに加えて、今後のスキルアップ次第ではさらなる年収アップも見込めるため、モチベーション高く取り組めています。
未経験からのチャレンジだったため、まずは基礎知識を身につける必要がありました。その点、資格取得に向けた学習サポートを無料で受けられたことは非常に助かりました。自分一人では理解が難しい部分も、わからないことがあればすぐに質問できる環境があり、安心して学習を進めることができました。
また、転職活動においては、自分の希望条件に合った企業を探す際、各企業の特徴や実際の雰囲気について、本音ベースでアドバイスしていただけたことが印象的でした。メリットだけでなく懸念点も含めて率直に教えてもらえたので、自分に合った企業を見極めやすく、納得感のある転職活動ができたと感じています。
