INTERVIEW

「本音」で描く、理想のITキャリアへ。キャリアアドバイザーが伝える可能性を最大化する秘訣

キャリアの選択という重要な一歩を踏み出す時、自分の潜在能力に目を向けることが不可欠です。IT業界においても、学び続ける姿勢と柔軟な思考はキャリアアップの鍵となるでしょう。 自分の経験を踏まえ、新しいスキルを積極的に習得することで、さまざまな可能性が広がります。挑戦を恐れず、自己を高める努力を重ねた結果、理想的なキャリアを築く道が開けるはずです。 今回はキャリアカンパニーのキャリアアドバイザーである中川さんに、エンジニアの転職についてお話を伺いました。

チームワークとコミュニケーション能力で未来を創造する

ーー転職後にどのような方が活躍されていますか?

学び続ける意欲を持つ方が活躍されています。

例えば未経験からスタートしても、オンラインスクールを活用してスキルを身につけた方は、その努力が確実な成果となり、自身が描くキャリアアップを果たしています。また、日々の業務外でもコツコツと勉強を重ね、自己成長を追求する姿勢も活躍する方に共通しているでしょう。

もちろん、知識の習得だけがすべてではありません。変化の激しい現代社会においては、柔軟性とチャレンジ精神を兼ね備え、新たな環境や技術にも積極的に適応していく姿勢が重要です。困難な課題に直面した際も、解決に向けて主体的に行動することでキャリアの幅を大きく広げられるでしょう。

また周囲とのコミュニケーションを大切にし、チームの一員として貢献しようとする姿勢も欠かせません。職場での信頼関係を築きチームワークを育むことで、より大きな成果を生み出すとともに、自身のキャリアを大きく飛躍するでしょう。

ーーコミュニケーション能力も大切なスキルなのですね。では、コミュニケーション能力はどのような場面で活かされますか?

特にSES(システムエンジニアリングサービス)の仕事では、コミュニケーション能力が非常に重要です。プロジェクトによっては配属先で一人で業務を行うケースも多く、周囲のメンバーと円滑なコミュニケーションを図り、わからないことを相談できる能力が求められます。

コミュニケーション能力を持つエンジニアはチームワークを促進し、プロジェクトの成功に大きく貢献します。また、クライアントとの良好な関係を築く上でもコミュニケーション能力は不可欠です。円滑な意思疎通を通じてクライアントのニーズを的確に捉え、最適なソリューションを提供することで信頼関係が深まるでしょう。

ーー経験が浅い場合、コミュニケーション能力をどのようにアピールしたら良いでしょうか?

面接においてはこれまでの経験を通して異なる意見を持つメンバーと協力し、共通の目標を達成したエピソードなどを具体的に語ると、高いコミュニケーション能力を示すことができるでしょう。

また予期せぬトラブルが発生した際に、冷静に状況を判断し、臨機応変に対応できた経験なども柔軟性をアピールする上で効果的です。

キャリアアドバイザーの中川さん

ーーそれでは、コミュニケーション能力が不得意な人はどうすれば良いのでしょうか?

当社の場合ですと、面談のサポートを行っています。またコミュニケーション重視の職場ではなく、その他の技術やスキルが評価される職場を選ぶことも一つの方法です。

当社ではコミュニケーションスキルの向上のために、一緒に練習を行うこともあります。最終的には、その方の特性に合ったキャリアプランをご提案し、長く活躍できるようサポートしています。

例えば、面接対策として経験豊富な担当者がマンツーマンで面談の練習を行い、効果的な自己PRの方法をアドバイスします。また、コミュニケーション能力を重視する職場だけでなく、技術力や専門スキルを高く評価する職場など、多様な就業先をご用意していますので、ご自身の個性や強みを活かせる最適な環境の選択が可能です。

ーー「チームワークの成功体験が少ない」「業務経験が不足している」という人はいかがでしょう?

充分な時間を取ってヒアリングすると、ほとんどの方に中学・高校・専門学校・大学のどこかで、仲間と成功を収めた良い経験があります。キャリアカウンセリングの目的の一つは、そうした経験を掘り起こし、ご本人が気づくきっかけを作ることです。

スキルについても同様で、業務経験があっても本人がスキルとして認識していないケースがあります。具体例を挙げると、Javaのコード内でSQLを使ったデータ操作を行っていても、それをスキルとして捉えていない場合、職務経歴書に記載されないことがあります。

しかし企業にとって「SQLを操作できる」というスキルは重要なアピールポイント。それが職務経歴書に記載されていないのは、非常にもったいないことです。そうした隠れた強みの掘り起こしこそ、私たちの役目です。

キャリアカウンセリングでは、本人が気づいていない強みやアピールポイントを引き出すため、本音で話せる環境づくりを大切にしています。その一環として、こちらの失敗談を共有するなど、リラックスして話せる雰囲気を意識しています。

転職成功の秘訣は、明確な目標とたゆまぬ努力

ーー転職に成功する特徴はありますか?

転職に成功される方の共通点としては、明確な目標を持ち、それに向かって努力を継続できる方。特に、面接対策や書類選考の準備を入念に行うことは、成功への重要なステップです。ご自身の経験やスキルを効果的にアピールする準備を万全にすることで、自信を持って選考に臨めるでしょう。

またアドバイスを素直に受け入れ、積極的に行動に移す姿勢も転職成功には欠かせません。

加えて、企業文化やチームとの相性を意識した自己分析も、重要なポイントですね。自分自身の強みや価値観を理解し、企業とのマッチング度合いを高めると、より良い転職を実現できる可能性が高まります。

ーー自己分析は具体的にどのようなことをするのでしょうか?

まず企業が求める人物像を理解する。企業のニーズを把握した上で自分自身の経験やスキルを客観的に評価すると、最適なキャリアプランが見えるでしょう。

自己分析の過程では過去の選択を振り返り、そこに共通する価値観や行動原理を見つけることが役立ちます。例えば、高校や大学、そして最初の就職先を選んだ理由を改めて考えてみると、自身の潜在的な価値観やキャリアに対する考え方などが明確になる場合があります。

私たちキャリアアドバイザーは、そういった軸を見つけるお手伝いをさせていただきます。「自己分析の方法を教えてほしい」「自分の強みがわからないと思う方は、ぜひご相談いただきたいです。

キャリアアドバイザーへの相談、ベストなタイミングは?

ーーキャリアアドバイザーは心強いですね。どのタイミングで相談するのが良いのでしょうか?

「まだ具体的な行動を起こしていない段階」で相談いただくことで、現状のスキルや経験を棚卸しし、必要な準備を計画的に進められます。

また、「経験が浅いので不安」「今のスキルで転職できるか心配」といった段階でもお気軽にご相談ください。不足しているスキルや強化すべきポイントを明確にし、具体的な学習プランをご提案します。

転職のタイミングや方向性についてじっくり話し合いながら、求職者様が最善の決断をできるようサポートします。

ーー相談する時、中には本当のことを言えない方もいると思います。どこまで本音で話したら良いのでしょうか?

自分自身の希望や不安、譲れない条件などを包み隠さず伝えることが大切です。

「こんなこと言ってもいいのかな…?」とためらう必要はありません。些細なことでも本音を聞かせてください。その一言が思いもよらない可能性を広げ、理想のキャリアへとつながるかもしれません。

私たちは転職活動における単なるアドバイザーではなく、未来を共に描く「伴走者」でありたいと考えています。希望を叶えるためのサポートはもちろんのこと、不安や課題の解決にも全力で取り組みます。

伴走型支援でなりたい自分に|キャリアアドバイザーと描く未来へ

ーー最後に、ITエンジニアとしての可能性を広げたい方へメッセージをお願いします。

私たちは自分の可能性を信じ、積極的にチャレンジする姿勢を持つ方に期待しています。

IT業界は経験の浅い方でも、「ITスキルを身に付けたい」「エンジニアとして成長したい」という強い熱意があれば、大きく飛躍できる可能性に満ちています。

転職は新たなキャリアに挑戦するチャンス。しかし同時に、不安や迷いを抱えることもあるでしょう。私たちキャリアアドバイザーは、そんな皆さまの挑戦をサポートし、未来を切り拓くお手伝いをいたします。

特にIT業界は技術革新のスピードが速く、常に新しいスキルが求められます。だからこそ、努力次第で大きく成長できるチャンスが溢れているのです。

転職への不安やIT業界に関する疑問など、どんな些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。私たちと共に、理想のキャリアを実現しましょう。

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